「私立VRC学園」はVRChatを拠点とする学園空間型コミュニティ体験イベントです。同イベントは、第14期開催に向けて、講師希望者を対象にした説明会を1月5日、6日の各日22時より開催することを発表しました。
具体的な授業内容の例や、その他注意事項などは説明会の中で、紹介されるとのことです。講師を行うためには同説明会への参加が必須となっています。講師参加希望者は、事前に「VRC_HighSchool」までフレンド申請を行ったうえで、開催時間にJOINを行ってください。
私立VRC学園とは？
私立VRC学園は、新たにVRChatを訪れた初心者を含め、交流目的の生徒が参加する学園空間型コミュニティ体験イベントになります。全体の人数が15人程度のクラスで、2週間の学生生活を通じて、学び・交流することが可能です。少人数ごとに構成されたクラスの中で新たな友達を見つけたり、VRChatに関する様々な知見を持つ講師から提供される授業を通じて自らの可能性を広げたりできることが大きな特徴です。
私立VRC学園の講師に求めることとは？
私立VRC学園では、講師の方には「講師だから」と身構えるのではなく、気軽に自分の経験や知識をご教授いただきます。
授業の内容は、VRChatに関する文化やそれにまつわる技術などを主なテーマとして、授業時間を45分目安でお願いしています。
授業形態は問わずに実施しております。過去の例では教室でスライドを用いた授業であったり、外部ワールドを使用した活動など様々です。
未経験でも大丈夫？
過去の講師の中には「他の人に何かを教えることが初めてだった」という方もたくさんいらっしゃいました。テーマに沿った内容であれば、これまで教える側に立ったことがない方であっても講師として教壇に立って頂くことができます。授業をするのが初めての方をフォローする仕組みの整備も進めています。
授業で使用するスライド等について、経験者の方から直接アドバイスを貰いながら作成を進められる制度です。授業のリハーサルを行うことで授業内容をより分かりやすいものに仕上げられるようになっております。
講師をするとどんな良いことがあるの？
私立VRC学園は生徒や講師とは金銭の授受を行わず、生徒会役員によるボランティアで運営されています。そのため、金銭での報酬が発生しません。講師として参加して頂く方は、「過去に自分がそうしてもらったように、VRChatを始めたばかりの人に様々なことを知ってもらいたい」という想いを持っている方が多いです。それ以外にも、「すでにある程度の規模のコミュニティやイベントを運営しており、それについてより多くの人に印象付けるための手段として私立VRC学園の授業を利用したい」という方もいらっしゃいます。
実際に1つの授業は期を通じて合計40〜50人程度のユーザーが受けることになるため、一度に多くのユーザーに自分のやっていることについて知ってもらうチャンスにもなります。
※授業の主目的はユーザーに対してVRChatの文化や技術等について知ってもらう点であり、コミュニティやイベントの宣伝ではないことに注意してください。
ただし、文化や技術を伝えたうえで若干の宣伝を加える程度であれば問題ありません。
（TEXT by ずんだ）
