6月1日より、VRChatにてアバター展示ワールド「Avatar Museum 10」が公開されました。2020年10月に第1回の開催以来、10回目となる本ワールド。今回は、出展者数297名、総勢363体ものアバターが展示されています。
本記事では、「Avatar Museum 10」の楽しみ方について、実際の会場レポートとともにお届けしていきます!
目次
そもそも「Avatar Museum」って?
「Avatar Museum」は、アバターとポスターだけを展示するシンプルな展示会をコンセプトに、おおかみちゃんが企画運営する個人イベントです。これまで、9回のメイン展示会と、「VRM展」、「衣装/小物展」、Questプラットフォーム対応アバターを展示する「アバターミュージアムQ」などの特別展を開催してきました。これまでオープンしたすべての会場は、VRChatにて常設公開されています。
「アバター1体とポスター2枚だけ」というシンプルなつくりにすることで、入稿するクリエイターもより簡単に、展示を見に来るユーザーも展示物だけに集中でき、周りやすい作りになっており、ユーザーからの人気も高いイベントとなっています。
300体以上のアバターを試着できる! 困ったときはテレポートもあります
さっそく、会場を見てみましょう。今回の出展者数は297名、アバター数は363体です。
気になるアバターを見つけた時は、アバター情報が書かれたパネル上の青色のマークをクリック。すると、「アバターを着替えますか」と確認メッセージが出るため、再度クリックすると、サンプルアバターに着替えることができます。
さらに、「Avatar Museum 10」には、拡張メニューが導入されています(アセットはVRC合法チート研究会の「VGCWExM」)。VRモードの場合は右手コントローラーのスティックを下に倒すことで、デスクトップではTABキーを押すことで拡張メニューを開くことが出来ます。
テレポート機能は、エリアごとのテレポートだけではなく、指定したプレイヤーへのテレポートも可能なため、もしはぐれてしまったとしてもすぐ合流できるようになっています。
拡張メニューも活用して、気軽にサンプルアバターになりつつ、色々と見てみましょう!
ちなみに、ワールド容量は639MBと大きいため、重たいのではないかと心配になるかもしれませんが、会場はかなり軽量化されています。処理落ちの心配は比較的少なく、安心して回ることが可能です。
見せ方と、魅せ方、アバターの展示の仕方も楽しもう!
ポスター2枚と、アバター1体という制限のある「Avatar Museum」ですが、そんな中でもさまざまなアバターの見せ方が存在しており、それを見てみるのも非常に面白いです。ポスター2枚を、あえて1枚のようにくっつけてみたり、ポーズや表情などにこだわっていたり……気づけば時間があっという間に過ぎているかも…!?
また、自分が改変したアバターと展示されている同じアバターで写真を撮ってみたりするのも、非常に有意義で楽しい時間になります。 じっくりと眺めたり、写真を撮ってみながら楽しんでいきましょう。
男性アバターも、女性アバターも、人外も、何でもある、それが「Avatar Museum」
VRChatに来たは良いものの、まだ自分がどんなアバターになりたいかわからなかったり、ずっとVRChatをやっているけど、未だに自分好みのアバターを見つけられていない人もいるかと思います。そんな人のために「Avatar Museum」があります。
気になったアバターのサンプルを使って、鏡を見ながら、「こんな自分もありかもしれないな」という知見を深めたり、フレンドと一緒に、どんなアバターが似合うかなどの話をしてみても面白いかもしれません。
「Avatar Museum」には、本当に多種多様なアバターが展示されています。 きっと貴方が望むアバターもあるはずなので、ぜひ隅々まで見ていきましょう。
新たなアバターを探している人も、まだ自分がどのアバターを使いたいか決まっていない人も、初心者を案内する人でも、参考になるワールド「Avatar Museum 10」。ぜひ、遊びに行ってみてください。
●参考リンク
・「Avatar Museum」公式サイト
・「Avatar Museum」公式Twitter
・「Avatar Museum」Pixiv FANBOX/Patreon