アニメやマンガといった作品には現実の街を舞台とするものがあり、その場所を訪れることを「聖地巡礼」と呼び楽しむことが昨今は当たり前となりつつあります。そんな聖地巡礼をVRChat内でも楽しむことができる場所が今回紹介するワールドです。
リアルの風景やモノを撮影して3Dデータ化する「フォトグラメトリ」や「3DGaussianSplatting(以下3DGS)」といった技術を使って制作されたワールドは、まるで現実と見紛うようなハイクオリティの空間が眼前に広がり、バーチャル内でリアルな空間を感じながら聖地巡礼を楽しむことができます。
今回紹介するのは、そんな3DGSの技術を使って作られたアニメの聖地ワールドです!
90年代に流行った超有名なあのバスケマンガと、2016年に大ブレイクした新海誠監督のアニメ映画の2つを紹介。制作したのは「京都VR」や「原爆ドームVR」などのワールドを制作した龍 lileaさんです。
バスケアニメの金字塔、鎌倉のあの踏切!
神奈川県鎌倉市にある「鎌倉高校前駅」付近のワールドになります。あの有名なバスケアニメのオープニングで登場することでも有名な場所です。ワールドでは、駅からあの踏切とその周辺までを見ることができます。
ワールドの入口には、鎌倉高校前駅があります。ここの利用者が歩いてきそうな現実感があります。ここから線路に沿ってあるいて行いていきます。いや、沿わなくったって、線路の中も歩けちゃいます。だってここはバーチャルなんですから。



線路沿いの道を進み、右を見てみるとそこにはあの踏切があります。奥の海までバッチリ入った水平線がある景色も最高ですね。

電車が通り、踏切もそれに合わせて閉まるギミックも揃えてあるため、完全一致の”あの”シーンが撮れちゃうかも・・・?

まだアップデートされていく余地もあるとのことで、今後の更新も楽しみです!

2016年に一世を風靡したアニメ映画、四ツ谷のあの階段!
放映から10年。新海誠監督が制作したあのアニメ映画の聖地が東京・四ツ谷にあります。ワールド化されたのは、その中でも重要なシーンで使われたある神社の階段です。

あの階段は特にハイクオリティになっていて、写真を撮ればまるで実写にアバター画像を合成したような質感に!もちろん、映画のポスターにもなったあのアングルで撮影することもできます!

筆者は今年1月にリアルの同じ場所へ行ってきました!写真を並べてみましたがリアルの景色そのままですね!

階段の先にはもちろん「須賀神社」がありますが、ワールドでは敷地手前までになっています。少し遠くからお参りしていきましょう!

撮影機材にも注目!
このワールドは、ハンドヘルド型レーザースキャナー「XGRIDS Lixel Series」の「LixelKity K1」を使って撮影されました。龍さんはこれまで様々な機材を使って3Dスキャンを行ってきた実績があり、その機材の比較や、XGRIDSを使った撮影のTIPSなどがまとめられたスライドを公開されています。このワールドで、撮影や制作方法など技術面からも気になった方はこちらも見てみましょう!
また、この撮影したデータはVRChatとは別に、ブラウザメタバースプラットフォーム「ArrivalSpace」でも公開されており、スマホやでもワールドを見ることができます。さらにVRアーティストのせきぐちあいみさんをスキャンしたデータなど、VRChatでは公開されていないデータも公開されていますので、こちらも要チェックです!
ArrivalSpaceのリンクはこちらから
参考リンク
・龍 lilea(X、ArrivalSpace)





















