ヒカセン必見。アーモロートを浴びれるワールド『Imitated Amaurot』がVRChatに出現!?

暗い深海を苦労して進んだ先に幻想的な幻影都市が見えた時の感動を覚えているでしょうか?アーモロートといえばやはり綺麗な街並みと静かにたゆたう光、そして古代人が暮らしていた街、翌日には終末が来てしまう儚い世界、ハウジングエリアができたら住みたい都市の1つですよね。

今回、「VRChat」にて1からすべてを創りあげたファンメイドのアーモロートが公開されました。

幻影都市を創造したのはL‘ermiteさんです。2020年に1作目が出てその後2回のリメイクを経て今回の『Imitated Amaurot 2024』が3月21日に公開されました。

そんな幻影都市アーモロートへ、『ファイナルファンタジーXIV』を37000時間以上プレイして「エメトセルクと戦いたくない!ここで罪喰い化して一緒にひっそり暮らす!」などと泣きながらプレイしていた筆者が、ヒカセン視点でレポートしてみることにしました。まずはビスマルクに海底で活動できるように泡を作ってもらって……必要ありません。いきなりアーモロートに行けます。

アーモロートの街並みは壮麗で美しく、高い塔のさらに上、遥かな空から日差しと風が注いでいた。

『漆黒のヴィランズ』ではエメトセルクが魔法で遺跡の上に終末が来る一日前を永遠に繰り返す幻影都市アーモロートを住民たちと共に再現しています。

アーモロートをVRで体験していいんですか!?

こんなにも綺麗で静かで、そして物悲しい世界に入り込んでいいんですか!?

そんな場所に、なりそこないが持つVR技術で入ることができるのです!

皆さんもあの曲が聞きたくなっているはず。用意しておきましたので、聞きながら読んでいってください。

プレイヤー様を認証……ようこそ、星の中心「アーモロート」官庁街へ。エレベーターを、ご利用になられますか?

早速『アコラの塔』のエレベーターで地上へ降りてみましょう。もちろん地上直通運転です。

「穏やかな街に見えるが、何が出てくるかわからない。……気は抜くなよ。」

そんなサンクレッドのセリフが聞こえてきそうな場所に出ました。

もう、お気づきですかね、そうです地形も完璧に再現されているのです!

創造物管理局には古代人なりきりアバターも置いてあります。もちろんこのアバターもフルスクラッチで作られています!

ワールド自体が古代人サイズなので同じ目線で体験してみるというのもいいですね。

散策開始! とにかく綺麗!! もうここに住みたい!!

眼前には見慣れたエーテライトが! 建造物群が! 何より空が美しい! 筆者はVRなので本当に全身でアーモロートを感じています。エメちゃんが住んでいたところに自分が来れるなんていい時代になったものです。

小さい街のように見えて古代人サイズなので案外広くて移動が大変でしたよね。フライングが解放されるまで、SDSフェンリルで必死に走り回っていたのを覚えています。

人民弁論館、人民事務局、カピトル議事堂も再現されています。

「困りますねぇ、見学者様。厳粛な場だ、規約は守っていただかないと。」エメトセルクの声が聞こえてきそうです。ここでのアルフィノとエメトセルクの掛け合い、本当に良かったですよね。というかそれがなかったら流されてヒカセンとしての職務を放棄してアシエン側につくところでした。つけないですけど。

カブスの肉集めや青魔導士のレベリング場所ももちろんあります。

十四人委員会の記憶のクリスタルもあります。

エメトセルクとアゼムのクリスタルが……尊すぎる……

魔法のなんたるかを知るがいい!(ワールドの制作画面)

ここまでアーモロートを紹介してきましたが「本当にファンメイドなのか?」と思う人がいるでしょう。今回ワールド制作者に画像をもらいましたので、見ていきましょう。

VRChatプレイヤーは予習済みなので多少何の画面かわかる方が多いと思います。クオリティを保ちつつここまでの再現度でワールドを作り上げたのは、一般の我々からしたらほんとに創造魔法にしか思えません。

あれ? 昔は居住スペースあったよね? 今回はないの?

今回はまだ居住スペースが実装されていないそうです。現在制作中のようで、もしかしたら4月ごろにできるかもとのことです!

ここまでVRChat上で再現されてきたアーモロートを紹介してきました。ですが、ここまで読んできた人の中には「VRができる環境がないから行けないよ!」と思う人もいるでしょう。

そんな貴方に、「デスクトップモード」というものが存在する。

デスクトップモード、つまり無料である。実質フリートライアル。

最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」で更新される推奨動作環境を満たしていれば試しに行けます。VRChatそのものは無料で遊べるので問題ありません。

デスクトップモードでVRChatの世界をいくつか巡ったあとに、もっと楽しみたいと思ったらVR機器を買うといいでしょう。できることが製品版のように広がります。VRで遊ぶうえでスペックに関しては、推奨動作環境スレスレだと難しいかもしれませんが基本的にはパソコンのスペックを上げずにそのまま遊べます。

VRChatのいくつかには、驚くべき文明が興っているからな。

……アゼムのクリスタルを持つ者だろう? それくらいは当然見ておけ。

……私は、見たぞ。

●参考リンク
ermite(X)