活動7年を迎えたAMOKAに新進気鋭のSpicaが聞く『VRC音楽祭2025』の魅力をインタビュー

12月27日に総勢16組の出演者による音楽イベント『VRC音楽祭2025』が開催されます。

年末に行われる音楽の祭典として、さまざまなシーンで活躍するアーティストが一同に集うイベントですが、開催までにアーティストのことを少しでも知りたい!

そんな人に向けて、Spicaがオフィシャルアンバサダーとして出演するアーティストの魅力を発信していきます。

今回はSpica5人で、2024年に引き続き出場するAMOKAにインタビュー。新進気鋭のグループがVRC音楽祭の由来から去年の裏話と、VRC音楽祭のことを掘り下げていきます。

Spica紹介文

Spica(スピカ)は『作って、歌って、魅せる。』をコンセプトに活動するVRクリエイターグループ。活動開始から1年に満たないにも関わらず、ステージも空間も全て自分達で作る強いこだわりを持ち、独自性が高く見所に溢れたライブイベントを精力的に開催することが話題。

圧巻の演出で魅せた「VRC音楽祭2024」の舞台裏

あいぽ

VRCミュージックデュオ「AMOKA」のあいぽです。今日は囲み取材のような、あるいはキャストのように皆さんがいるのでクラブに来たような雰囲気ですね(笑)

もいさん

同じく「AMOKA」のもいさんです。実は8月に行われたSpica主催のワンマンライブを見させてもらっていて、そのメンバーとまた生でお会いできて嬉しく思っています。ライブも代わる代わるといろいろな姿が見られて、すごく楽しかったです。

しゅくろ

昨年開催された「VRC音楽祭2024」ではトリを務めていらっしゃいましたね。改めて振り返ってみて、どんなイベントでしたか?

もいさん

年末に相応しい華やかなイベントでした。全体的にテレビ番組のような構成になっていたのが印象的で、MCによる軽やかなやり取りが合間に挟まれたり、YouTube配信ではユニット名のテロップやカメラワークにもこだわっていたり。後から自分たちでアーカイブを見たのですが、見応えのあるステージになっていて嬉しかったですね。

去年開催の様子(アーカイブ
あいぽ

AMOKAのステージにはダンサーも出演したのですが、私達の服のカラーに合わせて衣装を調整してくれたんです。全然オーダーしていなかったのですが、ネクタイやスーツの色を全体で合わせてくれて。あとは最後の『Find Yours』で、1人ずつ登場してみんなで歌えたのも良かったですね。

去年開催の様子(アーカイブ
しゅくろ

動画を見て「全部がスゲー!」って感じでした。音楽イベントを知らない人でも楽しめる作りだったと思います。

にゃんこ

年末だと1人で過ごしている時や、家族と過ごしている時に見ることもできますしね。VRChatの世界を知らない人でも気軽に見られる良さがあったと思います。

りんか

ラストに流れた全員での『Find Yours』について、制作秘話などはありますか?

もいさん

裏側の話をすると、全員から頂いた音源をミックスして、現場で一緒に歌うという形をとりました。大勢で1曲を歌うことはVRChatではそもそも初めての試みでしたし、誰もが知っている曲ではなく、AMOKAの楽曲を選んでもらえたのがすごく嬉しかったです。

音源を作っていた立場からすると、みんなそれぞれの歌い方で自分達の楽曲を歌ってくれるので、聴くたびに「こんな感じで歌ってくれるのか」と嬉しい気持ちになりましたね。

もいさん

中には「しあんず」の2人のように、原曲になかったコーラスアレンジを入れたデータをくれた方もいて。「嬉しい!」となりながらポチポチとリミックスをしていました。去年のアーカイブで確認できるので、ぜひ見てください。

にゃんこ

2024年を見たうえで2025年のものを見たら、その進化も楽しめるわけですね。

7年目となる2025年ライブ締めに対する意気込み

Riso.

2025年も出場されるとのことですが、2年連続出場への意気込みをお聞かせください。

あいぽ

昨年同様、2025年のライブ納めになりますね。その締めくくりで大きな演出ができるのは嬉しいです。今年はAMOKAとして新曲を出せなかったのですが、いろいろなイベントには参加してきました。 意気込みとしては、普段と変わらず健康に気をつけたいですね。風邪をひきやすい時期ですし、乾燥や気温差で体調を崩しやすいので。健康第一に、気持ちよく歌うことが一番です。

もいさん

一番の基礎だよね。常に自分の体調を管理して、いいコンディションでライブに挑む。

あいぽ

鼻声で歌えないとか、声がガラガラで出ないといったことは絶対にないようにしたいので。

もいさん

AMOKAの1年の総括という意味では、個人活動はあまりできなかったのですが、チャレンジはいくつかしました。例えば大阪万博開催期間中に行われていた「バーチャル万博」では、デフォルメされた小さな姿でステージに参加しました。

あいぽ

ミャクミャク様がDJとして参加していて、ほかでは絶対に見られない光景でしたね。

もいさん

今年で活動7年目になります。ずっと大事に歌い続けてきた楽曲、新しい楽曲、それぞれありますが、毎回より良いパフォーマンスを形にできればと思います。