11月1日、clusterはカメラの新UI、新機能を実装したカメラ2.0をVR版clusterにてリリースしました。
今回のアップデートによって、clusterのカメラ画面は一新し、新機能として被写界深度を操作できるフォーカス機能や、集合写真などに使えるワールド固定などができるレンズモードが登場しました。
今回のカメラのアップデートはVR版clusterのみで、スマホ版とPC版でのカメラのアップデートは近日中に行われる予定です。
今回の新機能であるフォーカス機能とレンズモードを使うと、下の写真のようなものが撮れます。よりさまざまな表現ができるようになったカメラの新機能について見ていきましょう。
近未来的な雰囲気がある新UI
これまで通りにメニュー画面からカメラを起動すると、新しくなったカメラが登場します。近未来的な雰囲気のある新しいカメラでは、レーザーポインター以外にも手につかんでの操作もでき、カメラの角度も自在に変えられます。
カメラ下にある矢印を押すと、左からネームプレート表示、タイマー、フォーカス、レンズモードといった各種機能が使えます。
今回のアップデートから写真のアスペクト比と画面解像度が16:9の1600×900になりました。レイアウトが横長の16:9になったことで、縦撮りが活かしやすくなったほか、集合写真を撮るときにもより多くの人が入りやすくなりました。
配信や集合写真に使える! レンズモード
カメラ下から出せるメニューの1番左にあるのがレンズモード。この機能ではカメラのレンズを自由に持ち出せ、ユーザー追従モードとワールド固定モードの2つが用意されています。
ユーザー追従モードでは、レンズと自分のアバターの位置関係をそのままに、自撮り棒のような感覚で動かせます。画角をそのままにできるので、配信するときに使うといいでしょう。
もう1つのワールド固定では、ワールドに三脚を立てるような感覚で置けて、置いた後は自分のアバターが動いてもカメラの位置はそのままになります。集合写真で使うのはもちろん、1人のときでも自分と映したいもので写真を撮るときにも使えますよ。
被写界深度を使って表現力を上げよう!フォーカス機能
フォーカス機能では被写界深度を使ってボケを使えます。ボケを使っていない写真とボケを使っている写真で比較してみましょう。ボケを使うことで背景がボケて被写体が際立つ形になります。その他にもイルミネーションなどといったキラキラしたものをボケさせることで幻想的な写真にさせるなど使い道は多くあります。
フォーカスには、オートとマニュアルの2つを完備。オートでは勝手にフォーカスしてくれる機能であり、マニュアルではF値やピント位置を合わせられます。オートフォーカスでピントが合わないときなどにマニュアルに切り替えて使ってみましょう。
Twitter上では今回のアップデートで追加されたカメラ機能を活かした写真が多く並んでいます。便利になったカメラ機能を使って、美しいワールドを探して素晴らしい1枚を求めてみたり、これまで以上に思い出の写真を撮ってみたりしてはいかがでしょうか。
●参考リンク
・プレスリリース