4月10日、バーチャルハードコアパンクバンドInferno Libertaが初のミュージックビデオをリリースしました。
本バンドは、VRChat内でハードコアパンクを演奏するバンドです。
メンバーは身代亜土夢さん(ボーカル)、福井ゆずはさん(ギター)、しろ・こなーさん(ベース)、tomo3ちゃん(ドラム)の4人です。
日本のパンク、ハードコアに影響を受けた日本語の歌詞と、1990年代頃から出現した従来のハードコアに比べスローな楽曲と、ヘヴィメタルに影響を受けた音作りを特徴としています。特にスラッシュメタルやゴアグラインドなど、非常に攻撃的なヘヴィメタルのサブジャンルに影響を受けた演奏と、それとは対照的にマイペースで無軌道なMCを特徴としてライブを行っています。
結成当初からオリジナル曲を多数制作しており、4月28日に東京流通センターで開催される音系同人イベント『M3』にてファーストアルバムのリリースを予定。
VRChat内にとどまらず、リアルでの活動にも進出することを念頭に置いているとのこと。
今回ミュージックビデオがリリースされた楽曲『歩幅』は、結成直後から制作され、ライブでもほぼ必ず演奏されるアンセムと言える楽曲です。他者との共感、相互理解といった美徳に疑いの目を向ける斜に構えた歌詞が印象的。
サウンド面も疾走感のあるヴァース部分と重く歪んだビートダウン部分のテンポダウンの対比が、バンドのスタンスを分かりやすく提示していることからミュージックビデオが制作されました。