『serial experiments lain』のVR展覧会が、VRChatで6月20日に開催決定!

カルト的人気を誇るメディアミックス作品『serial experiments lain』のVR展覧会「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」が、VRChatにて6月20日に開催されます。

本イベントを開催するAnique株式会社は、VRChat社との公式パートナーシップ契約締結も発表。さらに、株式会社メタバースクリエイターズとの戦略的業務提携契約を締結も発表しました。

25周年を迎える、カルト的人気作品のVR展覧会

『serial experiments lain』は、1998年から展開するメディアミックス作品。「ワイヤード」と呼ばれる仮想世界が登場し、後に生み出されるネット社会を予見したかのような内容は、いまなお世界中でカルト的な支持を得ています。

2023年に同作は25周年を迎え、そのタイミングでAnique株式会社により、主人公・岩倉玲音との対話を楽しめるAIキャラクターサービス「AI lain」が発表。今回発表されたVR展覧会「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」は、これに続く記念施策になります。

Anique Museum

会場となるのは、VRChat上にオープンする「Anique Museum」。アニメ・マンガ作品の展示を行うデジタル美術館として運営され、「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」は第1弾展示となります。展示詳細は現時点では明かされていませんが、キービジュアルを『serial experiments lain』キャラクター原案を務めた安倍吉俊氏が担当し、エントランスにも使用されるとのことです。

開催企業はVRChatと公式パートナーシップ契約を締結。メタバースクリエイターズと戦略的業務提携契約も締結

Anique株式会社はVRChat社との公式パートナーシップ契約締結

本施策の発表似合わせて、Anique株式会社はVRChat社との公式パートナーシップ契約締結を発表。さらに、メタバースクリエイターズと戦略的業務提携契約も発表しました。

メタバースクリエイターズは、メタバースで活躍するクリエイターが数多く所属するクリエイタープロダクションであり、これまでもさまざまなワールドやアバター制作を手掛けてきました。直近では、北米のソーシャルVR向けアバター販売プラットフォーム「Avatown」のPRワールドを制作し、その内容から多くのユーザーの注目を集めました。

今後両社は、コンテンツホルダーのメタバース活用を共同でサポートし、日本のマンガ・アニメ・ゲーム作品のメタバース展開を加速させていくとのことです。

[6月10日追記]オープン日が6月20日に決定!21日にはツアーも開催

本展示会の正式オープンが6月20日(木)20:00に決定しました。

合わせて、6月21日(金)21:00から、第一回先着特別ツアーが開催されることも発表されました。参加にあたっては、「Anique Museum」グループへ参加の上で、当日の連絡をお待ちください、とのことです。

また、「PC単体、Meta Quest等のHMD単体及びAndroid端末からも入場することができます。」と告知されていることから、会場ワールドはモバイル対応(Quest対応)されているものと思われます。

●参考リンク
・プレスリリース(Anique株式会社メタバースクリエイターズ
「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」公式サイト