大分市府内五番街商店街振興組合は、中小企業庁事業「がんばろう!商店街事業」の補助金を活用したメタバース商店街「5thAve.METAVERSE」をソーシャルVRプラットフォーム「Neos VR」に公開したことを発表しました。開設期間は、2023年1月23日から同月29日まで。「NeosVR」のワールド検索より「Funai5Ave.Oita」と検索することで入場できます。
メタバース商店街「5thAve.METAVERSE」とは
メタバース商店街「5thAve.METAVERSE」は、ソーシャルVRプラットフォーム「NeosVR」に開設されたワールドおよびイベントです。メタバース商店街へは、会期中に世界中からアクセスできるほか、商店街関係者が実際に案内してくれたり、実際の五番街に点在するアート作品も掲載されていたりなど、現実にある大分市府内五番街商店街の魅力が体験できるエリアとなっています。
また、リアル会場のある五番街サロン(大分市府内町2-2-1)では、VRデバイスが用意されており、VRデバイスやPC環境を用意していない現地の方も、バーチャル商店街の中を歩き回ることができるとのこと。こうした自治体のメタバース活用において、「NeosVR」が用いられることはかなり珍しい事例と言えるでしょう。
忠実に再現された商店街
このワールドの見どころはなんと言っても、忠実に再現された、商店街です。
人々の生活がバーチャル空間から伝わってくるような、飾りっ気のない商店街が、とても印象的なワールドになっています。
また、「NeosVR」では、移動方法が「歩行」以外に「フライ」があり、空中から商店街を散策できるため、バーチャル空間ならではの発見があるかもしれません。
バーチャル商店街は、既存のNeosユーザーからも大変好評で、朝からラジオ体操が行われるほど人気を集めています。
そして、バーチャル商店街には、大分トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」や、大分県応援団鳥「めじろん」、株式会社豊後プロパンのキャラクター社員「クリーンビー」など、大分県にゆかりのあるキャラクターもいます。バーチャル空間で、記念撮影することもできちゃいます。
大分の魅力が詰まったバーチャル商店街、あなたも一度、訪れてみてはいかがでしょうか。そして、バーチャル空間で堪能した商店街を、今度はリアルで楽しんでみては、いかがでしょうか。
●参考リンク
・「5thAve.METAVERSE」プレスリリース