9月30日、「ModularAvatar」の制作者bd_さんが自身のXにて、ModularAvatar1.10.0のリリースを発表。
今回のアップデートでは、Reactive ComponentsやNDMF Previewなどの新機能が追加されました。
Reactive Componentsには、Object Toggle・Shape Changer・Material Setterの3つのコンポーネントが新規導入されています。
これにはアニメーターの組み込みをせずにオブジェクトのオン/オフ切り替えが可能になる機能や、表示したメッシュと別のシェイプキーを操作できる機能など、アバター改変がより便利になる機能が含まれているとのこと。
NDMF Previewは、複数のツール・システムを含んでいても同時にプレビューができる機能です。現在ではModularAvatarのみ対応ですが、将来的にはAvatarOptimizer(AAO)やTexTransToolへの対応も発表されています。
また、新たに衣装制作向けのドキュメントが作成されました。
ModularAvatarのドキュメントから確認できるため、衣装制作に携わる方はもちろん、衣装を着せる仕組みを理解したい方も目を通しておくと良いかもしれません。
注意が必要なのは、今回のアップデートでUnity2019の対応が終了した点です。該当のバージョンを使用している方はバージョン 1.9.16を使用するか、Unity2022へのアップデートをおこないましょう。
また、1.9.xとの互換性はありますが、1.10.0以降で制作されたアセットを1.9.x以前に持ち込むと壊れる可能性があることも注意しましょう。
バグなどのご報告は専用Discordが用意されています。
アップデートの詳しい内容はリリースノートをご確認ください。