じむの朔さんが主催をするコミュニティ・FM言ノ葉は、現実の読書週間(10月27日~11月9日)にあわせて、VRの読書に関するイベント(読書会、朗読会等)を奨励するキャンペーンとして、VR読書週間2023キャンペーンを行いました。
VR読書週間は、昨年から開始され、好評のうちに終了し今年も開催する運びになりました。
キャンペーン期間中、参加された団体などの様々なイベントがありましたが、今回はそのうちの最後のイベントとなりました、FM言ノ葉主催の「秋の朗読会」の様子をレポートしていきたいと思います。
昨年の「VR読書週間2022」の様子はこちらから
静かに始まる、秋の朗読会
「秋の朗読会」のイベント会場は、言ノ葉堂のワールドでした。
実は筆者は朗読会というものに参加したのは今回が初めてでした。
なんとなくどのようなイベントなのかはイメージしていたのですが、演者の方々の気持ちのこもった朗読に、次第にどんどん引き込まれていきました。
しっとりとした雰囲気の中で始まった朗読会。季節の変わり目と共に、温かいお茶が似合うほっこりしたイベントになったのではないかと感じました。
朗読された作品と演者の方々を紹介していきます。(朗読された順、敬称略)
「きみのことば」
作:降谷椎、演者:リクるーと
「井の頭公園のラスクちゃんはお砂糖とお塩でできている」
作、演者:るいざ・しゃーろっと
「猫の事務所」
作:宮沢賢治、演者:nowmai
「ニュービー・ガール Vシャーク前日譚」
作、演者:熊野瀝青
総合的な感想としてですが、アバターに作中の要素を仕込んだり、ボイチェンを駆使して作品の中のキャラクターを演じ分けていたり、演者の皆さんの工夫が伺えたのがとても印象に残りました。
一つの作品にそれぞれ、所要時間が15分程度とあり、朗読もそれぞれ小さな一つの演技の舞台であるんだなと、新たに知見を得ることが出来た筆者なのでありました。
また朗読会に参加してみたいですね!みなさんも秋の夜長に読書してみませんか?