皆さんは12月21日に何があったか覚えているでしょうか。
……そう、池袋ではVketReal 2024 Winter1日目、秋葉原ではVRC大交流会が行われた日です。 さまざまな人達が参加し、大盛りあがりしたそんな日のVRC大交流会 昼の部/VketReal 2024 Winter1日目と12月22日のVketReal 2024 Winter2日目をメタカル最前線ライターふれあ。と浅田カズラで、取材してきました! 最初にそれぞれの様子をお届けして、最後に両方行ってみた感想と購入品を紹介します。
イベント概要
VRC大交流会とVketReal 2024 Winterのイベント概要は、以下記事をご確認ください。
12月21日には双方の同時開催となりましたが、VRC大交流会は秋葉原、VketReal 2024 Winterは池袋と、山手線一本で行き来できる距離でした。また、開催時間はVRC大交流会・昼の部が11:00~16:00、VketReal 2024 Winterが10:00~19:00だったため、片方のイベントを見てから移動し、もう一方を見ることも可能でした。
12月21日 VRC大交流会 昼の部
VRChatイベントカレンダー風ファイルでお出迎え。VRChatのカルチャーに特化した内容に
まずは秋葉原UDX2Fで行われていたVRC大交流会から。入口にはVRユーザーで構成されるレースチーム「おざしきレースクラブ」の車両が展示されており、来場者を出迎えてくれました。
会場入場時の配布物として、VRC大交流会のイラストが描かれたオレンジ色のバッグと、VRChatイベントカレンダー風ファイルをもらえました。 イベントカレンダー風のファイルは、普段イベント名が書かれているスペースに、クリエイタースペースに出店しているサークルが書かれている洒落たデザイン。
VRChatユーザーとしても、イベント参加者としても嬉しいグッズではないでしょうか。また開場時間になった11時には拍手も上がり、どれだけ皆がこのイベントを待ち望んでいたかを感じることができました。
会場内のスペースは、即売会エリア・企業エリア・交流ラウンジの3スペースで構成されていました。
企業エリアではVR機器を手掛けている企業などVRChatに関連した企業が出展。機器をその場で体験することもでき、VRChatユーザーにとって必要なもの、馴染みあるもので構成されていました。
そして、VRC大交流会 昼の部のメインテーマは「即売会」。 やはり混雑していたのはクリエイタースペース!
中でも大きな盛り上がりを見せていたのが、「QuickBrown」「ポンデロニウム研究所」「EXTENSION CLOTHING & MAISON DARK」の共同スペース。あまりの混雑ぶりに、外にまで長蛇の列が並ぶほど!
「QuickBrown」ではミラーやオブジェクトスイッチのラバーストラップとリアルUdonChipsが、「ポンデロニウム研究所」では『しなの』『桔梗』をモチーフにしたアクリルキーホルダーとアクリルブロックが販売。「EXTENSION CLOTHING & MAISON DARK」ではイラストレーター・ももこさんとコラボしたTシャツとパーカーが販売されていました。
休憩所には、アバターとコラボしたドリンクが配布
もし疲れても安心!2Fには秋葉原で不定期に行われているイベント「Virtual Puella」の出張営業、4Fには休憩所もありました。
「Virtual Puella」の出張営業では『あのん』『マヌカ』『しなの』の格好をした店員がお迎えしてくれます。
そして、今回のコラボレーションドリンクは『マヌカちゃんの甘いハチミツレモンジンジャー』『まめひなたが摘んできた草のモリモリモヒート』『しなのちゃんのふんわりミルクコーヒー』の3つが用意されていました。「まめひなたが摘んできた草?」と思った方もいるかもしれませんが、ちゃんとミントなのでご安心を。
4階休憩所では左から こよりLabo『あのん』、ポンデロニウム研究所『桔梗』『しなの』、ひゅうがなつみかん『狛乃』『ルーナリット』がラベルに描かれた水が配布されていました。
ちなみに筆者が選んだのはひゅうがなつみかんさんのアバター『ルーナリット』 。公式情報によると、各アバター100本しか用意されていなかったとの事で、 オフ会などがあったら持っていくと少し自慢できるかもしれません。
12月21日 VketReal 2024 Winter 1日目
そしてVRC大交流会と同日に、池袋サンシャインシティで開催されていたVketReal 2024 Winterにも行きました。
さまざまな人達の協力で開催されている「VketReal 2024 Winter 初日」12月21日の会場の様子は……?
……もちろん大盛りあがり! 会場中は沢山の人で賑わっていました。 クリエイタースペースの中には、筆者が行った14時時点で全商品が売り切れているサークルもあったほど。
そして今回のVket Realではフードメニューやドリンクメニューも提供されており、中でも人気だったメニューが「野生のムーイのクリームパン」。 1日目も2日目も売り切れが発生する程の人気メニューでした!
VketReal 2024 Winterオフィシャルグッズも販売されていました。 購入してすぐにカバンにぶら下げたり、着替えたりしている人もおり、人気の高さが伺えます。
来場者の注目度が特に高かったのが、「QuickBrown」のブースの前に置かれたミラー! ボタンを押してみると実際に鏡として機能する仕掛けがあります。
まるでこの場所がVRChat内になってしまったような感覚になり、ついつい何度も触ってしまいました。
また、「ゆるゆる書道バトル」のブースではホワイトボードにさまざまなメッセージも集まっていました。
集まっているメッセージをみると、リアル会場ならではの空気も感じられました。
12月22日 VketReal 2024 Winter 2日目
そしてVketReal 2024 Winterは12月22日に2日目も開催。こちらも取材しに行きました。2日目では、クリエイタースペース出展サークルや行われるイベントが変化しています。
もちろん12月22日も会場には沢山の人が訪れ、足の踏み場もない程の盛況ぶりでした。
自由にポスターを掲示、設置できるコーナーにはさまざまな頒布物が置かれていました。ジャンル等を超えて、さまざまな集会やイベントの告知等がある様には、VRChatの幅広さを感じられます。
偶然にもVketちゃん1号の着ぐるみが歩いている姿を発見! 皆見つけた瞬間にカメラを構えていました。やはりVketちゃん1号大人気……!
2日目のクリエイタースペースで大盛りあがりだったのはまめふれんずのブースです。11時時点でクリエイタースペース入口にまで並ぶほどの長蛇の列が形成され、 午後2時に向かった際にはファイル以外ほとんど売り切れていたほどでした。
また、ブースにはまめフレンズ達がフィギュアで集合! さまざまな個性が揃っているまめフレンズ、読者のみなさまが愛用している子はいますか?
一方、企業エリアの株式会社diVRseブースには「ひろってください」と書かれた箱に入ったムルルちゃんが! これまでもAkyoのぬいぐるみ販売をしてきましたが、今回は新たにムルルも販売されました。
……拾っていこうと思ったのですが、どうやら完売。10時開場から1時間ほどで売り切れてしまうほどの人気ぶりだったとか。
というわけでムルルはお迎えできませんでしたが、やっぱりVket Real恒例の”アレ”をしたい……!!!
そう、「Akyoが飛び出ているカバン」です! これを見ると、「Vket Real来たな〜」と個人的に感じます。
もちろん、筆者以外にも今年も沢山お見かけしました! 今年はAkyo/ムルルを飛び出させながら、電車などで帰った方も多くいるかもしれませんね。
ライトなVketReal 2024 Winter、コアなVRC大交流会
今回、VketReal 2024 WinterとVRC大交流会の両会場に行ってみて、VketReal 2024 WinterはVRChatに慣れ親しんでいない人でも楽しめるライト層向けイベント、VRC大交流会はよりコアなVRChatユーザー向けイベント、という印象を受けました。
VketReal 2024 WinterはVRChatに詳しくないユーザーでも「楽しいお祭り」に参加しているような気分になるイベントや展示、フード・ドリンク提供があった一方で、VRC大交流会ではVRChatイベントカレンダーモチーフのファイルや、有名ショップのリアル出店等など、VRChatを深く楽しんでいるユーザー向けの要素を打ち出しており、ここが印象の違いだと感じました。
一方で、両会場ともに広かったものの、沢山の人数が訪れたため「狭いな」と思う場面もありました。こうした大規模リアルイベントにおいては「VRChatのフレンドに会いたい!」「一旦どこかで集まって休みたい」と思った場合、別の場所で集合したり、事前に集まる場所を決めておいたほうがいいかもしれません。また、キャリーカートや、大きな手提げかばん等は、狭い会場では非常に危険なため、できるだけリュック等の持ち運べるものを選びましょう。
また人混みですので、感染予防も忘れずに。帰って体調を崩してしまってはせっかくの楽しいイベントが台無しになってしまいます。
そんなVRChatだらけの2日間を過ごし、筆者が思った感想は、「VRChatでこの話を共有したい!」 でした。 リアルで会えた人も、会えなかった人にも、VRChatで「こんばんはー! Vket RealとVRC大交流会行ってきたんですけど…」と話したくなるような楽しい一日でした。
なにより、家に帰ったらすぐVRヘッドセットを被ってVRChatに行って話しかけに行くことができるんです!リアルからVRへ”お土産”を持ち帰って、話に花が咲くのも、VRChatのオフイベならではです。