あなたの行きたい学園型コミュニティはきっとある!合同アンケート実施

ソーシャルVRの中では、学校の体裁を取ったコミュニティが数多くあります。実際の学校と同じように、クラスメイトたちと一定期間ともにし、講師の方々から授業を受けて学んでいきます。学んでいく内容はコミュニティによって異なりますが、ソーシャルVRで遊んでいくには欠かせない知識や文化を学べます。

一定期間をクラスメイトともに過ごすことで、濃い人間関係を築くことができたり、これまでに縁のなかったコミュニティに接触できたりします。

また、生徒以外にも講師の側に立って参加できるコミュニティもあります。ソーシャルVRを楽しんでいて、学んだこと、伝えたいことを披露できる場はそうありません。講師になることで、教える楽しさを体験できるのも、また特徴です。

ソーシャルVRを遊んでいて、仲のいい人がいない、いつも行けるコミュニティがないと思っている人にとってはかけがえない場所を得られるチャンスとも言えるでしょう。

一方で、たくさんあるコミュニティの中で自分が向いているものが分からないという人や、そもそもどれだけコミュニティがあるのか分からない人もいるのではないでしょうか。

この記事では学校の形を取っているイベントを「学園型コミュニティ」と呼び、VRChatとclusterで活動している8団体に合同アンケートを実施しました。

学園コミュニティに参加したい生徒希望や講師希望の方は、ぜひ参考にしてみてください。

参加コミュニティ

・私立VRC学園
・VRCスクール
・放課後レクリエーション部
・VRCAcademy
・魔術学舎United (UniMagic)
・仮想大学校-XRC-
・VRC初心者ノ寺子屋
・CLUSTARS学園

私立VRC学園

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A 生徒には「VRChatの文化などについて話を聞く機会」「毎日会うことで、システム上のフレンドではなく友だちを作る機会」 講師には「講師経験を問わず、人前で講義をする機会」 などを得られる場を作ることを目的としています。 ※開校期間終了後に毎期解散するため、厳密にはコミュニティではなく「イベント」となります。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A ・VRChatの文化に対する知識をより深めたい人
・気軽にJoinできるフレンドが欲しい人
に特に来て頂きたいと考えています。

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A VRChatに関係する内容の授業を行って頂ける方を対象としており、その中でもVRChatの文化に関する授業をして頂ける方を特に歓迎しています。過去には「VRChat上の文化・活動」「コミュニケーション」「VRChatに関する技術」についての授業がありました。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください

A 必修・選択授業を通して10人の異なる講師からVRChatの様々な文化等の話を聞けるので、新しくやりたいことを見つけやすくなっています。 また初心者からベテランまで幅広く受け入れており、多様なバックグラウンドを持つ人と知り合う機会があるため、その後の活動の幅が広がりやすくなります。

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 3~4ヶ月ごとに開催しております。 次回開催は2024年2月ごろを予定しています。

VRCスクール

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A VRCスクールでは安全で安心できるコミュニケーションをできる場を提供し、友達作りと新規コミュニティー形成を推進しています。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A 人との交流を楽しめる人、楽しみたいと思ってる人や友達を作りたい人。

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A 基本的に募集はしていませんが、交流のきっかけや話題になるような題材を提供する目的で外部講師として授業を依頼していることがあります。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください

A 友達が欲しい人同士を集めて、1つのクラスとしてコミュニティを新たに形作ることで、お互いに最初から一定の興味を持ちあった状態で、まっさらなコミュニティに入れる状況を用意して仲良くなろうというイベントです。

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 1月に9期を開校する予定です。

放課後レクリエーション部

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A 一定期間同一メンバーで交流することで、普段と違う界隈と仲良くなるキッカケを作る事を目的としています。 はじめたばかりで一緒に遊ぶ人が居ない / いつも同じ界隈のメンバと固まっている等の方々に、新たな交流のキッカケとしてもらいたいです。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A 普段と違うメンバーと仲良く遊んでみたい方を募集。初心者(New User以下)を優先としています。 基本的に参加制限はありません(過去参加者も参加可能です)。

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A ”講師”相当の枠には、”引率”と呼ばれる「遊びに行くワールドの選定や遊び方の説明を行い、5日間のイベントを進行しながら生徒と一緒に遊ぶ」方々を募集しています。 毎期ごとに3名ずつ募集しており、過去に生徒として参加経験のあるメンバが引率を担ってくれています。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください

A ほぼ毎週イベントを実施しているので、「参加したい、興味がある」と感じたらすぐに参加が可能です。 また、都合が合わなくとも次の週にも開催されるため、参加者の都合に合わせてご参加いただけます。 イベント期間も5日間のため、学園型コミュニティの中では気軽に参加が可能です。 “学ぶ”ではなく”交流する”ことに特化しているので、短期間ながら交流の時間を長く取ることが可能になっています。

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 原則、毎週開催しています。 参加希望の方は毎週月曜日22:30 – の説明会にお越しいただくことでイベントに参加できます。 不定期なお休み週については公式X(旧:Twitter)より告知します。

VRCAcademy

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A 『VRCAcademy』とは、バーチャル学園都市でつなぐ自由なキャンパスライフ! =<大学をモチーフとした学園型コミュニティーイベント>になります。
講義(イベント)を開くだけではなく 学科というそれぞれのコミュニティーで講義を開くことにより 本校、本校外問わず各それぞれの『コミュニティーの活性化』を目的としております。 【学生】 そこの学科で出会った学生や講義者との繋がりをより増やせる他、学科を自由に選択ができ、自分の興味のある分野の知識をより深めることができます。
【講義者/講師】 れぞれの学科や講義を通じて在学生(講義者も含む)によりVRChatを楽しんでもらうこと、講義者自身の活動をより繁栄し、本校や本校外のコミュニティー活性化を目的としています。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A VRCユーザーであれば誰でもいつでも入学することができます。但し、入学条件がございます。
【入学条件】
・社会的常識かつモラルが守れる方
・VRChatデスクトップ版orPCVR等で入れる方(モバイル版とQuest版は現在未対応)
・Discordが必須
・講義者/講師で希望の方も入学手続き必須
※デスクトップ勢・無言勢・海外ユーザー大歓迎
※トラストランク等は問わず入学可能
※講義者はNewUser以上
※セクハラ・パワハラ・マルチ商法などの勧誘など他人に迷惑をかける行為の禁止
※VRChatの規定に反した行為の禁止

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A 入学条件がクリアであればいつでも誰でも講義者/講師になれます。
それぞれの学科や講義を通じて在学生(講義者も含む)によりVRChatを楽しんでもらうこと、講義者自身の活動をより繁栄し、本校や本校外のコミュニティー活性化を目的としています。例えば『ご自身で活動していること(3Dモデラー/演劇/文学など)の技術や知識を学生に教えることにより、自身の活動の同志が増えて、本校・本校外問わずその活動のコミュニティー活性化ができます。』
好きな学科を作ることができて、運営スタッフが講義者を講義実施まで全面的にサポートいたします。 また、講義者/講師が安心して講義ができるプランをご用意してます。 在学生対象講義/公開講義/オープンキャンパス スタッフ・キャストスキルアッププログラム=人材育成プログラム 他プランを拡充予定
※本校では自由に学科を設立できる他講義内容や講義スタイルも自由です。ただし、VRChatの規定に反した講義や本校に相応しくない講義や行為が発覚した場合はすぐに運営の判断でお断りさせていただきます。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください

A 【本校の強み】 ①いつでも入学することが出来る他、学生or講義者/講師またはその両方が選択できます。
②講義の他にも学内イベント(交流会イベントなど)でよりコミュニティーやFriendを増やすことが出来ます。
③多様な講義を自由に選択ができ、自分の興味のある分野の知識をより深めることができます。
④講義者/講師が安心して講義ができるプランをご用意してます。(在学生対象講義/公開講義/オープンキャンパス/スタッフ・キャストスキルアッププログラム等今後プラン拡充予定)
⑤講義者は学科を自由に設立することができ、講義の際は運営スタッフが全面的にサポートします。

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 
【イベント】
11月18日(土)本開校及び入学式の実施
11月19日~11月30日 講義集中期間実施
12月16日(土)VketReal パラリアルクリエイターエリア『VRCAcademy<出張所>』として出展決定(他にも様々なリアルイベントにサークル参加/出展予定!!)
【その他】
『VRCAcademyワールド』を学園都市ワールドとして拡張予定! 講義のほかに自由満載でできることを企画進行中!

魔術学舎United (UniMagic)

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A 2週間の授業と1週間の修了制作を通して、VR世界に関係深い技術を学びます。 現在はUnityのみを取り扱っていますが、Unityに限らずとも様々な技術についての知見を深め、また活用できるようになっていただけると嬉しいです。
また、UniMagicはコミュニティとしての側面も持ちます。クラスメイトやOB同士で、新たに学んだ技術を気軽に見せ合ったりしていただけると嬉しいです。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A 現在開校している「本科」では、アバターを自力でアップロードできる程度の技術を要件としています。将来的に開校予定の「専攻科」では、より高い条件を課す予定です。 技術的な好奇心があること、クラスメイトと共に学ぶ意志があること、を強く推奨しています。逆に、VRChatのプレイ歴等は一切要件としていません。

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A 講師を募集しています! UnityやBlenderをはじめとした、技術的知見を話したい方を募集しています。授業内容については持ち込んでもらうのももちろん、内容が固まっていない状態でも相談の上授業内容を決めることも可能です。 過去には、「パーティクルのことはじめ」「ゼロから始めるPhysBone」「便利ツール紹介」などの授業がありました。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください

A 授業内容としては、技術系の内容に特化しています。普段はあまり考えない根本の原理などもゆっくり紐解いていくのが特徴です。また、授業中に質問をすることも推奨されており、質問から内容を深掘りしていくこともあります。
また、イベント中はもちろん、イベント終了後も技術的向上心のあるコミュニティとしての繋がりを持つことができます。質問や相談、自分の作品の紹介などをすることができます。
総じて、「技術的知見が欲しい」「技術的向上心のあるフレンドが欲しい」という両方を求めている方は最大限の恩恵を得られるでしょう。学園型イベントの中では最もピーキーな特徴を持っているかもしれません。

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 3~4ヶ月に1度程度開校しています。次回の開校は年明け以降になりますが、専攻科を本格的に準備しているため、次回に関しては少し間が空いてからの開校になるかもしれません。

仮想大学校-XRC-

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A 教えたい人と学びたい人の学びのマッチングを目的にしています。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A より深く知識を深めたい人に来てもらいたいです。その関係からVRC初心者ではなく、中級者以上(ユーザー以上の方)をターゲットにしています。

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A 前提として仮想大学校では講師は教授として呼んでいます。 教授(講師)募集ですが、1期は既に募集は終了してますが、 1期が終了し、2期の準備に入ってから募集します。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください

A 学ぶ期間が最低3ヶ月間と長いのが特色です。長期間学ぶことでしか理解できないような知識や技術を身につけることが可能となっているのが本校の特徴です。

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 11月中旬まで学生募集してます。 一期開始は12月から予定してます。

VRC初心者ノ寺子屋

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A VRChatを始めたもののフレンドも少なくこの世界で何ができるのかもよくわからない。 そんな初心者さんを中心に人との繋がりやVRChatでの各々の楽しみ方を見つけてもらう為の場と内容で、2週間の学校生活と授業を通じて持ち帰ってもらうのが目的のイベントです。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A ・プレイ時間の実績は不問でVRChatをプレイできる環境がある方
・全10回の授業の内半数以上の出席ができる方
・日本語話者である方

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A 現在は講師の募集は本イベントの卒業生やスターティングスタッフにほぼ限定しています。 中には寺子屋とは無関係の外部的な人物をゲスト講師として迎える事もありますが、この場合は特に人物像や授業内容の審査が強くなる場合があります。
何らかの場所で信頼に足る人物だと判断できる場合はこの限りではありません。
授業の募集要項としてはあくまで「初心者向けの授業づくり」のみで、原則講師サイドに内容は一任しています。 専門的な分野を深掘りする内容でなければ運営側からテコ入れを要求する事はなく、授業リハーサルを経て授業時間の過不足調整や説明の仕方をレクチャーするなどを行う程度となります。
この講師(他にも担任や撮影班など)は、募集要項からもわかるように閉鎖的で身内がほとんどの状態でのスタッフとなります。
寺子屋というイベントの一般参加者としてだけではなく、スタッフ参加の経験という機会を知ってもらい自信や自己肯定、時には自身の改善点を得ることで閉鎖的なこの場に留まるのではなく、他イベントやより広いコミュニケーションにも積極的になるような意識改革をもたらす期待値を含む狙いがあります。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください

A まだ組織自体が小規模で管理の甘さや受入幅に制限があるため公には打ち出しづらい内容ですが、当イベントに参加すればVRChatでは暇をする事はない程の未来の選択が得られるようにデザインしています。
入学後に生徒は純粋なコミュニケーションやVRChatでは何ができるのかの様々な要素に触れ、より専門的なものを求める場合は他媒体との連携により寺子屋自体がバイパス役となる形となるので、あくまでチュートリアルのような扱いと思って頂いて問題ないかと思います。
また、いずれは規模が大きくなると難しくなるかもしれませんが小規模ならではの声の届きやすさや、不定期ではありますが期を跨いだ生徒中心の交流会を行っており、共通項を持った者同士でのコミュニケーションが取りやすい点があります。
イベント自体も最低限のルールはどうしてもありますが、運営の独りよがりではなく関係するスタッフや生徒の皆でその時その時の雰囲気を作り、全ての参加者の力でイベントそのものを運営しているようなデザインを心がけていますので、参加者の皆様にはそんな温かさを感じてもらえると幸いです。

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 11/11〜11/25に第参期が開催します。 参加に必要となる生徒説明会は10/28〜10/31で既に終了済みです。

CLUSTARS学園

Q1 イベントの目的についてお聞かせください。

A Clusterでボイスチャットでの相互交流を促すことで、主体性をもって活動できるユーザを育成することが目的です。Clusterはプラットフォームの性質上、イベンターの数が減少していく一方であり、利用者の属性も偏りがちになっている現状があります。そこで学園という箱を作り、同期先輩後輩というロールを付けることで、強い関係性のコミュニティを作りました。結果、学園の卒業生からは大勢のイベンターやタレントを輩出しています。

Q2 どんな生徒(参加者)にきてもらいたいのか。

A Clusterでは、音楽イベントに参加してパーティクルと演奏を楽しむといった一方的なコミュニケーションが主流で、コメントでの会話が多い状態です。そんな中あえて、ボイスチャットができる人に限定して生徒募集をしています。
Clusterプレイ時間は0時間でも大丈夫で、そういった人が慣れていく場でもあります。授業が終わった後も、様々なことにチャレンジしてみたい生徒を特に募集しています!

Q3 講師は募集は受け付けているのか、条件などをお聞かせください。

A 講師は公募はしておらず、他薦制を採用しています。決まった基準はありませんが、授業の多様性を重視しているため、他の方ができないような授業ができる方を優先してお声掛けしています。その結果、Vtuberから市議員さんまで幅広い肩書きの講師陣を揃えることができています。

Q4 イベントの特色についてお聞かせください。

A CLUSTARS学園の特色は、主に2つあります。
ⅰ.授業以外の休み時間が多く、生徒会や生徒、講師の方々が仲良くなりやすい
メタバースのイベントとしては、かなり早いサーバー開場となっています。生徒会や生徒が早めに入場することで、雑談を通して仲良くなった実例が多いです。放課後活動も生徒会、生徒、講師の分け隔てなくワールド巡りなどをすることで、参加者全員が仲良くなれる仕組みになっています。特に講師は、1コマと2コマの間にある休み時間、あるいは放課後活動中に生徒から講義の質問や感想をされるなど、授業時間外でも交流できる時間が確保されていいます。
ⅱ.多様な分野の専門家から講義を受けられる
過去の学期では、様々な分野の専門家が講師として招かれました。傾向としては、現実世界とメタバースを融合させる取り組みに関する講義や、イベント運営に関する講義が多いです。
他にも以下のような講義があり、メタバースに関する知識を幅広く学べます。
・Clusterワールドクラフト大会の大賞者による、ワールドクラフト実習
・学芸員による美術鑑賞と、それを活かしたメタバースの過ごし方
・VsingerによるMV撮影の実践(CLUSTARS学園のPVにもなっています)

Q5 今後のスケジュールについてお聞かせください。

A 2024年1月に第3期生を募集します!周期は特にないですが、4半期ごとに募集を予定しています。