【PR】河森正治プロデューサーと「いのちめぐる冒険」を探検! バーチャル万博・特別イベントレポート

2025年5月29日、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」のプロデュースを手掛けたアニメーション監督・メカニックデザイナーの河森正治さんとともに、バーチャル版「いのちめぐる冒険」をともに回るツアーイベントが開催されました。

「いのちめぐる冒険」は、訪れる人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートすることがコンセプトのパビリオン。夢洲のリアル会場では、VRゴーグルを装着して体験する、XRと立体音響技術を駆使した映像体験が待つ超時空シアター「499秒 わたしの合体」がメインコンテンツです。

そして、PC、スマートフォン、そしてVRゴーグルからアクセスできるバーチャル万博会場では、「いのちめぐる冒険」コンセプトを示すオブジェクト「いのち球」を中心とした、メタバースならではの体験コンテンツが用意されています。

上記の通り、「いのちめぐる冒険」は河森正治さんがプロデューサーを担当。そして、「いのち球の中を冒険する」というコンセプトのもと、TOPPANグループがバーチャル版「いのちめぐる冒険」を制作しています。その制作経緯や想いについて、「メタカル最前線」では以前にインタビューも掲載させていただきました。

メタカル最前線は、河森正治さんへの独自インタビューに続き、本イベントも取材しました。本記事にて、イベント全体の様子をお伝えいたします。

河森館長といっしょにパビリオンを探検!

バーチャル版「いのちめぐる冒険」パビリオンに集まった参加者
バーチャル版「いのちめぐる冒険」パビリオンに集まった参加者

バーチャル版「いのちめぐる冒険」パビリオンには、50名以上の来場者が集結しました。ちなみに、会場となるバーチャル万博は、ひとつの空間(VRChatにおけるインスタンス)に最大200名まで入場できるため、これでもまだまだ余裕があるのがすごいところ。

イベント都合により音声チャットはOFFが求められましたが、テキストチャットとエモートによって、待機時間もにぎやかでした。

中央で高くジャンプしているのが河森正治さん!
中央で高くジャンプしているのが河森正治さん!

今回、河森さんは「河森館長」として、パビリオンを案内する役割に! まずはエントランスにて、「いのちめぐる冒険」の概略をお話いただきました。

次に、このパビリオンのメインコンテンツ、「いのち球」のあるエリアへ。太陽の塔とほぼ同じ70mの高さがある「いのち球」の周囲を歩き、様々な生き物に変身することで、いのちのつながりを体験できます。

みんなで登る「いのち球」
みんなで登る「いのち球」

が、たくさんの方が集まった影響か、かなりの描画負荷がかかってしまい、スムーズな移動が難しい状況に……!! 先行していたガイドさんも「大丈夫ですかー!?」と声をかけながら、「いのち球」の周囲を歩き続ける人々の様子は、さながら登山の難所。それでもなんとか歩き続ける河森館長とその一行には、一体感が生まれていました。

そこから先に進み「いのち球」の内部へ侵入。灰色の世界が色づく瞬間を目の当たりにした後、地中へと降下。いのちが大地に還り、ひとつになる過程を河森館長とともに体験できました。

「いのち球」の中へ無事に到着!
「いのち球」の中へ無事に到着!
大樹の中から、大地へと還っていく
大樹の中から、大地へと還っていく

「時間と空間を超えた冒険」――メタバースだからこそ味わえるドラマ

最後はもちろん記念撮影! これもメタバースではおなじみの光景!

「マクロス」シリーズの産みの親でもある河森さんとともにメタバースをめぐる体験は、そうそう訪れない機会。チャット欄では多くの参加者が貴重な機会を楽しむコメントが寄せられていました。

河森さんも、これだけ多くの人がバーチャル空間に集まる体験は新鮮だった様子。ともにパビリオンをめぐる体験に対し、「バーチャルで時間と空間を超えてみなさんと会い、冒険することができた、貴重な時間でした!」と感慨深げでした。

バーチャル空間では時折、描画負荷によるアクシデントが発生します。そこから予期せぬドラマが生まれることもあり、それも黎明期であるバーチャルの醍醐味と言えるでしょう。

バーチャル万博は、10月13日まで公開されます。こちらを体験するのはもちろん、可能ならばぜひ大阪・関西万博のリアル版「いのちめぐる冒険」にも足を運んでみてください!