演奏の棒立ちを解決! ギター演奏ツール『EmobadgeGuitarGimmick』導入ガイド

VRChat上で導入できているか確認

では実際にVRChat上でメニューを見てみましょう。主要機能に絞って見ていきます。なお、以下の画像はアバターがすべて反転しています。

「Guitar I/O」でギター/ベースのオンオフができます。
「Guitar Position」で、ギターの位置を動かせます。

標準状態ではすべての値が50%になっており、上記写真のような位置になっています。

各値をいじってみました。実際に持つ位置が高く、ギターの正面をやや上に向け気味で、腰から離し、右手側に寄せてみました。

実際のギターの所持位置としてはかなり癖が強いですが、柔軟にポジションを設定できるため、かなり幅広い演奏姿勢に対応できます。

「PB&Collider」メニューを開くと上記になります。

「Upperarm Collider」で、肘コライダーの前後上下左右位置の調整がVRChat上でできます。「どこに肘コライダーを置けば身体の貫通を回避できるか」が設定できるので、しっかり調整しましょう。

こちらは「Hand Collider」の設定です。左手のどのあたりに追従するかを設定できます。

「ずっと追従」をオンにすると、常時左手に追従します。

「EmoteController」メニューの中身を見ていきます。
右上から順に速度調整、リセット、VRChatデフォルトエモート、立奏、座奏、ベース、おまけのスタンバイポーズ集と並びます。

アニメーションはギター立奏x8、座奏x8、ベース立奏+座奏x8で24種類あります。

実際に導入したときのアニメーションの動画をSheilaさんが掲載しています。

動きながらの演奏がデスクトップモードで実現できるとなると、演者は普段と遜色ない演奏をしながら、VRChat上でのパフォーマンスが映えることはおわかりいただけるでしょう。

楽器の演奏には直接関係ないものの、やはり演奏しているときの見栄えは大事です。演奏への没入感、写真や映像になったときの雰囲気も含めて是非導入を検討してみてください。

導入にあたって手動での調整が必要ですが、Modular Avatarによって大部分の作業は楽に済ませられます。

EmobadgeGuitarGimmick(VRCEGG)はBOOTHにて3000円で販売中。

●参考リンク
Sheila|シラタキXアカウント 
制作者マニュアル