VRChat初心者必見!便利機能で快適なVRChatを過ごせるようにしよう!

VRChatには設定しておくと便利な機能が数多く存在します。

機能の種類は、普段のVRライフを快適にするものから、イベントなど多人数が集まる空間での活動を円滑にするものまで多岐にわたります。

しかし、数ある機能の中から自分に必要な設定を見つけるのは大変ですよね。

今回は、特に設定しておくと便利な機能を抜粋し、まとめてみました。目次から気になる機能を探して、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

1.言語設定

VRChatは多言語に対応しており、さまざまな言語でメニューを表示できます。最近では初期設定で日本語になっている場合も多いですが、念のため言語設定の方法を確認しておきましょう。

デスクトップの場合はEscキー、VRの場合は各コントローラーのメニューボタンを押して、クイックメニュー(Launch Pad)を表示します。(以降、クイックメニューと表記します。)

次に、クイックメニューの下部に表示されている5つのタブから歯車が表示されているタブを2回連続で選択してください。設定画面が表示されます。

次に左側に表示されている項目の中からユーザーインターフェースを選択しましょう。すると右側の表示が切り替わり、ユーザーインターフェースの設定項目が表示されます。

UIの一般設定カテゴリにある言語選択より表示言語の切り替えられます。

まとめ

クイックメニュー>設定>ユーザーインターフェース>言語設定

2.ステータス

VRChatには状況を簡単に伝えられるステータス機能があります。

ステータス機能を使えば、「取り込み中」や「今遊んでいるからみんな来てほしい!」など自分の状況を簡単に伝えられます。

まず、クイックメニューを開き、「ソーシャル」を選択します。

ソーシャル画面が表示されます。ステータス機能は画面の左上にあります。クリックしてみましょう。

ステータス機能は文字と色で状況を伝える機能になっており、32文字まで自由に記入できるスペースと各状態に対応した色を選択できます。

注意点として、招待リクエストと現在地表示について説明します。

オレンジステータスと赤ステータスでは、自分がどのワールドにいるのかという情報がソーシャル画面から隠されてしまいます。

また、赤ステータスではフレンドから送られた招待リクエスト(Request Invite)を自動でキャンセルする機能が備わっています。

逆に青ステータスではInviteインスタンスにいても自動で招待リクエストを承認し、フレンドを自分のいる場所に招くことができます。Inviteインスタンスなどで開かれるイベントに参加する際はステータスの色に気をつけると良いかもしれません。

まとめ

クイックメニュー>ソーシャル>ステータス

3.ポータルの確認プロンプト

ワールド移動の際によく使うポータルですが、初期状態だとポータルに近づくだけで別ワールドへ移動してしまう事がよくあります。ついうっかりポータルに入ってしまって、友達とはぐれてしまうこともありえます。ポータルによる事故を防ぐ事ができるのが「ポータルの確認プロンプト」です。

クイックメニューから歯車マーク2回選択で設定画面に入ります。設定画面を開いたら快適性とセーフティの項目を選択します。

快適性とセーフティの設定項目にある、セーフティカテゴリの「ポータルの確認プロンプト」をONにすることで設定できます。

設定ができるとこのようにポータルに入る直前で確認が行われます。

まとめ

クイックメニュー>設定>快適性とセーフティ>ポータルの確認プロンプト

4.ポータルの配置方式

ポータルについての便利設定をもう一つ紹介します。

初期設定ではポータルは自動的に前方に配置されます。初期設定のままだと狭い場所や多くの人がいる場所では、なかなか設置できないことがあります。なので、ポータルの設置を自分で決めるようにしてワールドの移動を楽にしていきましょう。

先ほどと同じ快適性とセーフティを開き、セーフティカテゴリの中からポータルの配置方法を手動で配置に設定。

これにより、ポータルを配置するときに自分で設置場所を選択可能になります。

ポータルを設置できる場所が一目瞭然なので、いざ配置するときに置けないなんてこともなくなりますね。

まとめ

クイックメニュー>設定>快適性とセーフティ>ポータルの配置方法

5.ポータルからインスタンスを生成する機能

ワールドで見つけたポータルがPublicインスタンスにつながっていて、目的のワールドを探すのに苦労したことはありませんか?

そんな面倒を解決できる機能があります。

実はポータルを選択するだけで、簡単にワールドの詳細情報を確認できます。

VRの場合は、クイックメニューを開き、コントローラーを持っていない方の手でポータルを選択します。
デスクトップの場合は、クイックメニューの「ユーザーを選択」を押し、ポータルを選択します。

あとはいつもワールドに入るときのように新規インスタンスを自分で作成すれば入りたい状態のワールドを自分で作ることができます。もちろんこのままポータルも作成できますよ。

6.信頼されていないURLを許可

ワールド内で動画や音楽を再生したい場合、「信頼されていないURLを許可」を有効にしていないと動画などのコンテンツが再生されず、何も聞こえないことがあります。

そうならないように設定を行いましょう。設定の場所はポータルの設定と同じ場所にあります。

クイックメニューから設定を開き、快適性とセーフティの項目を選択します。セーフティカテゴリの中にある「信頼されていないURLを許可」をONにします。

まとめ

クイックメニュー>設定>快適性とセーフティ>信頼されていないURLを許可

7.イヤーマフ機能

イベントやワールドで多くの人と会話する際、周囲の声が騒がしくて会話が聞き取りにくいと感じたことはありませんか?

そんなときに便利なイヤーマフ機能を紹介します。

クイックメニューを開き、オーディオタブを1回選択し、オーディオ設定を表示。一番下までスクロールすると、イヤーマフモードの設定が出てきます。

イヤーマフモードを有効にすると自分の周りに白と赤の枠で囲われた範囲が見えるようになります。赤い円の外側では、周囲の音声が徐々に小さくなるように設定されています。

「高度な設定を表示」をクリックすると、減衰開始距離や減衰率などを細かく調整できます。

有料サブスクリプションであるVRChat Plusに加入している人であれば、メニュー上部にいるVRCatもイヤーマフを被ります。かわいいね。

なお、オーディオタブをダブルクリックするだけでも、イヤーマフ機能を有効化/無効化できます。

まとめ

クイックメニュー >オーディオタブ >イヤーマフモード

8.グラフィック設定について

VRChatでは、グラフィックに関する詳細な設定が可能です。パフォーマンスに大きく影響する設定項目ですので、ぜひ確認しておきましょう。

クイックメニューを開き、設定を開きます。

グラフィックの項目を選ぶとグラフィック品質の設定を行うことができる項目が表示されます。VRChatの動作が重いと感じる場合は、品質のプリセットを下げることで改善する可能性があります。

まとめ

クイックメニュー>設定>グラフィックス

9.ディスプレイとビジュアルの調整

美しいブルーム効果が設定されたワールドは魅力的ですが、強い光による目の疲れを感じることもあるかもしれません。そんなときに使えるディスプレイとビジュアルの調整機能を紹介します。

クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。

設定項目にあるディスプレイとビジュアルの調整カテゴリ設定を使って調整します。

「画面の明るさ」で視界全体の明るさを調整し、「ブルーム効果の強度」で光の効果を和らげることができます。

明るさを下げることで、ナイトモードのような落ち着いた視界になり、リラックスしたい時にも役立ちます。

また、「カラーフィルター」機能では、色覚特性を持つユーザーが快適にプレイできるように、さまざまなカラーフィルターを適用できます。

まとめ

クイックメニュー >歯車タブ >ディスプレイとビジュアルの調整

10.アバターのカリング

イベントやPublicインスタンスなど、大人数が集まるインスタンスでは、動作が重くなることがあります。そんなときに役立つのが「アバターのカリング」機能です。

「アバターのカリング」は、表示するアバターの数を制限することで、パフォーマンスの向上を図ることができます。クイックメニューの設定からすぐにアクセスできます。

クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。

その中にあるアバターのカリングカテゴリの設定を行うと、表示するアバターの制限をかけることができます。

「表示する範囲」では、特定の範囲内に表示されるアバターの数を制限し、「表示するアバターの数」では設定された数の分までインスタンス内のアバターを表示できます。

また、フレンドのアバターは制限から外したり、個別表示を行った(Show Avatarをした)アバターを制限から外したりできます。

まとめ

クイックメニュー >歯車タブ >アバターのカリング

11.ネームプレートの表示形式

アバターの上に表示されるネームプレートを隠したり、簡略表示を行うことができる機能があります。実は負荷軽減にも役立つことがあるので、すぐに設定できるようにしましょう。

こちらもクイックメニューの設定からアクセスできます。

クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。

その中にあるUIの要素カテゴリにあるネームプレートの表示形式で機能の設定ができます。

ちなみに、この項目の中にあるクイックメニューを開いているときの追加情報ですが、クイックメニューを開いたときのネームプレートの表示形式にさらに情報を追加するというものです。

情報がより詳しくなりますが、負荷も少しかかるので、とても動作が重いときはOFFにすることもおすすめです。

まとめ

クイックメニュー >歯車タブ >UIの要素

12.マイクアイコンの表示

声を発するときに左下で音声入力の状態を表示してくれるマイクアイコンですが、初期設定では音を認識しないと消えてしまいます。

マイクアイコンは、ミュート状態のインジケーターにもなっているので、表示されていないと自分がミュート状態なのかどうかがわかりにくくなっています。

これを解決する、マイクアイコンの表示機能を紹介します。

クイックメニューを開き、下部のタブの中からオーディオタブを1回選択します。オーディオ設定が表示されました。この設定のマイクカテゴリにあるマイクアイコンの表示を常に表示に変更することでマイクアイコンが消えなくなります。

まとめ

クイックメニュー >オーディオタブ >マイクアイコンの表示

13.HUDの表示

先程のマイクアイコンのほか、誰かから招待が送られたときやフレンドリクエストが送られたとき、Join通知など、VRChatのHUDにはさまざまな情報が含まれています。

HUDの情報は便利なのですが、VRChatで生活しているとHUDが少し邪魔に思えるときがあると思います。もう少し没入感を上げたいなと感じるときや、パーティクルライブなどの演出を鑑賞するときなど、より集中したいときにさっとHUD表示を切り替えられるといいですよね。

実は先ほどと同じくクイックメニューの設定画面からすぐ切り替えができることをご存知でしょうか?

クイックメニューを開き、下部にある歯車のタブを1回選択します。その中にあるUIの要素カテゴリにあるHUDの表示をオフにすることでマイクアイコンや通知などのアイコンを消すことができます。

まとめ

クイックメニュー >オーディオタブ >HUDの表示

14.アクションメニューをフリック操作でできるようにする

メニューを開くボタンを長押しすると出てくるアクションメニュー(Expressions Menu)をフリック操作でできるようにします。選択したあとにトリガーを引く手間が省けます。

クイックメニューから設定タブをダブルクリックで設定画面を開き、ユーザーインターフェースの項目を選択します。

アクションメニューのカテゴリにある「フリックして選択」をONにすることで設定ができます。

デスクトップではこのメニューは出ません。デスクトップ操作時はフリック操作ができない仕様になっています。

まとめ

クイックメニュー >設定 >ユーザーインターフェース>フリックして選択

以上、さまざまな便利設定を紹介しました。

ここで紹介した内容はまだ設定の一部です。いろんな設定を駆使してVRChatでの生活を豊かにしていきましょう。

ABOUT US
枕木凛子ライター/DJ
2021年4月にVRChatを始める。「今日も一日、まくらをぎゅっと。」DJ/VJセルフユニット・MQLの片割れ。Club Xometの運営をメインに、様々なところへお邪魔しております。