日本時間1月17日、ソーシャルVRプラットホーム「VRChat」が開発してから10年が経ちました。10年を記念して、記念ワールドの公開、「VRChat Home」に更新が入りました。
記念ワールドでは、VRChatで1番最初に公開されたワールドの復活。
「VRChat Home」では、古くからやっている人からすると懐かしの「あの画面」が体験できるようになっています。
VRChatで1番最初に作られたのはカフェだった!? 「VRChat Cafe」
VRChatで1番最初に作られたワールドは何だと思いますか?正解はカフェです。
10周年を記念して当時のカフェのワールドが復活しました。カフェの入口には10周年を祝うケーキが置かれています。
このカフェはUnityAssetStoreにあるデモとのことです。今は非推奨になっています。中身はアメリカによくあるようなカフェです。ちなみに当時のVRChatは座りが実装されていないので、座れません。
2階に上がると10周年を祝っている文言と思い出の写真たちが並んでいます。歴史を感じさせる内容ばかりです。
10年前のVRChatでは、アバターが「Karl」1体のみだったそうです。その後のアップデートでアバターのカスタマイズ機能が充実していき、今の自由度になっていったと考えると、感慨深いですね。
公式アカウントでは、VRChatの思い出話について語られているので気になる人はチェックしてみてはどうでしょうか。
懐かしの画面と音が体験できるスペースが登場!
VRChatの10周年を記念した取り組みは「VRChat Home」でも行われています。先程のワールドにも置かれていたケーキが飾られています。
そして目玉になるのが、入口から右手奥にある新しく出来たスペースです。
奥の方に行ってみると、2017年当時に流れていたロード画面を再現されたスペースがあります。当時の画面に、同じく当時の音楽が流れて再現されています。
2017年のVRChatは、Steamの早期アクセスでリリースされて人口が増えてきた時期にあたります。古参のユーザーの中では2017年当時からVRChatを楽しんでいる人もいるかもしれません。今回のアップデートは、当時の方に向けた感謝を込めたプレゼントではないでしょうか。
VRChat10周年を記念した取り組みは終了時期は告知されていません。思い出に浸りたい方はお早めに行ってみてはいかがでしょうか。