5月17日、VRC合法チート研究会からVRChatにて衣装展示のワールド『コスチュームミュージアム』が公開されます。ワールド内では、アバター『桔梗』が試着用のアバターとして用意されており、ギミックを使って試着できます。3つのワールドが公開されており、100着以上が展示されています。
『桔梗』といえば、VRChatでも多くのユーザーに親しまれているアバターです。そのため、アバターの衣装の着せ替え、アバター改変を楽しむうえではオススメとも言える存在です。ですが、『桔梗』のサンプルアバターが展示されているワールドは、実はかなりレアだったりします。
『コスチュームミュージアム』では、そんな『桔梗』のサンプルがもらえるほか、着用できる衣装も展示されています。なのでアバターでファッションを楽しみたい人で何も目当てがなければ、まず行っておくべきワールドなのです!
さらに、ワールド内にはこれまでの展示ワールドから改善、チャレンジをした要素が盛り込まれていました。メタカル最前線では、先行で取材できたのでワールドの様子をお届けします。
快適な作りをした衣装展示ワールド
衣装を始め、展示ワールドは読み込みのための容量が多くなりがちな悩みがあります。今回の『コスチュームミュージアム』では、3つに分割することで、ワールドの読み込みに必要な容量を減らして回りやすくしています。
なお、VRChatの仕様につき1週間につき1ワールドの公開となります。ですが、エントランスのワールドで、3ワールドすべてアクセスできるようにポータルが用意されています。検索で出てくるようになるpublic化のスケジュールは以下のとおりです。
ワールドに置かれているポータルでは、プライベートでのインスタンスが建てられないと思うかもしれませんが、URLの取得が可能です。
操作方法がわからない場合は、この記事の最後にあるリンクからインスタンスを建てられますので、ご利用ください。
ワールド共通の仕様として、過去にVRC合法チート研究会が公開していた『チセモール』同様に右コントローラーのスティックを下げると、専用のメニューが開きます。専用のメニューでは、展示されている衣装や髪型のアクセスがどこでもできます。
購入したい商品があれば、「頒布先URL」を選択してコピー。ブラウザでペーストすることで、販売ページに飛べます。
衣装の対応アバターも確認できるため、気になったら専用メニューで確認するといいでしょう。その他にも専用メニューでは、移動速度を始めとした便利機能も搭載されています。
チャレンジングな仕掛けが盛り込まれている展示方法
『コスチュームミュージアム』は大きく分けて4エリアに分かれています。展示物を主役にするコンセプトで、エリアごとにシンプルでスタイリッシュな空間や仕掛けが行われています。
衣装に触れることで試着が可能です。衣装ごとにそれぞれ異なる髪型、ポーズを設定しているのもこだわりのポイント。こだわりを感じる作り込みです。なお、ワールドのギミックや軽量化の都合で、PhysBoneとコンストレイントは機能しておらず、テクスチャも圧縮されています。そのため、実際の商品と完全に同じわけではありません。
髪型は、デフォルトの桔梗とワールドを制作したVRC合法チート研究会から出したアバター『チェンジアバターズ』の4種類を用意。王道は抑えていると思うので、とりあえず試すには困らないはずです。
衣装の種類も幅広く揃っています。3つのワールドを巡れば、お気に入りの衣装を見つけられるはずです。
VRC合法チート研究会
V WORLD
CatPrincess
Store*Snowlight
ぬんぬん製作所
kamony-land
Asapidock
ネムタインストア
梅〆
亀鶴堂
ZAPZAProps
/PRINCIPALITY
choco*shop
Atelier-Rsche-
CuLiOuTH-クリオス
Seniti Store
IRREGULARS STUDIO
BALCONY
ichicoro_Plus
A.B.Lab
Ishtar Liberalis
OKITUNELAND
フジヤマロマンス
ろくなな産地
こあられのアトリエ
.st
monoTone
GODDODDO
おもちやさん
Atelier of Arlier
SELECT SHOP-Cornet-
MAPLE_LEAF
NookNook<ヌークヌック>
あいかわらぼ
acaiaShop
ダイダロス重工業
ゆめうつつクローゼット
Natelier -ナトリエ-
ずんわら雑貨店
アトリエパンダ
Add + Re:collection
LunaticFox
ROSI Atelier
最初に紹介するのは、1つ目のエリア。
2列にずらりと並んだシンプルなレイアウトです。上部にはミラーも置かれているため、衣装も確認できます。
2つ目のエリアを見ていきましょう。先程と打って変わって黒を基調としており、雰囲気がガラリと変わっています。水族館を参考に制作したとのことです。
面白いのが、衣装のそばに寄ると鏡が床から出てくる仕組み。近づくと鏡が出てくる仕組みは、珍しい仕組みではないですが、床から飛び出してくる仕組みは、珍しいのではないでしょうか。メカニックな仕組みも感じられて、かっこよさも伝わってきます。ちなみに床も鏡が置いてあるため、靴の裏も確認できる作りです。
3つ目のエリアは弧を描くような通路のようなレイアウト。先程の2つ目のエリアと同様に黒を基調に青が要所に使われており、近未来な雰囲気が出ています。
3つ目のエリアでは、なんと「動く鏡」があります。床が光るギミックも相まって、ついつい動きたくなる面白いギミックです。鏡が動き出すギミックは、ありそうでなかった発想ではないでしょうか。
最後のエリアは、ひたすら階段を降り続ける建築デザインです。大胆なデザインに目を引きますが、衣装1つずつにしっかり注目できる理にかなった作りでもあります。
今後も展開されていくための仕組みもすでに用意済み
『コスチュームミュージアム』は今後も運営を続けていくことを計画しています。今回の衣装は、直接声をかける形で集めましたが、今後は募集形式で行うとのことです。入稿ツールも作成し、会場も拡張が柔軟にできるモジュール化を行っているため、長期間運営できるような体制が用意されています。
今後の衣装募集は、専用Discordサーバーで行われます。以下のボタンから参加可能です。
アバターの衣装を展示する『コスチュームミュージアム』。VRChatでは多くの人に親しまれている『桔梗』のサンプルが手に入るのはもちろん、衣装も探せるワールドです。アバター改変の面白さを凝縮した試みですので、特に初心者は行ってみてはいかがでしょうか。
すでにアバター改変を楽しんでいる人も、楽しさを伝えるための第一歩として紹介してみてはいかがでしょうか。
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