幻想的な世界で美しい物語が紡がれる『Pandora』旅のススメ。広大なフィールドと謎解きが待っている

Pandoraって何?

VRChatをやっていると名前を聞いたことくらいはあるのではないでしょうか?

Pandoraの公式サイトを見ると『VRChatでおそらく最も広大な謎解きワールドVRChatとは思えない程、広大な規模で繰り広げられる謎解きワールド「Pandora」』と書かれています。

筆者自身も、広大な綺麗なワールドで謎解きができるという認識でいました。

実際に訪れてみるとワールドの端が見えない広大な幻想的な風景が広がっています。

また、Pandoraは主に4つのエピソード(ワールド)から成り立っています。それぞれ追っていく物語やテーマが変わってきます。
外伝、続編ワールドとして「World of Fantasy – STELLA」と「Pandora – LastEpisode」が存在します。「STELLA」の方は時系列的にエピソード2.5、「LastEpisode」はエピソード4の後のお話となっています。

メインストーリーは、夢の世界に迷い込んだ『巡璃めぐる』という少女を追っていくというもの。

その過程で夢の世界に迷い込んでしまった他の人たちの物語も追っていきます。

そのため、物語も連続で繋がっているのでエピソード1から順番に攻略していくことをオススメします。

どんな謎解きがあるの?謎解きワールドって聞いてきたけど物語もあるの?

謎解きに広大なフィールドがあるワールドってどういうワールドになるの?って思う人もいるでしょう。物語の核心をつかない程度に紹介していきます。

ワールドを探索していると気になる建造物やアイテムが見つかることがあります。

怪しいものはすべて写真に撮っておきましょう。そのうち使うことになるかもしれません。1個だけ一緒に謎解きを途中までやってみます。下の写真はワールドに立っている謎の建造物です。とりあえず写真を撮っておきます。

とりあえず2個見つけてきました。4色の玉と数字が書かれていますね。

そして謎の建造物を見た先に下の写真のような場所があります。

先ほどの色の玉と見比べてみると同じ配色の部分があることがわかります。ということはまだ資料がそろっていないようです。今回はわざとですが、いったんこのまま考えを進めてみましょう。

同じ色の部分の数字を書きだすと、

1 9 4 5

3 6 1 2

となっています。

この場所にはアルファベットのサークルがあり、回答を入力すると思われる装置もアルファベットが押せるので、数字をアルファベットに変換できればよさそうですね!

この記事ではここまで。謎を解く場合は、ひらめきと広いフィールドを探索する両方が必要な場面がたびたびあります。残りは、自分の頭と足で解き明かしてみてください。

謎解きだけではない4エピソードに渡って描かれる膨大なエピソード

いずれのエピソードでも城がキーとして登場します。エピソードごとに住人が住んでおり、物語にちなんだ謎解きが展開されます。エピソードごとに住人が住んでおり、その物語にちなんだ謎解きが展開されています。筆者的には、城の物語を見るのがメイン以外では一番のお気に入りです。

紹介ついでにちょっと登場人物を見てみましょう。

こちらの手紙では書いた人物と『ルクス』の2人がいる事が分かります。この手紙はお城にあるのですがどのように生活していたかが垣間見れますね。

もちろんこの後も手紙は続くのですが、それは自分で確かめに行ってみてください。

問題なのはここからです。

次に同じ人物が描いたと思われる手紙を発見すると漢字も書けなくなり文字もおぼつかなくなっています。もう精神的にも限界のようにみえます。このようにほんの一部の紹介ですが、残留物などから登場人物の足跡や状況、そして物語が紡がれていきます。

謎解きとセットで展開されていることが多いので、謎解きだけで4ワールドもやるのはなぁとはまったくなりません。むしろ、筆者としては物語を追いたくて謎解きをするという感じになってきます。

クリアごとに最初から所持しているジャーナル(本)のエリアガイド等に物語が追記されるのでそれを読むとそういうことだったのか!と深く理解する事ができます。

他にもこの世界で生活している人物はたくさんいます。

「え、じゃぁあの難しそうな謎を数十個解かないといけないの?」と思ったあなたは安心してください。ワールドのクリア自体にはすべての謎を解く必要はありません。

より物語を知るためのエキストラコンテンツのような謎も含まれています。私自身は物語や気になる登場人物の足跡を追っていくうちにエピソード1〜4すべての攻略を終えてしまいました。今はラストエピソードといわれるワールドを探索中です。

とにかくボリュームがあるからガイドを同伴するのもあり

冒頭で分かる通り、とにかくボリュームがあります。あくまでも筆者の場合ですが、エピソード1-4を攻略するまでに1ヶ月掛かりました。これでも攻略速度としては速いほうだったりします。

実は1ヶ月で攻略できるのは、ガイドの人と同伴しているからです。おそらく何も知らない状態でいけば、攻略するのに半年掛かると言われてもおかしくありません。

ガイドの人を呼べるツテなんてないよ!と思ってもX(Twitter)で募集すると声を上げてくれることがあります。それでも、マップを自分で作っておくといった地道な工夫を凝らさないと後半のマップでは数時間迷子になりかねないのが恐ろしいところです。

なにしろワールドの広さは、4k㎡から最大は38k㎡となっており、38k㎡は東京ドーム812個分といった数字になっています。どういうことなんでしょうか?

もちろんワープの機能がワールド内で用意されているので、移動だけで時間が潰れていくみたいなことになりません。

そしてこれまでの話から分かる通り、Pandoraは謎解きだけのワールドではありません。幻想的なフィールドはもちろん、キャラクターのストーリーといった魅力が噛み合っています。なので、謎解きが難しいからといって尻込みせずに素直にガイドを頼るのも手です。

最後にこれから攻略する人に向けて事前に頭に入れておくといい知識をまとめた「旅のしおり」を用意しました。準備を万全にしたい人はぜひご覧ください。

フレンドと歩んだ果てしない旅は、いつまでも色彩で鮮やかに忘れることはないでしょう。