メタバースクリエイターズ、VRChatでお気に入りアバターと暮らせる「AvatarNPCシステム」を発表。対応ワールド・アバターを販売開始

8月9日、株式会社メタバースクリエイターズはアバターやキャラクターの3Dモデルを設置するだけで、NPCとしていきいきとVRChatワールド内で動き出す「AvatarNPCシステム」を盛り込んだワールドとアバターの販売を開始したことを発表しました。

「AvatarNPCシステム」について

「AvatarNPC対応ワールド」にはAvatarNPCシステムと簡単セットアップツールが同梱。ユーザーは「AvatarNPC対応ワールド」を購入して、アバターをワールドアセット内に置くだけでNPCとして動き出します。

NPCとして動き出したアバターたちは、後ろについてきたり、撫でたりできます。詳細は紹介動画をご覧ください。

第1弾として販売開始するAvatarNPC対応コンテンツ

「AvatarNPC対応ワールド」の第1弾として、コクリコ氏制作のワールド『EuropianHouse』をAvatarNPC対応し、BOOTHにて販売開始します。

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また「AvatarNPC対応アバター」第1弾として、研究員ケミカル氏制作の猫モデルが四つ足のペット型AvatarNPCとして販売されます。

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初期パートナーのワールドクリエイター、アバタークリエイターも募集

今回のAvatarNPCシステムは、ワールドを自分で購入、制作するユーザーが増えてきたことや、複数体アバターを持つことを踏まえ、家族や友人、ペットとのようにお気に入りアバター・キャラクターと暮らせるワールドを簡単に実現できる仕組みを提供したい想いで制作されています。

また、今回の販売開始に合わせ、「初期パートナー」として、若干名のワールドクリエイターとアバタークリエイターを募集されます。「初期パートナー」にはAvatarNPCシステムとワールド設定用のマニュアルが提供され、自身の制作ワールドに組み込んだり、AvatarNPC対応アバターを制作できるとのことです。

なお将来的には、AvatarNPCシステムをオープンソースとして提供していくことを検討しています。

■クリエイターのプロフィール

【AvatarNPCシステム開発】黒鳥 さん

モデリングのみならず、シェーダーやプログラミングにもたしかな技術力を持つ。ワールド制作にとどまらずオールマイティーに活躍するCGクリエイター。The Avatar Studioの「Quick image generator」の開発も手掛ける。

【対応ワールド提供】コクリコ(Coquelicotz)さん

2018年ワールド作成開始、写実的で心地良い空間をテーマにワールド作成を続けている。個人活動以外にはバーチャルマーケット等のワールド作成(導線設計、モデリング及びディレクション)を多数担当。主な担当ワールドはVket6 企業ワールド(Festi-VR Core)、Vket2023Winter Worldend-Utopia:Rebootなど。

【対応猫アバター提供】研究員ケミカル さん

親しみやすいルックと使いやすい軽量さを兼ね備えたアバターやワールドを制作。エンジニアでもありギミックやシェーダーの組み込みも得意。VRChat公式のパブリックアバターにも採用されている。。

【ロゴデザイン・PV制作】おむらいす食堂 さん

デジタルクリエイター「おむらいす食堂」の創作活動を経て、VTuberとしてYouTubeへの動画投稿をスタート。3D化を機にVRの世界にも飛び込み、「サンリオVfes2024」公式アンバサダーを務めるなど、「食」と「バーチャル」をテーマに活動中。

●参考リンク
プレスリリース