2024年11月1日、大手VTuber事務所「ホロライブプロダクション」にて、VRChat内コラボ配信「Justice’s Haunted Investigation」が実施。さらに後日、使用したワールドの一般公開予定を発表しました。
ホロライブプロダクションでは火威青さんの3Dお披露目配信以降、VRChatへ積極的に乗り出す姿勢を見せています。でも、実際にVRChatで自分の推し達は何をしたか、VRChatは何が出来るのか、よくわからない方は多いのでは?
「動画で見るVRChat」では、メタカル最前線編集部が選出したVRChat動画をピックアップ! 今回は、先日行われたホロライブの大型ハロウィンコラボから、火威青さんの視点配信をご紹介します。
ホロライブとVRChatの関係性
10月26日、ホロライブの公式X(Twitter)から、以下の投稿が行われました。
告知にて触れられている「Justice」は、2024年6月にホロライブの英語圏向けグループ『ホロライブEnglish』からデビューした、エリザベス・ローズ・ブラッドフレイムさん、ジジ・ムリンさん、セシリア・イマーグリーンさん、ラオーラ・パンテーラさんの計4名によるユニットです。
ホロライブは以前よりVRChatとの関係性を深めており、2023年にはホロライブENのハコス・ベールズさんがVRChatのバーチャル・ナビゲーターに就任しています。
そして、2024年9月には同事務所のユニット「ReGLOSS」に所属する火威青さんが、VRChat内で自身の3Dの姿をお披露目しています。
また、白上フブキさんをはじめとした同社に所属するホロメン(ホロライブのメンバー)達も、VRChatへの興味関心を示していました。Xにて「VRChatについて勉強中」と発言していた宝鐘マリンさんは、11月4日にVRChat配信を実施しています。
19名のホロメン集合!謎の館を探索
今回のコラボに参加したメンバーは以下の通り(敬称略)。
- アキ・ローゼンタール
- 白上フブキ
- クレイジー・オリー
- アーニャ・メルフィッサ
- パヴォリア・レイネ
- ベスティア・ゼータ
- 森・カリオペ(配信なし)
- シオリ・ノヴェラ
- 古石ビジュー
- ネリッサ・レイヴンクロフト
- フワワ・アビスガード
- モココ・アビスガード
- 火威青
- 音乃瀬奏
- 一条莉々華
- セシリア・イマーグリーン
- ラオーラ・パンテーラ
- ジジ・ムリン
- エリザベス・ローズ・ブラッドフレイム
VRChat内の洋館に招待された15名のホロメン。通された大ホール内で交流していると、巨大なスクリーンと共に、「Justice」メンバーからのビデオメッセージが流れます。
内容は、この館にある8つの「フラグメント」を探せば、出口が見えるかもしれない、というもの。この説明を受け、ホロメン達は4つのチームに分かれ「フラグメント」を探し始めます。
配信内で使われたワールドは、ゲーム・謎解きの要素を組み合わせ、エンディングを目指す形式となっているようです。ゲームも謎解きもVRChatでは人気ジャンルの1つで、『メタカル最前線』でもそれぞれで話題となったワールドの特集を組んでいます。
また、今回の主催である「Justice」メンバーや、ホロライブならではの要素もところどころに散りばめられています。
火威青さんは、「Justice」メンバーのラオーラ・パンテーラさんがいるチームに入り、「フラグメント」の捜索を始めます。
配信者に銃を持たせるな!? お祭り騒ぎの前半パート
ラオーラ・パンテーラさんチームでは、VRChat経験者の火威青さんがいることもあり、「フラグメント」捜索を順調に進めていきます。その途中にあった射的ゲームにより、探索とはまた別の盛り上がりを見せます。
この射的は、出現するターゲットを光線銃でとにかく撃ちまくるというもの。ギミックの動かし方を確認している最中に、メンバーがお互いを打ち合う事態が発生!
途中火威さん自身が的になろうとするなど、コミカルなシーンが連続していました。
ちなみに射的の的は、「Justice」メンバーのジジ・ムリンさんが描き下ろしたもの。これもホロライブならではの要素と言っていいでしょう。
射的をクリアしたあとも、メンバーは光線銃を手放さず、積極的に仲間を撃ち合っていました。
本格化するホラー体験、”絶叫する人体”
4つのフラグメントを集めた一同は、後半のゾーンへ突入。前半と比較すると、よりホラーに寄ったコンテンツが並びます。ここでは特に印象的だったシーンとして、謎の人体パーツを集めるアトラクションをピックアップ。
部屋に入ると、目の前には大きな机。その上には、手足をなくした青一色のマネキンが横たわっています。
部屋を見てみると、このマネキンのものらしい手足パーツが点在。これを集めて持っていくと、ピタリとマネキンにくっついていきます。そしてマネキンの全身が集まると、ゆっくりと横たわっていた背中が起き上がり……。
VRChatでは、このようなホラーワールドも人気ジャンルの1つとして様々なクリエイターが発表しています。
配信で見れなかった部分を、あなたの手で
火威青さんの配信では時間などの都合により、ワールドのエンディングまで到達できませんでした。
しかし、配信の最後で「Justice」の皆さんから、このワールドが一般向けに公開される予定であると発表。ホロメンが遊んだワールドを、VRChatユーザーやホロライブファンが気軽に遊べるようになるとのことでした。
今回のコラボ配信で、ホロメンが遊んだあのワールドに行きたい!と感じた方は、改めて”推し”の配信から、VRChatの遊び方や魅力を学びましょう!
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