この夏は”異空間旅行”に出かけよう。「NUCLEUS」ワールドレポート

VRChatには、家、屋外、広々とした空間から閉所まで、本当に色々な場所があります。

では、広々とした誰も居ない人工構造物の空間に行ったことはありますか?そんなネットミーム発祥の「リミナルスペース」をテーマにしたワールド「NUCLEUS」をご紹介します。

人工構造物と怪し気な世界観を味わおう

ワールドに入ってみると、まず最初に目に飛び込んでくるのが大きな石版です。 石版には以下のような説明が記載されています。

  • ほとんどのエリアを訪れるには緑色の浮き輪が必要で、 2階に上がって右側の部屋に入ると入手できる
  • この世界は溺れるギミックが存在するが、真ん中のボタンを押すことで溺れるギミックを無効化できる
  • 壁の後ろにパスワードを入力する場所があり、パスワードは5つある
左側のsmooth turning on floatersで浮き輪の視点移動をスムーズに移動させられるようになります

また、このワールドは浮き輪で移動する際に揺れや回転が発生するため、VR慣れしていない人は酔い止めを服用したり、デスクトップモードで来ることをおすすめします。 

石版の後ろには、大階段が広がっています。これをのぼると、暗いプールのような空間にたどり着きます。

このプールで泳ぐこともできますが、右手前の部屋から浮き輪を取り、右の道へ向かいましょう。

すると、左側には車の並ぶ異質なウォータースライダーがあらわれ、右側には「Danger Deep Drop」と書かれた看板が置かれています。今回は左側のウォータースライダーに行ってみましょう。

異質な世界を浮き輪とともに、いざウォータースライダーへ

浮き輪をスライダーにセットし、上に乗ると水の流れによって滑り出します。 再度の注意ですが、浮き輪はかなり回ったり揺れたりするため、非常に酔う可能性があります。 酔いやすい人は酔い止めを飲んでおいたり、デスクトップモードでの訪問をおすすめします。 

浮き輪に乗り、どんどん滑っていくと、そこに現れるのは道の切れ目。どうなるんだろうと見ていると……

なんと大ジャンプ!空中を飛びながら呆然としていると逆側のプールにたどり着きます。 どこか都市のような雰囲気の怪し気な空間。謎は深まるばかりですが、どんどん進んでいきましょう。

「In the backroom」

そこからも滑っていくと、現れるのは……

人によってはどこか見覚えを感じるかもしれない黄色の空間。海外スレッド「4chan」発祥の都市伝説「The Backrooms」が由来の空間です。

壁に記載されているパスワードも「BACKROOM」。先ほども述べましたが、このパスワードはリスポーン地点の石版から入力することができ、入力するとこの場所にワープすることができます。

また、ここに来る途中に浮き輪を無くしてしまった場合でも横に浮き輪を獲得できるポイントがあるためご心配なく。

空から降ってくる浮き輪

探索エリアはまだまだあります。広大なリミナルスペースを旅しよう

今回は紹介しきれませんでしたが、他にも4つのエリアが存在します。鮮やかな青が広がる海や、蒼く染まったプール等……

そんな様々な空間が広がる「NUCLEUS」。夏の暑さで茹だりそうなこの頃、浮き輪とともにウォータースライダーで不思議な空間を、フレンド達と旅してみるのも良いかもしれませんね。

ワールド探索に協力してくれたメタカル記者たち