2月23日から3月5日まで開催されている「ComicVket 3」。バーチャルマーケットを開催している株式会社HIKKYが主催しており、オールジャンルのオンライン同人誌即売会となります。
今回の「ComicVket 3」は、「VRChat」とスマホ・ブラウザから入れる「Vket CLOUD」の両方で入れる形となっています。「VRChat」では、メニュー画面から各会場にアクセスできる専用の項目も登場しています。会場はジャンルごとに分かれており、ワールド内ではジャンルごとの検索機能もついています。
本記事では「VRChat」会場の様子を紹介。バーチャルでの同人誌即売会を体験しに行ってきました。
フレンドと合流しやすい新しくなったワールド
今回の「ComicVket 3」では、会場のワールドを一新しました。空飛ぶ本の島を舞台に、ドーム状の会場は全体が見通せる開放的なデザインになっています。どのブースもアクセスしやすく、ワールドを見渡せるため、誰かと一緒に来たときも合流しやすい作りになっています。
SNSで写真投稿できるようなフォトブースも、ワールド内にいくつか用意されています。同人誌即売会で見慣れた立て看板のオブジェクトや、読書を全面に押し出した写真が撮れそうな場所もありました。
エントランスのワールドでは、企業が出展しています。1番奥にあるタワーでは、マンガの試読ができる「株式会社コアミックス」のブースを用意。他にも、Vketでたびたび参加している「かなえる学園」や話題沸騰の個人勢VTuberであるChumuNoteさんのブースもあります。
天球儀で行きたいブースを検索できる?
参加者が出展しているブースは、同人誌のジャンルごとに分けられています。ジャンルにはゲームやVTuberをはじめ、「ComicVket」ならではのソーシャルVR・メタバースなどもあります。気になるジャンルがあれば、狙ったワールドを巡ってみるのもいいでしょう。
気になるワールドに着いたら、ぶらりと会場を巡るのもいいですが、会場の中心にある天球儀を使うと作品を検索できます。天球儀を起動して、早速やってみましょう。
周囲には、チケットのようなものに書かれた文字があります。書かれた文字は、出展サークルごとに設定されたタグを表示したものであり、天球儀に持っていくと、タグに紐付けられた本が最大3冊表示されます。
本に触れると、サークルまでの道のりがワールド内で表示され、目的の場所にたどり着けます。ブースでは、本の説明が描かれた画像と平積みされた本が用意されています。本はワールド内で試読することができ、購入したい場合はカートのボタンからブラウザでアクセスできます。
ComicVketは開催期間中イベントや配信を実施
「ComicVket 3」では、ChumuNoteさんをゲストに迎えた配信やアンバサダーが日々情報発信しています。3月4日には、VRChat上のコスプレアバターイベント「コスプレオマージュ」とのコラボイベントも開催。VRChatのアバターをアニメやマンガなどのキャラクターに改変するイベントとなっています。イベントや配信については公式Twitterをご参照ください。
オールジャンル同人誌即売会のため、好きなジャンルもあれば知らないジャンルもあるかもしれません。「ComicVket」を機会に未知なる世界への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
●参考リンク
・ComicVket 3特設ページ
・ComicVket公式Twitter