VRダンスがリアルに飛び出す！複合型ダンスイベント「ZeroLatency2024」10月13日東京にて開催

VRChat上でVRダンスコミュニティを運営する給湯器ぽっとさんと、VRダンスコミュニティ「たまLab.」が、10月13日にダンスイベント「ZeroLatency2024」を開催することを発表しました。

「ZeroLatency」は、VRダンスコミュニティ「ぽっともダンス部」主催の給湯器ぽっとさんが、「VRだけでなく、現実世界でのVRダンサーの祭典を開きたい」と開催するリアルイベント。昨年に引き続き2回目の開催です。10月13日の13時から20時までみっちり7時間を埋め尽くすコンテンツが予定されているそうです。

これまで3年間にわたりVRダンス活動を行い、個人でVR上のダンスを目的としたDJイベントやダンスショーケース、ダンスサイファーなどを企画・運営してきた給湯器ぽっとさん。

今回、日本のストリート・ヒップホップカルチャーの黎明期からダンスに親しみ、VRダンス界でも活躍している最前線のダンサーたちの協力を得て、VRダンスカルチャーの魅力を目一杯に詰め込んだそう。

VRダンスカルチャーを味わいつくす4つのコンテンツ

イベントの目玉は大きく4つ。

①ダンスの基本を改めて学ぶためのダンスワークショップ

1つ目は、ダンスワークショップです。講師はメタカルでもとりあげたダンサーのりおさん。Soulの動きの中から、VRChatの中では伝え辛い体幹のリズムを中心とした90分のワークショップでみっちりからだのうごきをレクチャーします。

講師　のりおさんプロフィール

2021年10月よりVRChat開始。VRダンスチーム「BoogieRevivalClub」所属 フルトラッキング適性アバターや衣装の販売ショップ「nolilon」オーナー。 ダンス歴25年。Houseでダンスを始め、クラブでバーテンダーをしながらSoul,Lock,Boogalooなどを学ぶ。 憧れのダンサーは坂見誠二さん。 VRP Dance Studioでのレッスンは休止中。不定期開催としています。

VRからダンスを始めた人は現実のスタジオでレッスンを受けた経験がない人も多く、慣れ親しんだ友人たちと一同に会して受けるレッスンは得難い機会になりそうです。

②最も華々しいダンスショーケース

コミュニティ内のイベントにおいて最も華々しく、常にVRダンス新規流入の要となってきたダンスショーケースをプログラムに入れ込みました。総勢7組、15名のダンサーによるショーケースが予定されています。

③アメリカのVRダンスコミュニティ「InternationalDanceAssociation」とのコラボ

VRダンスコミュニティがあるのは、もちろん日本だけではありません。海外にもいくつものダンスコミュニティがあり、多数のダンスイベントが開催されています。その中でもアメリカ在住のメンバーで主要メンバーを構成している「InternationalDanceAssociation（以下、IDA）」。場所を問わず世界でダンサーの育成とダンスカルチャーの発展に寄与している団体です。今回数名のメンバーが訪日してくれて、「ZeroLatency2024」を彩ってくれます。

④ゲストDJはおなじみのMazzn1987さん

ダンサーにとってはDJタイムがなによりのごほうび！「ZeroLatency2024」では、VRChat内の数々のDJイベントに出演され、自らもクラブワールドのオーナーでもあるMazzn1987さんをゲストに招聘。最高に楽しいDJタイムが確約されています。

Mazzn1987さん プロフィール

2020年より活動しているVRDJ。
Funkバンドでのギタリスト経験を元に、自身がFunkyと感じる音楽で楽しく踊れるフロアを作る。Jazz、R&Bバンドでの経験を元にラウンジプレイも得意とする。

⑤リアルでも闘おう。ダンスバトル

VRダンス界隈では、VRダンスバトルも盛んです。毎月「たまLab.」が開催している「軽ノリ」をはじめ、数々のダンスバトルがあるなか、今回VRChatのユーザーとリアルでバトルイベントをする機会もつくったそう。IDAからメンバーのCharmaさんがバトルDJを務めます。

フリースタイルバトルなら任せてください。様々なスタイルで踊る人がいるVRダンスバトルで完璧な選曲を行うには、参加者一人一人をよく理解する必要があります。皆さんがダンスイベントに参加してくれるのをいつも待っています！

⑥VRChat民にはおなじみ？！ティキバーが大阪より出張開店！

主に関西のVRChatユーザーがよく利用する、心斎橋のバー「リベルダージ」。店長はティキレスさん。最近ではリアルのバー会場とVRChat上の「リベルダージ」バーワールドと連動させたイベントも多数開催しています。今回「ZeroLatency2024」のために、出張ティキバーを開いてくれます。美味しいお酒やドリンクで心地よい時間を提供してくれることでしょう。

私はBARカウンターって言う特等席から、皆さんが楽しむ姿を見ていますよ！

会場は、東京都新宿区の西早稲田にある「IN THE HOUSE “nishiwaseda street dance park”」。約160平米のダンススタジオで、最大100名ほどでの開催を想定しています。むき出しの配管やネオンサインのライティングなど、まるでVRChatのワールドにありそうなかっこよさです。

リアルの著名なダンスユニットのPV撮影などにも使われているダンサーのためのスタジオです。

盛りだくさんの内容をぎゅっと7時間にまとめたダンスイベント「ZeroLatency2024」。企画した意図を主催の給湯器ぽっとさんに伺いました。

「ZeroLatency」は、VRダンスの楽しさはそのままに、VRダンサー達がリアルな世界でもダンスの可能性を広げていき、より深くVRダンスに親しんでくれることを目指して、VRダンスカルチャーの魅力を目一杯に詰め込んで企画したイベントです。
ダンスを観たり、音楽を楽しみたい人にも満足してもらえると思います。ぜひどなたさまも”ZeroLatency”＝遅延ゼロのリアルな世界で、ダンスの楽しさをいま一度発見しに来てください！
そしてぽしゃけ！仲間とダンス！めいっぱい楽しんで元気になっていってください！

VRChatユーザー向けのリアルイベントが年々増える中、ダンサーやダンスを楽しむ人達に向けての最大級のイベントです。筆者は昨年の開催時に参加し、大変楽しみました。ぜひ10月東京で遅延ゼロのダンスカルチャーを体感しましょう！