衝撃的な内容で話題を呼んだ『Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL』の”撮影現場”がVRChatワールドとして公開!

3月31日、VRChatに『BinaryCity_base』というワールドが公開されました。このワールド、実はSNSなどを中心に大きな話題を呼んだ「Project:;COLD」”撮影現場”となっています。

「応援しなければ推しが死ぬ」――衝撃の参加型デスゲームが話題を呼んだ『Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL』

「Project:;COLD」は、2020年より始動した日常侵食型ミステリーゲーム。動画やSNSの投稿を中心にリアルタイムで進行するストーリーと、数多くの謎解き、そしてイラストレーター・望月けいさんデザインのキャラクターが無残な死を遂げるというショッキングな展開から、始動直後から多くの反響を巻き起こしました。

そして、2024年2月にスタートした最新作『Project:;COLD 2.0 case.674 ALTÆR CARNIVAL』の内容は、5人の少女が望みを叶えるべくデスゲームに挑む、というもの。視聴者が各キャラクターの配信上で、リアルタイムで謎解きに挑むキャラクターをコメントで支援するという「参加型デスゲーム」が開催され、最も解答が遅かったキャラクターは処刑されるという、これまで以上にショッキングな展開が大きな反響を呼びました。

「推しが死ぬかもしれない」という衝撃的な本編と並行して、「デスゲームの主催者を特定する」という謎解きシナリオや、「他人の財布」として実際に販売された謎解きのためのグッズ、さらには「リアルの会場に行かせる」というミッションまで展開された『ALTÆR CARNIVAL』は、3月31日に最終シナリオとなる動画が公開。すべての謎が解き明かされ、2ヶ月に渡る物語は無事に完結しました。

実際に撮影で使用!? キーパーソンが登場した秘密基地へ潜入

そんな中公開された『BinaryCity_base』は、『ALTÆR CARNIVAL』にて「イオリ・ハートフィールドのベース」という場所として登場したスポット。「Project:;COLD」シリーズを通して登場するキーパーソン、イオリ・ハートフィールドが登場するシーンにて使用された空間、言ってしまえば”撮影現場”です。

重厚な扉を開けた先に広がるのは、こじんまりとした広さの「基地」のような部屋。壁や床にはうっすらと汚れや傷のようなものも見え、使い込まれたような印象を与えます。

様々な設備だけでなく、生活雑貨や飲み物・食料などもあります。食べかけのインスタント食品のようなものからはどことなく生活感も漂っています。

なんと、ミラーと動画プレイヤーまで設置済み。動画プレイヤーには『ALTÆR CARNIVAL』の動画がプレイリストとして準備されている徹底ぶりです。

動画上では「背景」として映る場所なのですが、非常に細かなところまで作り込まれており、ひとつのワールドとしても完成度は高めです。どうやら『Beyond a bit – 想像のちょっと先へ』や『META=KNOT 2024 in AKASAKA BLITZ』でも活躍しているクリエイター・エンジニアのAyanoさんが撮影も含めて関わっているようで、だとすればこのクオリティも納得です。

何も知らない人には「よくできたサイバー感あるワールド」として。あのデスゲームを追いかけた人には「聖地巡礼」として。『ALTÆR CARNIVAL』を知っている人も知らない人も、見ておいて損はないワールドです。