イヤーマフ機能
イベントやワールドで多くの人と会話する際、周囲の声が騒がしくて会話が聞き取りにくいと感じたことはありませんか?
そんなときに便利なイヤーマフ機能を紹介します。
クイックメニューを開き、オーディオタブを1回選択し、オーディオ設定を表示。一番下までスクロールすると、イヤーマフモードの設定が出てきます。

イヤーマフモードを有効にすると自分の周りに白と赤の枠で囲われた範囲が見えるようになります。赤い円の外側では、周囲の音声が徐々に小さくなるように設定されています。

「高度な設定を表示」をクリックすると、減衰開始距離や減衰率などを細かく調整できます。
有料サブスクリプションであるVRChat Plusに加入している人であれば、メニュー上部にいるVRCatもイヤーマフを被ります。かわいいね。

減衰の範囲を円形から前方に寄せることもできます。前にいる人の声だけを聞きたい場面にも使えるので、状況に合わせて柔軟に使いましょう。


なお、オーディオタブをダブルクリックするだけでも、イヤーマフ機能を有効化/無効化できます。
グラフィック設定について
VRChatでは、グラフィックに関する詳細な設定が可能です。パフォーマンスに大きく影響する設定項目ですので、ぜひ確認しておきましょう。
クイックメニューを開き、設定を開きます。
グラフィックの項目を選ぶとグラフィック品質の設定を行うことができる項目が表示されます。VRChatの動作が重いと感じる場合は、品質のプリセットを下げることで改善する可能性があります。

クイックメニュー>設定>グラフィックス
ディスプレイとビジュアルの調整
美しいブルーム効果が設定されたワールドは魅力的ですが、強い光による目の疲れを感じることもあるかもしれません。そんなときに使えるディスプレイとビジュアルの調整機能を紹介します。
クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。
設定項目にあるディスプレイとビジュアルの調整カテゴリ設定を使って調整します。

「画面の明るさ」で視界全体の明るさを調整し、「ブルーム効果の強度」で光の効果を和らげることができます。
明るさを下げることで、ナイトモードのような落ち着いた視界になり、リラックスしたい時にも役立ちます。

また、「カラーフィルター」機能では、色覚特性を持つユーザーが快適にプレイできるように、さまざまなカラーフィルターを適用できます。
クイックメニュー >歯車タブ >ディスプレイとビジュアルの調整
アバターのカリング
イベントやPublicインスタンスなど、大人数が集まるインスタンスでは、動作が重くなることがあります。そんなときに役立つのが「アバターのカリング」機能です。
「アバターのカリング」は、表示するアバターの数を制限することで、パフォーマンスの向上を図ることができます。クイックメニューの設定からすぐにアクセスできます。
クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。
その中にあるアバターのカリングカテゴリの設定を行うと、表示するアバターの制限をかけることができます。

「表示する範囲」では、特定の範囲内に表示されるアバターの数を制限し、「表示するアバターの数」では設定された数の分までインスタンス内のアバターを表示できます。
また、フレンドのアバターは制限から外したり、個別表示を行った(Show Avatarをした)アバターを制限から外したりできます。
クイックメニュー >歯車タブ >アバターのカリング
ネームプレートの表示形式
アバターの上に表示されるネームプレートを隠したり、簡略表示を行うことができる機能があります。実は負荷軽減にも役立つことがあるので、すぐに設定できるようにしましょう。
こちらもクイックメニューの設定からアクセスできます。
クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。
その中にあるUIの要素カテゴリにあるネームプレートの表示形式で機能の設定ができます。

ちなみに、この項目の中にあるクイックメニューを開いているときの追加情報ですが、クイックメニューを開いたときのネームプレートの表示形式にさらに情報を追加するというものです。
情報がより詳しくなりますが、負荷も少しかかるので、とても動作が重いときはOFFにすることもおすすめです。
クイックメニュー >歯車タブ >UIの要素
マイクアイコンの表示
声を発するときに左下で音声入力の状態を表示してくれるマイクアイコンですが、初期設定では音を認識しないと消えてしまいます。
マイクアイコンは、ミュート状態のインジケーターにもなっているので、表示されていないと自分がミュート状態なのかどうかがわかりにくくなっています。
これを解決する、マイクアイコンの表示機能を紹介します。
クイックメニューを開き、下部のタブの中からオーディオタブを1回選択します。オーディオ設定が表示されました。この設定のマイクカテゴリにあるマイクアイコンの表示を常に表示に変更することでマイクアイコンが消えなくなります。

クイックメニュー >オーディオタブ >マイクアイコンの表示
HUDの表示
先程のマイクアイコンのほか、誰かから招待が送られたときやフレンドリクエストが送られたとき、Join通知など、VRChatのHUDにはさまざまな情報が含まれています。
HUDの情報は便利なのですが、VRChatで生活しているとHUDが少し邪魔に思えるときがあると思います。もう少し没入感を上げたいなと感じるときや、パーティクルライブなどの演出を鑑賞するときなど、より集中したいときにさっとHUD表示を切り替えられるといいですよね。
実は先ほどと同じくクイックメニューの設定画面からすぐ切り替えができることをご存知でしょうか?
クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。その中にあるUIの要素カテゴリにあるHUDの表示をオフにすることでマイクアイコンや通知などのアイコンを消すことができます。

クイックメニュー >オーディオタブ >HUDの表示
アクションメニューをフリック操作でできるようにする
メニューを開くボタンを長押しすると出てくるアクションメニュー(Expressions Menu)をフリック操作でできるようにします。選択したあとにトリガーを引く手間が省けます。
クイックメニューから設定タブをダブルクリックで設定画面を開き、ユーザーインターフェースの項目を選択します。
アクションメニューのカテゴリにある「フリックして選択」をONにすることで設定ができます。

デスクトップではこのメニューは出ません。デスクトップ操作時はフリック操作ができない仕様になっています。
クイックメニュー >設定 >ユーザーインターフェース>フリックして選択
以上、さまざまな便利設定を紹介しました。
ここで紹介した内容はまだ設定の一部です。いろんな設定を駆使してVRChatでの生活を豊かにしていきましょう。
クイックメニュー >オーディオタブ >イヤーマフモード