今年もやってきた!クリエイターとユーザーのためのバーチャル即売会「メタフェス2023」会場レポート

11月3日から5日までVRChatにて、バーチャル即売会イベントメタフェスが開催されています。メタフェスは株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングが運営しており、総クリエイター286名以上が参加する即売会イベントです。

会場は、「DAY」と「NIGHT」「QUEST DAY」の3つに分かれており、アバターなどの3Dモデルをはじめイラストやワールドといった3Dモデル以外も展示されています。

メタフェスではトークショーやコアタイム、最終日には音楽祭が開催されるなど、イベントも充実しています。コアタイムイベントは、コアタイムに集まって出展者&来場者同士での交流を目的としたイベントです。イベントの詳細は公式サイトをご確認ください。

それでは、会場の様子を見ていきましょう。

どんな会場?

会場は2022年に開催された前回をベースにしたものになります。全体が八の字型の会場なので、順路に従うだけですべての作品が見られような作りです。

ワールド中央には巨大なライブ会場。ここでは、決められた時間になると写真撮影・自撮りをテーマにした40分程度のトークショーや広告ムービー、音楽祭が開催されます。

展示ブースの紹介

メインエリアにはアバターが展示されています。それぞれの展示ごとにアピールポイントと試着ボタン、VRChat公認イベントのため会場で販売されている商品はボタンを押すことで直接販売ページに行けます。

展示されているアバターの中では、共通素体「まるぼでぃアバターズ」の1つであるルキフェルやまめひなたといった人気アバターもいます。

さらに、人気アバター制作者であるひゅうがなつさんの新作アバターも展示。スラリとした男性アバターで、まだ表情の変更などはできませんが期待ができる仕上がりなので早速試してみるのもいいでしょう。

アバターが展示されているエリアには、鏡が一定間隔で置かれているので、試着したら鏡を使って動いている姿を見てみるのもいいですね。

メタフェスでは、アバター以外にもアイテム、ドレス、イラスト、ワールドといったさまざまなジャンルが展示されています。

そのほかにも、イベントや団体が広告として展示されています。時間で変化しているので、広告をしばらく眺めてみるのもいいかもしれません。

メタフェスでは、ユーザーの出展以外にも企業の出展もあります。

中でも、VRChat社とのパートナーシップ契約を締結し、同VRChat内にて仮想店舗をオープン、「Booth」において3Dアイテムを販売しているカシオ計算機が、アバター用のG-SHOCKの展示もしています。

G-SHOCKは、メタフェスの会場内でも試着できます。気になったら、ぜひとも仮想店舗のワールドに行ってみましょう。

Quest対応ワールドも!

今回のメタフェスからは新しくQuest対応を実施したワールド「QUEST DAY」が増えました。「QUEST DAY」では、新しく作られた会場でQuest対応のアバターが展示されています。

「DAY」「NIGHT」といったこれまでの会場と同じように試着、鏡での確認はできます。Questユーザーはもちろん、PCVRで遊んでいるユーザーでも将来増えるであろうスマホユーザーに備えてPoor以下のQuest対応アバターをサンプルでも手に入れてみてはいかがでしょうか。

各会場にはあちこちにマスコットキャラのメタフェスくんがいるので、探して回るのも楽しいかもしれませんね。

ちなみに2022年のメタフェスにあった隠し要素である「おみやげ屋」は、「移転」しました。今年も、はたしてあるのか、自分の目で確かめてみてください。

期間が3日間と短いので気になった方はすぐ行ってみてはいかがでしょうか?

●参考リンク
メタフェス公式X
メタフェス公式サイト
ポリゴンテーラー公式サイト