リアル影システム使ってみた!光と影が織りなす圧倒的存在感を手に入れよう【VRChat】

実際に使ってみる

アバターへの導入が完了していれば、Expression Menuに項目が追加されています。

PCSS4VRCのメニュー内にはライトの明るさや色、ライトの追従先、自他に対する影のOnOffを切り替える項目が追加。また、ShadowCast Addonを導入している場合はShadowCastメニューも追加されています。

LightColorメニューでは、影を落とすためのスポットライトの彩度や明度などの調整可能。

なんとGaming仕様にもできます。楽しい。

LightAimControlメニューではスポットライトをどの部位に追従させるかや、ワールドに固定するかなどの設定を行えます。

また、スポットライト自体はPhysboneを掴むことで動かすことが可能です。

ShadowCast Addonを導入している場合に登録されるShadowCastメニューでは機能のOnOffや影の強さを変更することができるメニューが追加されています。

一例としてこれらの機能を使用して色々遊びながら写真を撮ってみました。

World:Xmas LightCity Author:Nekoro
衣装:【複数Avatar対応】もふっとりんりんべる餅亭
撮影機材:VirtualLens2ろじらぼ

どういう時期に撮ったかバレそうですが、電飾溢れるツリーを背にして一枚。

細かいアクセサリーや髪から落ちる影があるだけでも質感がグッと増します。

World:Rooftop in the city Author:お休みさん
衣装:珀杏デフォルト服 (オリジナル3Dモデル「珀杏」#Hakua3D) – なっふな堂
撮影機材:VRChatのデフォルトカメラ

スポットライトのカラーを調節して夕日から受ける光を表現してみました。

ライトの位置調整で逆光のような雰囲気も作り出せます。

World:Soft Sea Author:Camille
衣装:珀杏デフォルト服 (オリジナル3Dモデル「珀杏」#Hakua3D) – なっふな堂
撮影機材:VRChatのデフォルトカメラ

ShadowCast Addonを使ってワールドにない影を作り出します。

足元から伸びる影を撮るのも楽しいですよね。

World:雪夢島 -Snow Reverie Island- Author:Leiria_vrc
衣装:『SERAPHIM – セラフィム – 』EXTENSION CLOTHING
(写真で使用している衣装は萌用のものを珀杏に着せています)
撮影機材:撮影機材:VirtualLens2ろじらぼ

前方のイルミネーションや街灯から受ける光と落ちる影を考えて撮ってみました。

スポットライトの設定調整によりふわっとした存在感を作り出す影感が出せたと思います。

居るね、居るよね。ここに。

影を足して「リアルな存在感」を足そう!

今回は「リアル影システム (for Avatar) PCSS For VRC」について見ていきました。

アバターの見た目に手を加えるアセットや設定などは数あれど、圧倒的な存在感と自然な影のクオリティはこのシステムにしか出せない質感だと思います。使い方によってはリアルにもアニメ調の影にもすることができ、改変の幅広さにも対応できるシステムです。

なお、アバターの見た目に対する印象が変わることもあり、リアル影システムを活用した商品紹介や広告について販売者側からガイドラインのアナウンスもあります。商品の見た目を確認したいなどといったシチュエーションの場合は、リアル影システムを使っていることを明示しておくとトラブル予防になるでしょう。

リアル影システム(PCSS4VRC)を用いたアバター等を使って衣装やアバターなどの紹介動画・紹介画像・販促ポスターなどを公に公開・掲示する場合は下記の事項に留意してください。

1. リアル影システムが強調されるような表現が含まれる場合(例:影表現を付けることを意図して行った場合など)、影の効果などはリアル影システムによるもので商品単体にリアル影システムのような影がつく機能があるわけではないことを明示してください。(文例:本サンプル画像は『リアル影システム』を使用して撮影されており、影の付き方が商品単体とは異なる可能性があります。)

2. VRChat内・XなどのSNS・Boothの商品ページなどに含まれる画像・動画が主な対象範囲です。イベントのポスターなど商品範囲を混同する恐れのない内容の場合、対象にはなりません。

3. ポスターなどの場合掲示範囲に制約があると考えられるため、簡素な表現(例:「『リアル影システム』を使用して撮影」)でも可とします。

4. 本ガイドラインは「お願い」であり、ガイドラインに準拠できない場合に『リアル影システム』の利用を禁止するものではありません。諸都合で準拠できない場合があると思いますのでベストエフォートでご対応頂ければと思います。

アバターの存在をぐっとリアルに近づけたり、より楽しく写真を撮ったりすることができるようになるリアル影システム、ぜひ手にとって「リアルな存在感」を体験してみてください。