株式会社TAM、法人向けにVRChatワールド制作・イベント開催支援サービスをスタート

株式会社TAMは7月13日、クライアントのDXを支援する同社のVR研究開発プロジェクト「TAMTO METAVERSE LAB」にて、ソーシャルVR「VRChat」向けのワールド制作・イベント制作を中心とした法人のメタバース展開を支援することを発表しました。

支援内容は、VR機器の手配からVRChatの操作説明、ワールド制作、イベント開催があります。また、VRChat上のコミュニティ、クリエイターとの連携し、尊重すると伝えています。

今回の試みについて「TAMTO METAVERSE LAB」は、「メタバースへの入り口を作ることでメタバースの魅力を知っていただきたいと思っています。そして、そこに暮らす人達と一緒に楽しい未来を作っていきたいと考えています。」と伝えています。

先日7月8日には、その第1弾となる東京理科大学 理工学部のメタバースイベントの支援を実施。VR未経験者向けにVRヘッドセットの手配から事前操作説明会の実施まで、0からのサポートを行いました。

司会は、ソーシャルVRに馴染みがありVRでのイベント経験が多くあるおきゅたんbotさんが担当。ワールド制作では、VRChat上の学術交流コミュニティVRC理系集会とのノウハウ共有を活かした、工夫をしています。イベントの中では、参加者と講演者による質疑応答も行われており、リアルとは遜色のないコミュニケーションができたとのことです。

左がおきゅたんbotさん

VRC理系集会の異分野交流のノウハウを活かしたタグマーカー

講演からパネルセッションへ移る際には、講演用のスライドからパネルへ切り替えを行えるギミックを用意。セットの切り替えに時間がかかることなく、イベントは進行していきました。

●参考リンク
プレスリリース
角谷仁(Twitter)