皆さんは普段VRChat内でどのように過ごしていますか? 友人とまったり会話したりゲームワールドへ遊びに行ったり、お酒を飲みに行ったり様々な過ごし方をしていると思います。
先日話題になった「こねこのるぅ」さんのポストで博物館系のワールドに行きたくなった方も多いのではないでしょうか?
博物館、美術館巡りってなんだかインテリジェンスが上がりそうですよね。
今回は過ごし方の選択肢の一つとして博物館や美術館のようなワールド巡りをオススメしてみます!
VR宇宙博物館コスモリア Cosmoria[EN ⁄ JP ⁄ KR ⁄ zh-CN ⁄ zh-TW]
VRChatで博物館といえばここは外せないでしょう。
「VR宇宙博物館コスモリア Cosmoria」はVR空間ならではの直感的で幅広い資料展示・解説を通じて、天文学や宇宙開発に関する理解を深め、その発展に貢献することを目的としています。
そのため、VRChatで遊んでいることを忘れるくらいマジメでしっかりした作りのワールドです。宇宙のことが好きな方はニュースや図鑑で見たものが間近で見ることができるので感動と興奮の連続でしょう。
宇宙ステーションの中を探検したり惑星の重力を体験できたりと、ここならではの体験も多くあるので是非楽しんでみてください!





テーマ 宇宙
所要時間 90分程度
VirtualFrogMuseum Keronmo
次はカエル博物館の紹介です。
好き嫌いが別れてしまう生き物だけあってカエルオンリーの博物館はリアル側でも少なく.
見に行こうとしても遠かったりするのですが、こちらならいつでもどこからでも見に行くことができます!
ここにはなんと100種類ほどの世界中のカエルが実寸大で展示されています。カエルを手に取ると解説が展開され、簡潔に書かれているのでラフに見学することができます。
ヤドクガエルを手に乗せてまじまじと観察することもできます。カエルっていろんな顔があるんだなと気付かされます。
生体の管理をしなくてもいいという点でもかなりのアドバンテージですね。




テーマ カエル
所要時間 45分程度
The Dinosaur Bone Gallery Museum․
博物館と言えば恐竜も欠かせませんね。
アトラクション風に楽しめるワールドの紹介です。
アンキロサウルスやスピノサウルスなどのお馴染みの恐竜の骨が展示されています。
暗いワールドなのですが、骨が大きいのに加えなんと稼働するので、思いの外迫力が生まれ楽しめます。ルートが少し迷いやすいので壁づたいに行くといいかもしれません。



テーマ 恐竜骨格
所要時間 30分程度
KURONOWA_MUSEUM くろのわミュージアム
鉱物の展示ワールドの紹介です。
こちらは個人所有の鉱物をフォトグラメトリで取り込むことによって展示されているワールドです。
岩石や牙の化石など様々なものが展示されています。
また、展示物は手に取ることができ、見やすく拡大されたものも展示されているので細かい部分まで観察することができます。




テーマ 化石、鉱物
所要時間 30分程度
Mushroom Mountain
せっかくVRなんだからもっとアクティブに楽しみたい! という方にはこちらをお勧めします。
空腹ゲージを無くさないようあちこちに生えているキノコを食べて空腹ゲージがなくならないようにしていきましょう。毒キノコを食べてしまうと空腹ゲージが減って無くなると倒れてしまうので注意が必要です。
また、一回インタラクトしたキノコは図鑑に記載されるので2回目以降は図鑑を頼りに判別することができます。図鑑が埋まる頃にはきっとキノコ博士になっているかも!
(現実では、生えているキノコを無闇に食べるのはやめてくださいね!)




カテゴリ キノコ
所要時間 3時間程度
Gogh Gallery ゴッホ展
落ち着いた雰囲気の中で絵画を鑑賞するのはいかがですか?
ゴッホの画家としての人生を辿れるワールドの紹介です。
作品には孤独が付きまとう中、農民や夜空にフォーカスしたものが多く私生活面では兄弟の絆も深く感じ取ることができます。
初期の絵画の勉強段階、弟と生活している時の明るい時代、画家のシェアハウスが思いの外うまくいかず、なんとかきてくれたゴーギャンとの別れ、精神病との格闘、その末に……。
そんな時系列を体験することができます。また、孤独、星空、兄弟愛と聞いて宮沢賢治を思い浮かべた方もいるでしょう。ゴッホに感銘を受け「ゴオホ・サイプレスの歌」を詠んだ程魅了されていた宮沢賢治の作品も融合して展示されています。
2週目に開くエリアもありますので探してみてください!




カテゴリ 西洋画
60分程度
Hiroshige World 2 Ver1․0
実際に山形県天童市にある美術館のミラバースミュージアムの紹介です。
作品に近づくと解説が表示されアナウンス音声が流れてきます。そのため、作品から目を離すことなく解説を聞けるので落ち着いて鑑賞することができます。
現実の美術館とは違い至近距離で作品を見ることができるので錦絵、浮世絵ならではの細かい色使い、紙の質感までも伝わってきます。
また、一部作品は360度画像として絵が展開するので広重の世界に浸ることもできます。
音声によるシームレスな解説と至近距離での質感の鑑賞、そして360度展開による没入感が特徴の自由で集中できる鑑賞体験です。





カテゴリ 浮世絵
所要時間 45分程度
今回、この記事を書くにあたって「こねこのるぅ」さんの方でもこの記事のワールドを動画で巡っていただけるとのことです。
興味がある方はぜひそちらもご覧ください!
前回の「博物館系ワールド紹介」