最近、VRの世界ではVRChatのようなSNSだけではなく、ゲームや美術館・博物館のような展示型コンテンツなどが豊かに揃ってきています。
そんな中、2023年まで東急プラザ銀座で展開されていた体験型展示『ZUKAN MUSEUM GINZA』が、Steamで配信中のバーチャルライブアリーナ(VLA)にて公開。2026年10月9日まで連日開催中となっています。
今回、筆者はずかんミュージアム内を体験させていただきました。新しい図鑑体験とはなにか、探っていきたいと思います

ずかんミュージアム・VLAって何??
『ZUKAN MUSEUM VLA powered by 小学館の図鑑NEO』(以下ずかんミュージアム)は、小学館が製作している累計発行部数1,500万部を超える「小学館の図鑑NEO」シリーズをテーマに、2021年から2023年まで東急プラザ銀座で体験型施設として営業していたコンテンツです。
当時は地球のどうぶつや自然を楽しめる、新しい図鑑体験として30万人もの来客がありました。
今回、バーチャルライブや様々なエンタメコンテンツとしてSteam内で展開しているバーチャルライブアリーナ(以下VLA)内にて再構築され、家にいながら楽しめるようになりました。
注意したい部分として、VLAのソフト自体は無料ですがずかんミュージアムについてはチケット・グッズなどが有料となっています。
詳細はSteamの販売ページをご覧ください。
『ZUKAN MUSEUM VLA powered by 小学館の図鑑NEO』概要
・チケット・グッズについて
①入場料金 980円 (ゾウのデジタルカチューシャ付き)
※2026年10月9日までの期間中、何度でも入場可
②デジタル動物カチューシャ 550円
③デジタルロゴ入りキャップ 550円
見たことのない生き物がいっぱい!いろいろな生息域のゾーンをまわって探してみよう
さて、さっそくずかんミュージアム内部へ入ってみましょう。
入口には改札ゲートがあり、チケットを購入すると通過できるようになります。
奥へ進んでいくとまず、当時体験施設内で公開されていたムービーとともにオープニングが開始。更に奥へと進んでいきましょう。

内部はフォレストやフィールドなどいくつかのゾーンに分かれています。
とても薄暗いなか、案内のラインが地面を這っていきます。案内の通りに進んでみましょう。

写真のように、クリスタルが浮いています。近くによっていくと、後ろの背景の映像が反応していきます。

待っているとどうぶつの映像が登場。これはアリクイの仲間でしょうか。
ずっと見ていると動き回っているのでしっかりと生態を観察できます。なるほど!
このように自分でミュージアム内を自由に歩き回ってどうぶつたちを探していきます。
日中だけでなく、夜の闇のなかを生きる動物も見ることができるようになっています。
通路がかなり薄暗いので、大きな動物の映像が浮かぶとちょっとびっくりします。迷子にならないように注意しましょう。


地上の動物たちだけでなく、水中や深海に住む生き物たちも見ることができます。
散策していく中で、知らない種類のイルカや巨大な魚などを見つけていく。この過程がだんだん楽しくなってきました。

2Fの展示エリアでは原寸大の動物たちがお出迎え。

さて、ひととおりまわってロビーに戻ってきました。
素通りしていた2階へのエスカレータ―を登ると、そこは展示エリア。
ミュージアム内を歩きまわり、見つけてきた生き物たちが揃って展示される仕様になっています。

こちらはVRゴーグルから見ると、すべての生き物たちがそれぞれ原寸大のサイズで展示されており、大きな生き物たちの迫力ある姿を間近で見ることができます。
クジラってこんなにおおきいんですね……あまりのサイズに驚愕するばかりです。
すべての生き物たちを展示エリアでみられるようには頑張って散策していかなければなりませんが、発見してコレクションすることで、達成できる楽しみがありますね。


こちらは入口のロビーの右手にあるグッズエリア。自分のアバターに動物の模型がついたカチューシャをつけることができるグッズが展示されています。(こちらは有料です)
駆け足でご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
こちらはPCからでも行くことができるので、VRゴーグルを持っていない方でも遊べることができます。
なかなか普段、図鑑を読んだり見たりする機会がすくないこともあり、ずかんミュージアムでの体験は発見が多く、非常に新鮮な体験ができ、とても楽しめるものでした!気になった方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。



















