年に一度開催されるゲーム等を取り扱うエンタテイメントの総合展示会東京ゲームショウ2023が9月22日から24日までの間、今年も開催されていました。
ソーシャルVRのclusterは、昨年に引き続き東京ゲームショウにブースを出展。
今回筆者は、一般公開日となる9月23日は東京ゲームショウ2023に現地で参加し、9月24日はcluster上に再現された特設ワールドを訪れて現地の様子をレポートしてきました。
目次
より大きくなって、帰ってきた!clusterブース
東京ゲームショウ2023のclusterブースエリアに到着してはじめに驚かされたのは、ブースの存在感でした。前年と比較すると2倍ほどの大きさになっており、一目で見て分かるほどインパクトがありました。
ブースのいたるところには、ワールドクラフトのアイテムやアバターなどclusterを象徴する画像があり、「バーチャル空間でどんな自分にもなれる場所」という一つのテーマをカラフルな外装も相まって再現しているようでした。
快適にclusterをプレイできる試遊機
東京ゲームショウといえば、最新ゲームの試遊をしたり、知らないゲームなどに触れて新しい発見をしたりすることが魅力です。
clusterブースでは、GALLERIA(ガレリア)のPCとMeta Quest2を使用したPCVRとスマートフォンの2つのデバイスで、実際にclusterの世界で遊べました。
実際に体験できるのは、9月22日にリリースされた東京ゲームショウ2023限定の「爆創クラブ」と東京ゲームショウのブースをcluster上に再現したワールドの2つです。
「爆創クラブ」では、PCVRで筆者は試遊しました。操作性はシンプルで、アクセルとブレーキを右コントローラーのスティックを上下に倒すことで操作します。自動的に速度に応じて変速もするので、子どもからゲームが苦手な方まで誰にでも遊びやすい作りになっていました。
「爆創クラブ」のワールド内にはパーツが散らばっており、そのパーツを集めて自分好みに車体をカスタマイズしていくクリエイト要素も外せなかったです。
大手車メーカーと共同してゲームを作成していることもあり、車のエンジン音には惹かれるものがありました。エンジン車と電気自動車でエンジン音を変えているのにはマニアックさを感じました。
clusterのブースを再現したワールドの体験では、筆者はスマートフォンで試遊しました。
目の前に広がるリアルのclusterブースが、そのままバーチャル空間上にあるというのは不思議な感覚で、clusterを利用しているユーザーであっても奇妙な感覚でした。
ワールド内では東京ゲームショウの現地にはいないclusterを利用しているユーザーとも出会うことができ、アバターを介したコミュニケーションを楽しんでいる方もいました。
バーチャル空間内に再現された特設ワールド
cluster内に作成された特設ワールドは、東京ゲームショウ2023の開催期間中のみ公開されていました。リアルにあるブースを再現しただけでなく、バーチャルならではのパーティクル演出を盛り込み、リアルとは違った魅力がありました。
ブースの周りにはフォトスポットが設置されていたり、ステージコンテンツで遊ばれていたゲームワールドのポータルもありました。
東京ゲームショウ期間中は、ゲームワールドも盛り上がっており、筆者もいくつかのゲームで遊べました。
豪華ゲストと遊ぶ!ステージコンテンツ「clusterで遊ぼう!」
clusterブースでは豪華ゲストの方々をお呼びしてのステージイベントもありました。
clusterではお馴染みの”じゅん☆じゅんさん”と”ちゅうにーさん”が今年もMCを担当し、会場を盛り上げていました。
豪華ゲストの方々と現地の来場者とで一緒にclusterのゲームワールドで遊ぶコーナーでは、人気のゲームワールド「鬼GOKKO」が登場。童心に帰ったような感覚でゲストの方々や来場者の方も楽しまれていたのが印象的です。
cluster内にある特設ワールドでもステージの様子は生中継されていました。リアル会場に足を運べなくても一緒に同じ体験を味わうことができるのは、clusterの魅力です。
バーチャル側では、ゲストの方々と一緒にゲームワールドで遊びたいという声もあり、生中継を視聴できるだけなくリアルとバーチャルを組み合わせて楽しめる仕掛け作りは課題とも感じました。
すべてのステージを終えて
東京ゲームショウ2023ですが、名残惜しいなか9月24日で幕を閉じました。
「最も敷居の低いメタバース」を目指して、東京ゲームショウ2022の出展から変化が生まれました。
たとえば、この1年間でカメラ2.0の機能が追加、直近では写真フィード機能やスペース機能も実装され、誰にでも使いやすく楽しめる形に変化していきました。
変わるものもあれば、変わらないものもあります。その1つが人との関係だと思います。
clusterが東京ゲームショウに出展したことで、バーチャルでしか会ったことがなかった人と出会えた人もいたのではないでしょうか。
東京ゲームショウのようなリアルのイベントが、リアルとバーチャルを繋ぐ一つのきっかけにもなっていると感じました。
●参考リンク
・東京ゲームショウ2023 公式サイト
・一般公開日1日目公式レポート
・一般公開日2日目公式レポート