META=KNOTなどを手掛けたVRChatクリエイティブスタジオ「MIGIRI」、Boothショップ「MIGIRI LAB」を11/3に開設!

VRChatでの企画・空間・体験の設計および制作や、バーチャルアーティストのライブ制作などを行うクリエイティブチームとして2022年より活動しているクリエイティブスタジオ「MIGIRI」が、事業拡大に伴い10/27に法人を設立したことを発表しました。

今までに「MIGIRI」が手掛けてきたVRChatの企画として、2024年春に開催された「META=KNOT」や、バーチャルアーティストを多く有するKAMITSUBAKI STUDIOの所属アーティストであるCIELさんがVRChat上で開催したライブなどが記憶に新しいですね。

MIGIRIの強みは、VR SNSやオンライン配信イベントを対象に、企画・プロデュースからコンテンツ制作、運営までを一貫して手掛けられることです。企画に必要であれば、技術開発から着手するといえば、チームの卓越性がお伝えできるでしょうか。

現在も、とあるプロジェクトが進行中とのこと。MIGIRIからの新しいニュースをチェックしておきましょう。

オリジナルアセットをBoothショップ「MIGIRI LAB」で販売!

 MIGIRIは、法人設立を機に、オリジナルアセットを販売するBoothショップ「MIGIRI LAB」を開設しました。「VRChatライフを豊かにする」をミッションとして掲げ、『MIGIRI LAB Assets for Avatars』『MIGIRI LAB Assets for Worlds』『MIGIRI LAB Tools』の3つのカテゴリーで有料・無料のアイテムを公開していくそうです。

11月3日正午12:00より第1弾の商品として、「音質が変わるギミックつきスピーカー3Dモデル『MIGIRI Spatial Speaker』」を販売予定とのこと。モデルの質感もとてもハイクオリティで、第2弾以降の商品も楽しみですね。公式Xアカウントをフォローして最新情報をお見逃しなく。

代表のタカオミさんからのコメント

新たなVRクリエイティブスタジオ法人の設立、そしてBoothショップの開設に伴い、株式会社MIGIRI代表取締役のタカオミさんにメールインタビューを敢行しました。

ー設立を決意したきっかけはありますか?

タカオミさん

VR・XR業界は未だ激動の中にいます。VRChatだけを見ても、昨年、今年とさまざまな出来事があり、とても注目を浴びているシーンです。

そうした状況だからこそ、企画制作や体験の設計、そしてアウトプットのクオリティと、もし自分が依頼をするクライアント側だとしたら、VRでの制作を0から100まで全て安心して任せられるような組織が必要だと感じ、MIGIRIの設立に至りました。

ーMIGIRIとして目指したいこと、挑戦したいことはありますか?

タカオミさん

VRChatを長く遊んでいると、だんだんと「VRChatってこんなもんだよね」という感覚ができあがるように思います。VRそのものや、バーチャルライブについても同様です。

いろいろなものを体験する中で、知らず知らずのうちにできていく「まあこんなもんだよね」のハードル。MIGIRIは、技術的な挑戦や表現の追求を諦めず、その見えない壁を壊すことを目指します。

バーチャルを初めて体験したときのような新鮮な感動を、毎回届けられる会社にしていきたいと思っています。

ーVRChatユーザーになにか一言あればどうぞ

タカオミさん

日本のVRChatシーンは、毎日話題が生まれ、活発に議論が交わされる熱量の高い世界です。ときに衝突もありますが、それも人々がこの世界を愛しているからこそ。
この熱量が尽きることなく広がっていく、その渦中に私たちも当事者として存在していたいと思っています。
MIGIRIの、今後の活動にぜひご期待ください!

VRChatユーザーだからこその熱量と、今までに提供してきた体験の実績から、これからの活動にもとても力を入れているようです。MIGIRIが創り出す体験に今後も注目したいですね!