VRChatには現在、すべてで2万5000種類を超える「ワールド」があります。そのほとんどは、ユーザーコミュニティーが有志で生み出したものとなっており、その数は日々増加中です。そんな、VRChatの醍醐味の一つでもある「ワールド」。しかし、あまりにも数が多くてあまり探索できていないという方も多いはず。 いつも集まれるワールドは見つけやすいけど、一緒に遊んだりできるワールドを見つけるとなると中々見つけられない。
そんな時に役立つ企画が「#ヤタノの漫遊記」です。「#ヤタノの漫遊記」は、2019年1月から活動するVTuber・バーチャルFOXヤタノさんが、日々増え続けているVRChatのワールドをTwitterとYouTubeにて面白おかしく紹介するというもの。
そんな「#ヤタノの漫遊記」から、バーチャルFOXヤタノさんご本人に、さらに紹介したいものをピックアップ。140秒では収まりきらない魅力を紹介していただく連載が「ヤタノの漫遊記出張版」となっています。
裏切られるのは楽しい。ユニークな発想の展示が並ぶ「Exhibition ⁄ little traitors」
皆さんは裏切りを経験した事はあるでしょうか?
一度も経験した事がないよって方は幸運です、そのまま行きましょう。
一度でも経験した事はあるよって方はご愁傷様です、大変でしたね。
そんな冗談はともかくとして裏切りというワードって基本的にネガティブに聞こえますよね。大抵そういった言葉が入ると負のイメージがあったりします。
しかし、そんな裏切りの言葉がこれでもかというほど面白い発想になっているワールドがあります。それが「Exhibition ⁄ little traitors」です。
ワールドに入ると白と赤の看板がお出迎えしてくれます。
このワールドは展示回廊的な作りとなっており、道なりに沿って様々な展示物を見ていくことになります。
受付の所にはチラシ的なマップがあります。どこに何があるかというのがこれでわかりますね。
少し進んだ先にはここのワールドのキャッチコピー的なのが書かれています。ここはいい意味で裏切るという言葉を使われておりますね。日本語と英語どちらも書かれているのでそういった意味でも優しいです。
さて一つ目の絵画を発見しました。
大きく展示された絵画には台の上に凸上のモノが置かれています。
その横には題名が書かれています。
何やら意味深な一文が添えられていますね。ちょっと見切れていますが上の方にはnextと書かれています。この題名自体をuseする事が出来る様で押してみると……
???????
という事で突起物が置かれていると思いきや実際は先端が長い棒状のモノが立っていました。これは裏切られましたね。
もう一つ見ていきましょう。
今度は台の上に丸い玉が一つあり、鏡にはその台と玉が映っておりますね。鏡越しに映っているという如何にもシンプルなものです。
まぁ鏡じゃなくて同じものが反対側にあるだけなんですけどねHAHAHAHA
この題名がまさに皮肉っぽくて好き。
こんな感じで展示されているものが題名を押すことで展開していく展示会ワールドとなっています。変化した絵画はどれもこれもユニークな発想から作られており、「なるほどそういう見方もあるのか!」と思わず膝を叩いてしまうモノばかりです。
回廊の途中で置かれている鏡、展示されているものがそうなのでこの鏡にも何かありそうに見えちゃいますね。(多分何もない)
他にも回廊には隠し通路的なのがあります。
壁の向こうにも絵画があります、どこにあるかは探してみてくださいね。
こういった形で全部で40個の展示物があります。
どれもこれも「そんな発想があるの…?」とか「その手があったか!」と思わずなってしまいものばかり、そしてすべてが視覚的に裏切ってきます。こういった裏切りの数々が沢山あるのあらばワクワクされながら裏切られてしまいますね。
最後の方にはワールド全体の見取り図もあったりと見応え抜群です。
もちろんクレジットもあります。この部屋も当然隠されているのでぜひ自分の足で探してみましょう。
いかがだったでしょうか?
こういった小さな数々の裏切り展示物が沢山あるワールド。ぜひとも皆さんも訪れてみてくださいね。
●参考リンク
・バーチャルFOXヤタノ(Twitter)
・バーチャルFOXヤタノ(YouTube)