5月3日、一般社団法人メタシアターは、短編劇作の大会「劇王Virtual 2025」を開催することを発表しました。合わせてエントリー受付も開始。
劇王は「上演時間20分、俳優は3名まで」という制約のもとで実施される短編演劇の大会です。日本劇作家協会東海支部と長久手文化の家が2002年よりプロデュースしてきており、これまでも数多くの大会を開催してきました。今回の大会では、日本劇作家協会東海支部から「劇王」の名称の許諾及び後援を得て開催されます。
審査は観客と審査員の投票によって決まります。審査員には、木村龍之介さん、綾門優季さん、斜田章大さんが参加しています。
エントリーは3月30日まで。以降に当選団体、組み合わせ抽選会が開かれて大会本番を迎えます。大会では、配信も予定しているとのことです。
1/27(月)情報公開・エントリー開始
3/30(日)エントリー締め切り
4/1(火)当選団体発表
4/3(木)組み合わせ抽選会(配信あり)
5/3(土)21:00~24:00 大会本番(配信あり)
ゲスト審査員一覧
木村龍之介(演出家・作家)
1983年⽣まれ。東京⼤学で英⽶⽂学を専攻し、シェイクスピアを研究。シェイクスピアシアター、蜷川カンパニー、文学座附属演劇研究所などで俳優・演出を学び、劇団カクシンハンを立ち上げ、全作品を演出する。
2020 年に団体がプロデュース体制に移行後は、劇団という枠組みを超えて国内外で演劇の面白さを社会に届けるプロジェクトを企画し、外部での演出・潤色にも積極的に携わっている。「世界は劇場であり、“物語”の集合体である」と考え、生成AIなどのテクノロジーを使いながら、演劇を未来に向けて社会実装するスタートアップ・プロジェクトも推進している。2024年秋、初の著作『14歳のためのシェイクスピア 』が発行。
綾門優季(劇作家)
1991年生まれ、富山県出身。劇作家。キュイ主宰。2011年、キュイを旗揚げ。戯曲は「攻撃的で文語的なセリフ回し」「震災、テロ、無差別殺人など、突発的な天災・人災に翻弄される人々の様子を主なモチーフとすること」を特徴とする。2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2019年、『蹂躙を蹂躙』で第10回せんがわ劇場演劇コンクールにて、劇作家賞を受賞。2021年度より、日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師。BankART AIR 2023 SPRINGスタジオアーティストに選出。2023年度、Dance Base Yokohamaレジデンスアーティストに選出。
斜田章大(劇作家・演出家)
1989年生まれ。2012年総合表現団体「廃墟文藝部」旗揚げ。その後、全ての作品で脚本演出を担当。2024年からは劇作家協会東海支部副支部長を務める。第30回劇作家協会新人戯曲賞受賞。若手演出家コンクール2019優秀賞受賞。その他、戯曲賞最終候補3回。劇団の作品は、その大半を、youtubeで無料公開しています。
企画名 劇王Virtual 2025
会場 総合芸術劇場Dramapia(VRChat内ワールド)
開催日 2025年5月3日(土)21:00~24:00
主催 一般社団法人メタシアター
後援 日本劇作家協会東海支部