入口のすぐ前に堂々出展。VRChat×大丸松坂屋百貨店×Vの合同ブースを見てきた【TOKYO DIGICONX】

1月9日〜1月11日に、東京ビッグサイトで開催されるビジネスイベント「TOKYO DIGICONX」。既報の通り、このイベントにはVRChat社が大丸松坂屋百貨店、株式会社Vと合同で出展。VRChat社にとって、日本のビジネスイベントへの出展は初となります。

これまでも「Vket Real」や「VRC大交流会」などに登場したことのあるVRChat社ですが、いよいよビジネスイベントにも姿を現したとあれば、日本市場へのプッシュも期待できるところ。

「いよいよ動き出してきたなぁ」とニュース記事を執筆していた矢先、株式会社Vから「ぜひこのブースを見に来てほしい!」と筆者に声がかかりました。偶然にも、初日の1月9日は予定なし。せっかくなので、現地の様子をのぞいてきました。

インパクト・大なブースで、iOS版を先行体験。バッジもあるよ!

VRChat・大丸松坂屋百貨店・Vのブースは、「TOKYO DIGICONX」入口のほど近く……もとい、眼前に構えていました。白いのれんに「VRChat」のロゴ。見逃すはずもありません。

のれんをかきわけるおじさんに、「幸せ溢れる仮想空間」なる文字を映す電光掲示板をくわえた獅子舞の頭など、外観のインパクトもバツグン。道行く人がカメラを向ける光景も見られました。

目玉コンテンツはなんといっても、iOS版VRChatの先行体験コーナー。クローズβ段階のものに触れられるまたとない機会です。筆者も軽く体験してみましたが、思っていた以上に操作感はなじみやすいものでした。作業インスタンスに行くときはこっちでもいいかも?

体験後、アンケートに回答すると、オリジナルグッズのバッジがプレゼント。オフ会でもOnlineのTrustedユーザーになれますよ!ちなみに、株式会社Vの公式Xにて、このバッジが当たるキャンペーンも実施中です。

また、大丸・松坂屋アバターの原画展示もあります。実は意外と展示機会が多くはない原画。肉眼でじっくりと鑑賞できるいい機会です。

もちろん、ここはビジネスイベントなので、そちら方面のお話もOKです。なにか相談したいことがあれば、お近くのスタッフへお話してみるとよさそうです!

見出し両サイドにポスターがズラリ。「VRChat クリエイターズコーナー」も要チェック

そしてもう一つの目玉は、「VRChat クリエイターズコーナー powered by V×大丸松坂屋百貨店」。VRChatを舞台に活躍するクリエイターやコミュニティが紹介されている特設コーナーです。

ポスターはエリア通路の左右にびっしり展開!なかなかの迫力です……!

モニターは映像出展コーナーとなっています。見覚えのあるMVやPVが登場するかも?

区画をまるまるひとつ使い、VRChatに根付く人々を紹介するこのコーナーは、2024年に大きく盛り上がったVRChatの勢いを象徴するかのようです。ちなみに、ポスターの近くには付箋やテープも設置されているので、一言書き置きをしたり、ご自分の名刺を貼り付けていくこともできます。みんなでこのコーナーを盛り上げていく感じがいいですね!

XR・メタバース業界のヒントが得られるかも?

このほかにも、「TOKYO DIGICONX」にはVRChat関連のブースがいくつか出展されています。ステージプログラムもあり、ビジネス向けの内容が多めですが、中にはクリエイティブ寄りのプログラムもあります。1月11日の閉会間際では、DJステージもあるのだそう。

もちろん、イベントそのものは比較的おカタめのビジネスイベントなので、一般向け展示即売会のような雰囲気ではありません。XR・メタバース業界に興味がある人ならば、なにかヒントになるものが得られるかもしれません。

「TOKYO DIGICONX」は、1月11日まで東京ビッグサイトにて開催。入場料は無料ですが、事前の来場者登録が必要となります。来場者登録は公式サイトから可能です。