11月18日、VRChatで開催する即売会イベント「バーチャルマーケット(以下Vket)」を運営する株式会社HIKKYは、12月6日から21日まで開催する『バーチャルマーケット2025 Winter』に出展する企業ブースの詳細第1弾を発表しました。
今回の発表では、企業向けの展示ワールドとして「新宿」「シンガポール」会場の詳細や、「株式会社ホンダモーターサイクルジャパン」を始めとした企業・団体の展示内容が紹介されました。
今回の企業展示会場のモチーフは「新宿」と「シンガポール」
例年企業が出展する会場には、現実の街がモチーフとして登場しますが、今回のモチーフは「新宿」と「シンガポール」になりました。
「パラリアル新宿」では、東口繁華街、西口オフィス街、新宿御苑、都庁、サザンテラスの5つのエリアを再現し、各エリアはモノレールに乗って移動することができます。文化・エンタメの発信地であり“カオスの交差点”である新宿の街をメタバースで再現した、電脳未来都市になるとのことです。

「パラリアルシンガポール」では、人と自然が調和し、伝統と未来文化が花開く街として再構築。未来的な景色の中に、マーライオンやマリーナベイ・サンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどを再現したランドマークが広がります。“マーライオンゴンドラ”で会場内を周遊するなどの体験ができるとのことです。

企業ブースはライド系が多数展開
株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
今回Vketに初出展する『ホンダモーターサイクルジャパン(以下、HMJ)』は、Hondaを代表するバイク「スーパーカブ C125」と「CB1000 HORNET SP」をパラリアルシンガポールに展示。バイクに乗ってツーリング体験をすることができます。


ブース内には、VRChatのコミュニティ「VRCバイク乗りの集会」とコラボした展示も設置。「VRCバイク乗りの集会」はバイクに興味があるユーザーが参加する700名規模のコミュニティで、HMJ側から国内二輪市場の活性化やバイクが趣味の人々との接点を深めたいという思いから実現したコラボとのこと。今回のような企業ブースの中にコミュニティのブースを展示するのはVket初になります。

スズキ株式会社
こちらのVket初出展の「スズキ株式会社」。電動パーソナルモビリティ「スズライド2」の展示をパラリアルシンガポールに、ハンドル形電動車いす「セニアカー」の展示をパラリアル新宿にそれぞれ出展します。
各ブース内では未発売の「スズライド2」や発売40周年を迎えた「セニアカー」への乗車体験、新しく制定された「特定小型原動機付自転車」の交通ルールを学ぶことができるゲームやアクティビティが体験できます。

日本中央競馬会(JRA)
日本中央競馬会は、パラリアル新宿とパラリアルシンガポールの両会場に競走馬を設置。会場となるワールドを馬に乗って回ることができるようになります。さらにVket Real2025 Winterへの出展し、VRヘッドセットを被りながらロデオマシーンに乗って本格的なジョッキー体験が楽しめるようになるとのことです。

静岡県焼津市
Vket出展ではもうお馴染みの存在「静岡県焼津市」は8回目の出展。朝ドラで話題の明治の文豪「小泉八雲」ゆかりの地として、日本の古い町並みや妖怪をイメージしたブースが展示されます。ブースでは、町中に隠れている様々な“妖怪Vketちゃん”を見つけ出して、妖怪図鑑を完成させるゲームが楽しめます。

静岡県浜松市
4回目の出展となる浜松市は、前回好評だった“出世音頭”を自身のアバターで踊ることができるダンスギミックや、ご当地コンテンツを楽しく知ることができるガチャなどを展示。
また、バーチャル空間で市の職員とユーザーが直接触れ合う交流イベントを今回も実施し、その中で浜松市の魅力を一緒に発信していく「浜松市コミュニティ」の新たなメンバー募集や、コミュニティメンバーを含めたユーザーと市職員との意見交換の場を開くとのことです。

仲村製茶株式会社
静岡・藤枝市の”伝統産業 お茶屋さん”仲村製茶は、パラリアルシンガポールに出展。ブースでは、お茶の製造過程をエッセンスに盛り込んだパーティーゲーム「ChabaCatcher!(チャバキャッチャー)」が楽しめます。様々な障害物をくぐり抜けながら、制限時間内にたくさんのお茶っ葉を集めて競い合うゲームギミックです。
さらにVket Real 2025 Winterでは、前回のV茶に引き続き、ドリンクをサンプリングを用意するとのことです。

株式会社みすずコーポレーション
大豆加工食品メーカーの「株式会社みすずコーポレーション」は、いなり寿司を食べて福を招く、2月11日の『初午いなりの日』の認知拡大を図るため、パラリアル新宿のブースにて『いなり寿司総選挙』を開催。
岩下食品株式会社、株式会社うさぎもち、株式会社新進、株式会社スギヨ、株式会社はくばく、フジッコ株式会社の食品メーカー6社が考案したいなり寿司からお気に入りを投票することができます。
いなり寿司を食べると耳が動く“狐耳”や、いなり寿司に包まれた“いなりVketちゃん“も再登場するとのことです。

この他にも、数多くの企業が出展予定とのことです。出展ブースについては随時詳細が発表されます。
参考リンク
・プレスリリース(企業ブース詳細発表)
・プレスリリース(ホンダモーターサイクルジャパン出展)


















