5月22日、アバターブランド「AVAKIN’」より、新作アバター「NIBAN」が発売されました。販売価格は6000円です。
様々なアバター制作を手掛けてきたクリエイター・goLden takasanさんが率いるブランドであるAVAKIN’の新作は、ナイスバディながらやわらかさ、やさしさを兼ね備えた、うさ耳アバター。これまでのAVAKIN’アバターとも方向性が異なる、細部のこだわりが感じられる力作です。
本記事では、制作者の気合のこもったNIBANの魅力を、開発中のアバターの試着の様子と合わせてお届けします!
やわらかくてボリューミーなうさ耳アバター

NIBANは、AVAKIN’の通算6体目となる女性アバター。制作者のgoLden takasanさんが手掛けたアバターとしては、「INABA」以来のうさ耳アバターです。
デザインコンセプトは「やわらかさ」「包容力」「親しみやすさ」。このコンセプトが如実に現れているのは、その豊満なバストとふわふわのフーディーでしょう。かなりのビッグサイズ。

さらに、ふともももチャームポイント。漫画『ウィッチウォッチ』の倉持桃の座り姿を参考に、膝枕したくなるような柔らかさとボリューム感を目指したとのことです。
かなりボリューミーな身体ながら、雰囲気は全体的にやわらかめ。威圧感が出ないように造形を意識されたそうで、身体のシルエットだけでなく表情にもやわらかさが感じられます。

一方で、慎ましやかな身体をお望みの方向けに、胸部がフラットなprefabも同梱されています。こちらはこちらで愛らしさを感じるところ。

さらに、デスクトップユーザーや作業インスタンス需要も見越して、頭上に現在の状態を示すリングも表示できます。「作業中」や「Unityと闘争中」といった作業用メッセージだけでなく、「お酒をのんでいます」といったオフモード向けメッセージもあるので、様々なシーンで活用できそうです!
なお、goLden takasanさんにとって「うさ耳は特別」らしく、NIBANは気合を入れて制作されているとのこと。その証拠として、下着デザインとテクスチャは「例のテクスチャ」でおなじみの葉月ねこさんが担当しており、AFKモーションも初めて自作にトライしたそうです。たしかに気合が入ってる……!
このやわらかさ、膝枕なでなで勢に伝えたい

ということで、今回AVAKIN’から開発中のNIBANをご提供いただきました!VRChatの中で動かしてみましょう。
- Serenity Room/ワールド制作者:三色団子。(ワールドURL)


上記でお伝えした通りですが、とにかくビッグサイズ。フーディーによってシルエットがより大きく見える仕掛けです。

ちなみに、最初にお見せした画像でもバストサイズは50%。100%にするとそれはもうすごいことに。もちろんExpressionメニューから調整可能です(※フラット版には非搭載)。

AVAKIN’第1作目の「バニラ」と比較すると、表情はたしかにおだやか寄り。やさしそうでおちゃめなお姉さんに見えます。一方で、顔面蒼白になったり、汗や鼻水が垂れるメニューもあるので、コミカルな表情も作れるかも……?

また、口元にはリップを塗ることもできます。ExpressionメニューでリップのON/OFFの切り替えができるのはめずらしいギミック。大人の雰囲気を見せたい時に使えますね。

そして、制作サイドもイチオシの太もも。なるほど、これはたしかに膝枕してもらいたい美しさ。靴下の有無で太ももの形状がちょっとだけ変わるこだわりぶりです。ちなみにデフォルトではホットパンツを履いてるので、する方もされる方も安心(?)。

ここから導き出されるユースケースはこうでしょうか……!これは膝枕なでなで勢が急増する可能性が……!?

ナイスバディなアバターをお求めのVRChatユーザーは多いかと思いますが、「ナイスバディだが、パッと見のセクシーさはひかえめ」なアバターをお求めもまた一定数いるはず。
しっかりと主張しつつも、威圧感の少ない優しい造形で、なにより膝枕という武器も宿したNIBAN。戦国時代の続くナイスバディな女性アバター市場に、絶妙な切り口を提供してくれそうです!

オリジナル3Dモデル「NIBAN」は、BOOTHショップ「AVAKIN’」にて発売。販売価格は6000円です。
また、サンプルアバターが「アバターミュージアム12」にて展示中です。展示ルームは39番。購入前にお試ししたい方はぜひこちらへお越しください!