ViANKiEの運営・パパ、VRChatのワールドの魅力を伝えるデジタル写真集「視線」公開

VSingerとして活躍中のViANKiEさんの運営・パパさんが、10月2日にViANKiE Official BOOTHにてデジタル写真集「視線」を公開しました。

前作「迷子」に続き、人気アバター「Grus」が、VRChatを舞台に自分を知るために不思議な世界を彷徨い歩く物語形式の写真集。少女が見るVRChatのユニークで美しい世界への「視線」を、細部までこだわった写真の数々で表現しています。

制作しているパパさんはAdobe公認クリエイター”Adobe Community Evangelist”としても活躍中。(https://x.com/StudioT_ppp)今作では撮影した写真のレタッチを繊細に行うことで、VRChatのワールドの魅力をより深く表現することにこだわったそう。

作品の特徴として、モデルを務めるViANKiEさんの存在があります。パパさんとViANKiEさんは二人三脚でVSingerとして活動中。作品中は、あえてViANKiEさん自身のアバターを用いずに、個性のない誰でもない個体名なきフラットなアバター「Grus」を用いて撮影。少女の視線は、未無月唯さんが執筆した物語に沿って揺蕩っていきます。

少女の「視線」と、その少女を見守る第三者の「視線」。2つの視点でワールドの解像度もあがることでしょう。

写真集を作るにあたって、特にVRChatのワールドの光と影には、いちばんこだわったそう。レタッチのビフォアアフターを見ていただくとおわかりいただけるでしょう。

撮影したワールドの中には空間芸術として作られているワールドもあり、見る角度や感情、誰といるかなどのシチュエーションなどによって、ガラリと変わる光や色の受け取り方が異なるのはVRChatユーザーなら身に覚えがあるかもしれません。

この「感覚」を切り取って残すべく挑戦しているそうです。VRでワールドを見たときのワクワクした体験を、この「視線」で感じてみてはいかがでしょうか。

パパ

前回のVRChat写真集「迷子」では、たくさんの方にご好評いただき、続編となる「視線」の制作が可能になりました。改めてありがとうございます。
「写真×物語」をテーマにVRChatのワールドにスポットあてた作品となっています。VRChatユーザーでもそうでない方にも楽しんでいただける作品になっていますので是非ご覧ください。

「視線」クレジット

商品名:VRChat写真集『視線』
販売ページ:https://viankie.booth.pm/items/6129407

ディレクション・制作:パパ
モデル:ViANKiE
物語執筆:未無月唯

パパさんプロフィール
Adobe Community EvangelistとしてPhotoshopの魅力を伝える猫耳ダンボール。書籍やメディア出演、各SNSでの発信などをメイン活動し総フォロワー数は20万人を超える。
X:https://x.com/StudioT_ppp

ViANKiEさんプロフィール
「生まれた意味が、聞こえてくる」をコンセプトに活動する運営のパパとチームで活動するバーチャルシンガー。動画投稿やオリジナル楽曲の制作、ライブ出演など、活動は多岐にわたる。
X:https://x.com/V_ANK_E

未無月唯さんプロフィール
VRC上で作品を発表し続けている物書き。別名義の雨椎零で詩集「雨音は猫の乾いた匂いがする」発売中。最近は小説をメインに執筆し12月に開催される文学フリマ東京39にVRを題材にした小説を頒布予定。
X:https://x.com/yui_minadukiVRC