バーチャルOKINAWA、復興計画中の「首里城」をメタバースに再現 VRChatにて公開

バーチャルOKINAWA、復興計画中の「首里城」をメタバースに再現 VRChatにて公開

沖縄に本社を構える株式会社あしびーかんぱにーは4月26日、沖縄発のメタバース「バーチャルOKINAWA」「首里城エリア」を公開しました。

バーチャルOKINAWAとは

「バーチャルOKINAWA」は、2021年4月30日からソーシャルVRの一つである「VRChat」で公開されているワールドです。アフターコロナの沖縄観光業の発展と活性化を目的とし、これまで、臨場感あふれる国際通りの雰囲気が楽しめる「国際通りエリア」やアーティストを招いてライブが行われた「ビーチエリア」が公開されていました。

今回は、焼失した首里城の再建を願う思いを繋ぐため、メタバース上での首里城の復元が行われました。

「首里城エリア」では、観光地の首里城公園にある守礼門から首里城正殿までが忠実に再現されています。また、首里城についてや沖縄の歴史を深く感じることが出来る機能も実装されているとのことです。

実際に「首里城エリア」に行ってみよう

VRChatのワールドの検索窓から、「VirtualOkinawa」と入力すると、検索結果から「VirtualOkinawa」のワールドが出て来ます。

VRChatで検索してみよう!

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では、実際に公開されているワールドをレポートします。

バーチャルOKINAWAのワールドに入るといきなり「首里城エリアはこちら!!」と案内があります。

どうやらバスの光っている所から行けそうです。

首里城エリアの入り口です。歓迎の立て看板と、守礼門がお出迎えしてくれます。首里城エリアのアップデート情報も。

道中に案内人の方が建物などの詳しい解説をして下さります。

バーチャルOKINAWAでは、沖縄の音楽が常時流れているのですが、どんな曲にするか選ぶことも可能です。沖縄の歴史を感じることができます。

首里城の正殿です。細かい所まで忠実に再現されています。

正殿前の広場には、写真映えするスポットがあります。その景色は、是非とも自分の目で確かめて見てください。

バーチャルOKINAWAのワールドは広大で、しばらく足を止めて空を眺めたり、建物をじっくり見たりしたくなるような見ごたえのあるワールドでした。

5月下旬には、スマートフォンに対応したWEBブラウザ版(簡易体験版)を公開予定です。

●参考リンク
プレスリリース
公式HP
公式Twitter

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ヒビキ
2020年4月にVRChatを始める。現在VRアカデミアに所属している。専攻はメディア学。メディア実践として『ファントムセンス』コンテストの分析レポートをバーチャル学会2021内で発表。また、『ファントムセンス Night of Awakening』のダイジェスト動画を作成。