冬の寒さの中でもVRChatユーザーの熱は冷めない! 「VketReal Winter 2025」イベントレポート

2025年12月20日・12月21日の2日間、秋葉原にて大型リアルイベント「VketReal Winter 2025」が開催されました。2日間にわたって行われたVketリアルはとにかく大盛況で、会場には多くの来場者が押し寄せ、「VRChatの日本ユーザーってこんなに人がいたの!?」と思わず驚いてしまうほど。

今回は、そんな「VketReal Winter 2025」のうち、12月20日の会場の様子をご紹介します。

大熱狂が繰り広げられたVketReal Winter 2025!

今回の「VketReal 2025 Winter」は秋葉原UDX 2階での開催、10時に始まったVketリアルでしたが、筆者が向かった11時でも様々なユーザーが行列を作っており、こんなに人が居る!?と思うほどでした。

今回の「VketReal 2025 Winter」のイメージアートを担当したのは、1058martでお馴染みのイラストレーター・inugoya先生。Vket Winterのテーマである「トビラを開け!バーチャル⇔リアルで未来と出会おう!!」を象徴するように、大きな鍵を携えたVket1号ちゃんが描かれており、イベント全体の空気感を一目で伝える印象的なビジュアルとなっていました。

そしてVketリアルといえばお馴染みなのが公式グッズ。今回は「しなの」「マヌカ」「まめひなた」「ミルティナ」によるコラボステッカーも新たに追加され、さまざまなグッズが販売されていました。これらのグッズは開催早々から売り切れが続出しており、VketキャラクターやVRChatアバターたちの根強い人気がうかがえます。

また、こちらもお馴染みの企画であるV決闘も健在。マネキンをコントローラー代わりにし、お姫様抱っこをしながら目的地まで運ぶという、かなり独特なスタイルのゲームとなっています。
最高スコアも記録されていたため、全力で記録更新を目指すユーザーたちの姿も多く見られました。

会場内で目印としてよく使われている「デカムーイ」も、今回もちろん設置されていました。
筆者自身も集合場所としてよく利用していた、非常に分かりやすいスポットです。
今回はその隣に、VRChatでお馴染みのキッシュちゃんの姿も。ちなみにこのキッシュちゃんは、VRChatコミュニティマネージャーであるAev**さんの改変アバターだったりします。

そして、人によっては今回一番の目当てとも言えるのが「パラリアルクリエイターエリア」。
こちらも大盛況で、とにかく人が多く、時間によっては移動するのも難しいほどでした。アバターやワールド、衣装など、クリエイターを中心に発展してきたVRChatという文化の空気を、リアルで強く感じられるエリアとなっています。

クリエイターエリアは、いわば「即売会」に近い形式で、さまざまな商品が出展されているのが特徴です。
今回はその中でも、特に印象的だった出展をいくつかご紹介します。

D-04 1058mart

D-04の「1058mart」では、新作アバター「サバラム」のグッズをはじめ、シーリングスタンプや、1058martのマスコット的存在であるスコフィのグッズなどが販売。また、サバラムを購入した人にクリアファイルを1枚プレゼントするキャンペーンも実施されており、ファンには嬉しい内容となっていました。

B-20 冷麺ばかうまランド

B-20の「冷麺ばかうまランド」では、各アバターをモチーフにした小瓶やステッカー、アクリルキーホルダー、イラスト本、Tシャツなど、幅広いアイテムが展開。さらに、「改変したキプフェルの写真を見せることでポストカードをプレゼント」というユニークなキャンペーンも行われていました。ちなみにこの企画、実施理由は「サークル主がキプフェルの改変を見たいから」とのことです。

D-07 onntama shop

D-07の「onntama shop」では、現地イベントならではの特殊なキャンペーンを実施。
BOOTHの限定公開機能を利用し、BOOTHページにアクセスしてパスワードを入力することで、アバター「リゼ」を期間限定で1500円引きの4000円で購入できる仕組みとなっていました。「現地に来た人しか参加できない」というVketRealの特性を活かした、非常に面白い試みと言えるでしょう。

来年の夏も大盛りあがり? なんともう情報出てます!

さまざまな体験ができた「VketReal 2025 Winter」。その興奮も冷めやらぬ12月22日、公式Xにて「VketReal 2026 Summer」の開催が発表されました。

次回の「VketReal 2026 Summer」は、7月25日・7月26日に開催予定。
会場はベルサール秋葉原となっており、冬とはまた違った熱狂が夏の秋葉原で繰り広げられることになりそうです。興味を持った方は、ぜひ次回のVketリアルにも足を運んでみてはいかがでしょうか。夏開催となるため、熱中症対策を忘れずに楽しみたいところです。