アバターの可愛さを「メイクアップ」! プロが教えるメイク講座「Avatar Make Lesson in サンリオVfes」に行ってみた

皆さんは、アバターのメイクにこだわっていますか?

もちろんこだわっている方もいるでしょう。ところで……貴方のアバターって、ブルベですか?イエベですか?

「……へ?」となった人が大半だと思います。

簡単に言えば「肌色がイエローベースかブルーベースか」という現実のメイクの話なのですが、いざ耳にしても「そんな事気にしたことないよ~」「その知識どうやって使えばいいの!?」と思われる方もいるはず。

そんな本格的なメイク知識を、アバターを実例にして解説するイベント「Avatar Make Lesson in サンリオVfes」が、「SANRIO Virtual Festival 2025」のコミュニティコラボとして開催されていました。 今回は、3月5日開催回の内容をご紹介します!

なお、アバターメイクの方法もわからない!という方は下記記事をご参照ください。

「チーク」ってなんですか?わずかな違いで印象が変わるポイントメイクを解説!

本イベントの講師はメイクスマイルアーティストのMiwonderfulさん。メイクで世界を旅する活動「MakeUpTour」を通して、さまざまな場所でメイクを行ってきた方で、現在ではAR・VRを中心にメイクを教えている方です。

3月5日のテーマは「チークについて」。「チーク(頬紅)」とは、主に頬に乗せるメイクのひとつ。「よくほっぺたに入っている、ピンクのアレ」と言えばわかりやすいかもしれません。 顔にピンクや、オレンジなどの明るい色を乗せて肌の発色を良くしたり、可愛さや大人さをアピールできるアイテムです。

アバターでイメージしやすいのは、やはりほっぺたのこの部分!

でも、実はチークを乗せるのはこの部分──センターチークだけではないんです。目のすぐ下に乗せたり、鼻に寄せるように入れてラインを際立たせたりと、実はさまざまな場所に乗せることができます。

「可愛い」の印象が強いチークですが、実は目の下チークを採用すると、スッキリした大人びた雰囲気にもできたり……!?

ただ、こうやって説明するより、実際見たほうが早い!ということで、ここからは実際にアバターにチークを施したゲストを例に、チークをより具体的に解説していきます。

最初のゲスト登壇はRikuさん! もちろん今のままでも可愛い雰囲気ですが、メイクをしてみると……?

こんな感じに! より大人びた雰囲気が強調されています。 垢抜けた雰囲気にも感じられて、綺麗で可愛い!

このRikuさんのメイクをもとにMiwonderfulさんの解説がスタート。メイクで忘れてはいけない事が、グラデーションの置き方や、色を揃えること。散らかっていてはせっかくの見た目を綺麗にするメイクが無駄になってしまいます。Rikuさんの場合、唇とチーク、そして髪の色のトーンをそろえることで、全体的にまとまりを持たせたメイクになっています。

次に登壇したゲストは有線ちゃん!マイメロコーデなアバターで、「チークの位置による印象の違い」を見せてくれました。

まずはセンターチークから。ほっぺたのチークが可愛らしい! センターチークは、可愛さや、あどけなさがプラスされるチークなので、「可愛い」雰囲気に仕上げるなら使いやすいメイクになっています。

お次は目の下チーク。目の下チークは、より落ち着いた印象と、綺麗な雰囲気を補完できるものになっているため、一歩背伸びした「大人風」の雰囲気に仕上げたい時には間違いなしのチークになっています。

目の下チークと、センターチークを比較すると、かなり印象が違って見えるのがわかるでしょうか。

グラデーション、色合いの統一、そしてチークの配置。ちょっとした工夫で、見た目がこんなにも変わるのを見ると、「もしかして、メイクって大事……!?」と気づくはずです。

透明感がUPするチークは?チャレンジしやすいチークは?メイククイズに挑戦!

イベントでは、メイクに関するクイズも出題されました。メイクに関して「全くわからない」から「少しわかる」になった皆さんもぜひ考えてみてください!!

Q1:透明感がUPするのはどちらのチーム?

Q2:チャレンジしやすい(※失敗しにくい)オレンジチークは?

20秒くらい、考えてみてください……。

考え終わりましたか?答えは以下の通り!

Q1:右(ラベンダー色のチーク)

「肌の透明感」とは、明るく、白っぽく、ほんのりピンク色だと感じやすいもの。このため、透明感を出したい時には、ラベンダー色のチークを乗せると、色白な雰囲気を追加しながらほんのり肌色が表現でき、透明感を作り出せるとのことです!

Q2:左(淡い色のチーク)

もちろんどちらも良いのですが……!!肌色によっては、濃い色だと合いにくいことがあるため、最初は淡いチークからチャレンジしたほうがいいとのことでした!

リアルのメイクに不慣れな人も、レッツ・メイクアップ!

VRChatと、メイク、なんとなーく遠く感じてしまうこともあるかもしれません。

ただ「フレンドや、はじめましての相手に、可愛い/綺麗と思って欲しい!」という感覚は、リアルもVRChatも同じなはず。

そして、VRChatの方が髪色を合わせたり、ファッションを合わせたり出来たり、そもそもリアルより楽。「リアルより効果的にメイクを活用できる……!?!?」と、思ったのでは?実は、そうなんです。なので、現実のメイクに慣れ親しんでいない人も、VRChatでドンドンメイクを試していっちゃいましょう!!

ちなみに、筆者もアバターメイクが大好きなので、メイクテクスチャを買い漁っていたり……!

メタカル最前線のメイク解説記事では、オススメのメイクショップも紹介しています。もしメイクに興味がでてきた方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!