VRChatユーザーが話している「夏を壊す」とは? 『PROJECT: SUMMER FLARE』と関連コンテンツを紹介

皆さんは、VRChatのワールド『PROJECT˸ SUMMER FLARE』をご存じですか?

『PROJECT˸ SUMMER FLARE』はy23586(ヨツミフレーム)さんによって2021年に公開されたVRChatワールドです。世界観や凝られたテーマが人々から愛され、夏が来るたびに「そろそろ夏を壊しに行こうか」という定番フレーズが飛び交うほどの人気ワールドとなっています。

今回は、そんな『PROJECT: SUMMER FLARE』の世界と、関連コンテンツの魅力をご紹介します!

『Exhibition˸ The day before the Summer begins․』(夏が始まる一日前)

『Exhibition˸ The day before the Summer begins․』は、『PROJECT: SUMMER FLARE』が公開される前に作成されたワールドで、PROJECT: SUMMER FLAREで使用されたモデルやギミックなどが展示されています。 

世界観やギミックのチュートリアル要素、展示要素に加え、まるで世界観に飲み込まれるような深いこだわりが詰まっており、『夏が始まる前』にぜひ訪れてほしいワールドです。

『PROJECT˸ SUMMER FLARE』

『PROJECT˸ SUMMER FLARE』に入ると、まばゆい青空とどこまでも続く海、そして夏を感じさせる海岸が広がります。目の前には、町内会の看板のようなものが立ち、ワールドの説明とともに1枚の絵が描かれています。

どうやら「鈴」「ビーチボール」「スイカ」を集めて箱にいれる必要がある様子。一体どこにあるのだろう……? と、まずは海岸を探してみます。

探してみると、「スイカ」を見つけました!

この調子で入れる箱や他の2つも探し出していきましょう。スイカを持って、海岸の裏手にある水族館に向かいます。

水族館は非常に綺麗で、写真映えもする物となっています。 まるで現実に存在する建物のような雰囲気と、まるで「魚」の記号のような魚の組み合わせが、VRならではの鮮やかさと不思議な感覚を感じさせます。

そして水族館を周り終えるとビーチバレーを発見!(一度出ると、一周しないと入れなくなってしまうので注意!)

ついに2つ揃ったのでスイカとビーチボールを持ちながら、街を探索します。 もし、ビーチボールを投げてしまって見失っても、マークが出るので安心です。すぐに見つけることができますよ。

街を探索していると、意味ありげなトンネルを発見。スイカを転がしながら進んでいくと、何やら意味ありげな階段が見えてきます。階段を上がっていくと……?

そこには神社が。中には、まるで「ここに入れて」と言わんばかりの3つの箱が置かれています。

そして、神社の裏手で鈴を発見! 3つ揃ったので、箱に入れてみましょう。

現れたのは、サイバーな雰囲気のデバイス。どうやら触れられそうなので、触ってみると周りの世界がどんどん暗くなり、色を失っていきます。

そして……

「プロトコルを開始します。」という字幕が……

ここからの『PROJECT: SUMMER FLARE』は、まさに本番。謎解きからアスレチックまで、ぜひ、あなたの目で見て、感じてほしい光景や体験が盛りだくさんです。きっと最後まで体験すれば、「夏を壊す」の意味がわかるはず!

夏を壊せ。 BREAK THE SUMMER

言葉を壊せ。 BREAK THE TOWER

世界を前に進めるために。 COMPLETE THE MERIDIAN LOOP

『LC New Kyoto Branch』(LC新京都ブランチ)

LC新京都ブランチは、ヨツミフレームさんが制作したさまざまな3Dモデルやギミックを展示するワールドです。『PROJECT: SUMMER FLARE』関連のコンテンツだけでなく、他にもたくさんのコンテンツが楽しめます。

また、一部の人にとってはトラウマになっているかもしれない「ハシゴ練習場」も存在します。複数のステージに分かれていますが、Stage 6は「本当に人間にクリアさせる気があるの?」と叫びたくなるほどの高難易度。リアルでの怪我には注意しつつ、ぜひチャレンジしてみてください!

『サマーフレア作戦概略』

サマーフレア作戦概略は、『PROJECT: SUMMER FLARE』の設定や解説がぎっしり詰まった、なんと80ページにも及ぶPDF文書です。制作秘話やコンセプト、そして画像を交えた解説で、とても読みやすく仕上がっています。

おまけとして、3Dモデルやサウンドトラックも付いてきます。アバターのピアスやイヤリングのように身につけたり、サウンドトラックを聴きながらあの夏の冒険を思い出したりと、楽しみ方は色々です。