
ホビージャパンは2025年8月26日、2026年3月に開催予定の「バーチャルホビーフェス2026」のメディア向け発表会をひらきました。
「バーチャルホビーフェス2026」は、ホビージャパンがVRChatへ参入してから、今までのノウハウの集大成とした、ホビーやおもちゃの魅力を知ってもらうためのイベントとなるそうです。
今回、筆者は発表会へ参加してきたのでその様子をお伝えします!
そもそもホビージャパンとは??
今年で創業56年目であるホビージャパンは、ミニカーの輸入やホビー・おもちゃやフィギュアなどを扱う月刊ホビージャパンの創刊からスタートし、現在はプラモなどの模型、フィギュアはもちろん、ラノベなど書籍の刊行やボードゲームなども作っている企業です。
そんなホビージャパンは2023年よりVRChatへ参入し、商店街ワールド、ホビースフィア(展示)ワールドなどを公開してきました。VRChat Inc.とパートナーシップも締結し、現在もホビースフィアワールドで展示ツアーをひらいたりと、精力的に活動しています。
さっそく発表会の様子をレポート!おもちゃサイズになってフェスを回ろう!?
バーチャルホビーフェスはただ見て回る展示イベントではありません!
体験したり、触ったりはもちろんのこと、なんと会場では『トイ・ストーリー』のように、自分自身がおもちゃサイズに小さくなって展示を見てまわることができます。例えば間近でかっこいいロボットを見上げるなど、まるでアニメの主人公の気分を味わえそうです。


普段とはまるで違う視点から見られるのはメタバースならではといえます。

現時点で決定されている、出展企業の紹介もありました。
ECサイトやあみあみ秋葉原フィギュアタワーで知られるあみあみ、乗り物フィギュアのエスワンフォー。塗料メーカーのガイアノーツ、トランスフォーマーやゾイドなどで知られるタカラトミー、知る人ぞ知るモデルガンメーカーのタナカワークス、Vket出展もしているエアガン老舗の東京マルイ、超精巧スタチューのプライムワンスタジオ。そして今回主催のホビージャパン。
ホビー関連に詳しい方なら唸るようなラインナップの企業さんたちではないでしょうか。
この他にも出展予定企業は増えていくということなので、続報を楽しみに待ちましょう!

あのゾイドやトランスフォーマーも参戦が決定しています。おもちゃやホビーには詳しくない方でも、一度は名前を聞いたことのある有名な作品のロボットたち。
これらを見上げるような巨大サイズでみられるとあれば期待も高まります。
現時点ではまだ詳細未発表ですが来年3月時点での、トランスフォーマーの新作に関する展示が見られる予定だそうです。

また、現在ホビースフィアに展示中のゼロ戦に、遊び要素満載のギミックを搭載して近日販売するとも発表。その他、タナカワークスでもVR専用のモデルガンを制作中とも発表され、バーチャルホビーフェスの開催が今から楽しみです!
おもちゃの魅力をVRでつたえたい
今回の発表を拝見して、ホビージャパンのVRでの精力的な活動は、精巧なフォトグラメトリや3D技術を駆使し、おもちゃやホビーのあたらしい見せ方、魅力をつたえたいという気持ちが非常に強く感じられました。
いずれ「バーチャルホビー」というひとつのジャンルが確立されることを期待しています。