9月9日、メタバースプラットフォーム「cluster」で、待望のアバター販売機能が実装されました。
クリエイターからも、ユーザーからも心待ちにされていた機能が開放され、さっそくワールドに実装する方も多く見かけます。
今回は、早くもこの機能を実装している素敵なワールドを4つご紹介します。
アバター販売機能について
この度clusterで公開されたアバター販売機能は、クリエイターが制作したVRM形式のアバターに、クリエイター自身がcluster内通貨の値段をつけて、公開できるというものです。
公開の前には、cluster運営がチェックを行い、著作権に引っかかるものでないかなどの確認が入ります。確認が完了すると、ストアに公開できるようになり、販売が開始できます。
公開可能になったアバターには、一意のIDが付与されます。このIDを入力すると自分のアバターだけでなく、他の人が作成したアバターもワールドに展示することができます。この後、ご紹介するワールドにも、様々なクリエイターが作ったアバターを展示しているものがいくつかあります(公式リリース)。
①DeepLobby
クリエイターコミュニティ「Deep」の交流の場「Deep Lobby」です。製作者は「Deep」運営のわんぱくさん。
このワールドでは、週替わりで5,6体のアバターが展示されています。毎週月曜日に更新されるため、いずれのアバターも「Deep」に参加しているクリエイターの作品です。
ワールドは深海に作られ、大きな窓の外には大きなクジラや小さな魚たちが泳いでいます。内装はモノトーンで統一されたシックなデザインになっており、会場のあちこちにいるDeepトレードマークのメンダコのピンクがアクセントになっています。
Deepではアバターのショッピングモールワールドを開いており、アバター販売機能の公開前から展示を行っていました。次回は開催は販売機能公開後初となるので、開催が楽しみです。
②AvatarMarket at ニワトリを見守る会CR
あばっしゅ!まさぴーさんが制作したアバター展示ワールドです。アバター展示数はなんと執筆時点(※2024年9月25日)で150体!おそらく現段階ではclusterイチの規模でしょう。多くのクリエイターからの応募で、様々な種類のアバターが展示されています。人型はもちろん、かわいいマスコットや人が乗れるほどの大きさの車など多種多様です。アバター展示は日々更新されていても募集中とのことです。
このワールド、元々は「ニワトリを見守る会CR」というニワトリが卵を産む様子をユーザーたちが見守るワールドから派生したものです。アバター展示ワールドへの入場もこのワールド内にある入口からになるので間違えないようにしましょう。
また、「ニワトリを見守る会CR」にも、不定期更新のPICKUPアバター展示がありますので、こちらもチェックしましょう!
③ちっちゃいものびれっじ
バーチャルシンガーおはよう真夜中さんが制作するアバター展示ワールドです。その名の通りちっちゃいアバターのみを展示しているワールドで、その数は25体(※2024年9月24日時点)。かわいいクリエイターたちの力作ばかり!どの子もとってもかわいいです!
ワールドは、ちっちゃい子たちに合わせてスケールが小さく作られています。テーブルもベンチも建物もちっちゃい子サイズです。123㎝の筆者が隣に立つとその小ささがわかります。
9月30日には夜バージョンのワールドも公開予定で、さらにちっちゃいアバターが増えることでしょう。
マスコット系や動物のかわいいアバターが欲しい方はぜひ「ちっちゃいものびれっじ」へ!
④星の海の展覧会
clusterのファッション系イベントで、最近人気を博しているクリエイターKOKONEさんの作品展示ワールドです。制作された衣装や小物、そしてアバターが並んでいます。
KOKONEさんのブランド「Starry Sea」は、オトナかわいいをコンセプトに制作しています。アバターももちろんオトナチックな等身で、かわいい衣装を着ているものが多いです。
ワールドは、綺麗なリゾート風の小島が連なった形になっています。アバターの展示スペースは、島の奥の橋を渡った先です。
ワールドに作品を展示しているクリエイターは多くいます。アバターやアクセサリーの販売機能を使うことによって、気に入った作品をその場で購入することができ、クリエイターへの応援になります。cluster内で一貫できることもメリットの一つです。
また、作ったワールドはポートフォリオにもなり、画像では補えない情報を持たせることも可能です。クリエイターの方は、ぜひ作品の展示ワールドを作りましょう!