VRChatのイベント、楽しいですよね!でも、人が多いワールドに行ったらパソコンのファンが唸りをあげて、泣く泣くアバターを非表示に……なんて経験、ありませんか?
デスクトップモードでインした時の、あの棒立ちの気まずさ。フルトラッキングの調子が悪くて、変なポーズで固まってしまう焦り。

そういった多くのVRChatユーザーが感じる悩みを解決する、とっておきの方法があります。それが「メインとは別の、軽量アバターを持つ」という選択です。
この記事では、なぜ別のアバターがあなたのVRChatライフをより豊かにするのか、その明確な理由と、オススメの軽量アバターを厳選してご紹介します。
そもそも別のアバターを持つ必要ってあるの?
別アバターを持つメリットは、シーンに応じた「使い分け」ができるようになる点です。具体的には3つのメリットがあります。
① パフォーマンス激変!大人数イベントでもう重くない
DJイベントや大規模な集会では、「アバターはMediumまで」といったパフォーマンスランク制限が設けられることがあります。また、ランク制限がない場所でも、参加者が多いとどうしても重くなってしまいがちです。
そんな時こそ、軽いアバターの出番です。
自分のお気に入りの軽量アバターを持っていれば、自分の姿のまま、パフォーマンスを気にせずコミュニケーションを楽しめます。「重くて姿が見えない……」なんて悲しい思いをすることもありません。
いつものアバターに使っているカラーリングやアクセサリーなどの要素を盛り込めば、さらに「自分らしさ」を表現できます。
② どんな状況でも気まずくない!「非人型」の選択肢
「今日は作業しながらだからデスクトップでログインしたい」
そんな時に心強い味方になるのが「非人型アバター」です。
フルトラッキングを使用している際に、トラッカーの充電が途中で切れてしまったり、何か作業中だからデスクトップで入りたい! なんて時に、気になるのが周りから見たときの見た目。
トラッカーが飛んでしまい、変な姿勢になっていたり、棒立ち状態で立っているのが気になる! という場合にオススメなのが非人型アバターです。
非人型のアバターは、上記のようなケースでも違和感なく入れたり、ぎこちない感じになっていても可愛く見えるといったメリットがあります。
③ コミュニケーションが円滑に!TPOに合わせたアバター選び
あなたが普段訪れないようなコミュニティに、フレンドの案内で遊びに行くこともあるでしょう。そこでは、人形だけでなく、ロボットやケモノ、不思議な生き物など、多種多様なアバターが使われているかもしれません。
そんな時、その場の雰囲気に合わせた別のアバターを用意しておくと、自然に溶け込みやすくなり、コミュニケーションのきっかけも掴みやすくなります。
実際軽量アバターを使うならオススメは?
どんなイベントでも行けるような気軽さを考えると、ExcellentまたはGoodだと困ることはないでしょう。場合によっては、Goodよりも1つ負荷が重いランクであるMediumでも問題ありません。
ここでは、パフォーマンスランクがExcellentまたはGoodで、オススメしたいアバターを6つご紹介します。どんなイベントでも余裕がありつつも、アバター改変をしてMediumになっても問題ない程度のキャパを持たせられるラインです。
「まるドラ」は「kurekohouse」から発売されている、まるっこいぬいぐるみのようなドラゴンです。色改変が簡単で、常に浮いているため身体が小さなアバターによくある身長差を気にせず会話できるなど、優しい設計が魅力です。

「どうかしてる屋」から販売されている「すやすやうさぎ」。どこか”ふふん”とした表情が愛らしいアバターで、コミカルな表情ともふもふした質感で、周りを和ませる存在になること間違いなしです。

「珍飯亭」から発売されている「Bird/鳥」も、不思議な魅力を持つアバターです。豊富なカラーバリエーションに加え、なんとさまざまな衣装も用意されている(!?)ため、バリエーションも持たせられます。

「rio3d」から販売されている「ぷにぷにあばたー」。有志による改変用テクスチャが数多く配布・販売されており、「推しアバターの姿でどこへでも行きたい!」という願いを叶えてくれます。

「Lethal Cats」から販売されている「ムルル」です。むるっとした独特のフォルム、ぬいぐるみのような質感、そして無表情な顔。思わず撫でたくなる魅力が詰まっています。パブリックアバターとして、VRChat内で使用できますが自分好みにしたい!と思う人はぜひ買いましょう。

「軽いアバターでも美少女でいたい!」そんなあなたに最適なのが、あまとうさぎ様から販売されている「ラスク -Rusk-」です。PC版ではExcellent、Quest版でもGoodという驚異的な軽さを実現。メインアバターのモチーフや色だけを取り入れて、気軽に自分をアピールするのにぴったりです。

状況に合わせて自分のアバターがあると気楽に過ごせるよ
もちろん、一番大事なのは「あなたらしさ」です。たった1つのアバターを愛し、使い続けることも遊び方の1つです。
しかし、状況によって自分にとって不本意だなって思ったときに、さまざまな場面で使えるもう1人の「あなたらしい」アバターを持つ、という選択肢をぜひ検討してみてください。
きっと、あなたのVRChatの世界はもっと広がり、もっと快適になるはずです。
