12月3日、BOOTHショップ「雨宿り」よりツール「【無料】PhysBoneを間引くやつ【Unity用Editor拡張】」が公開されました。このツールでは、VRChatのアバターにおける揺れに関する設定を担うPhysBoneの”Affected Transforms”(影響を受けるボーン)の数を疑似的に削減することができます。
主な使用用途は、髪の毛やスカートといったPhysBoneを多く設定されている、いわゆる揺れ物です。ツールで設定することで、VRC Constraintを活用しながら設定前よりも少ないボーン数で動かせるようにします。mobile対応をはじめとした、アバターのパフォーマンスランクを満たす場面で使えます。
ツールの操作に関しては、ドキュメントのユースケースをご参照ください。手動での操作、使用するアイテムによってケースバイケースのため、ツールの設定後はPlayModeにして動かすなどして検証することをオススメします。
また、Conponent数やColliderの最適化は行わないため、VRCQuestToolsなどのツールと併用して最適化の調整を行ってください。
VRC Constraintを活用しているため、ツールを使用するためにはSDK3.7.0以降が必須。また、Modular Avatar 1.10.9 以降の導入を前提、VRCQuestToolsの導入を推奨します。
「【無料】PhysBoneを間引くやつ【Unity用Editor拡張】」は、VCCもしくはBOOTHの配布ページで無料で追加可能です。BOOTHの配布ページでは投げ銭用の項目もあります。
●参考リンク
・雨降り(あめふり)Xアカウント
・ドキュメント