3月8日まで、バーチャルピューロランドではバーチャル音楽フェス「Sanrio Virtual Festival 2026」が開催中です。
各アーティストの初回公演は終了しましたが、現在は2回目以降の公演や、会期終了後のタイムシフト上映が控えています。
イベント後半のアーティストステージは、半日かけて上映される長丁場のスケジュールです。「気になる人だけ見よう」と思っても、判断材料が欲しいところ。
そこで実際にステージを観てきた筆者が「VRで体験したい」「事前告知以上に魅力が詰まっている」の2つで独断選出したオススメのステージを紹介します。
VRで見ておきたい!アーティストたち
今回披露したステージの中で、VRで体験できる機会を逃すのはもったいない、そんな感じに思えたアーティストをピックアップしました。
memex
まずは公式から出ているダイジェスト動画を見てください。
カーソルが出て、何やら操作している。驚くほど何やっているのか分からない内容です。これは撮影した人が悪いわけではなく、そうなるのも仕方なしの内容です。
今回のmemexは、アーティストのパフォーマンスというより、クリエイターの実験場に連れてこられた内容です。
もともとmemexは、技術力を活かした革新的な遊びを持ち込むアプローチがあるアーティストです。
そんな遊び心のあるアーティストが、自らを自由に弄れる物とみなして、配置を自由に変えたり、2人が大きくしたりと好き放題な変化を加えていきます。memexがステージの演出をどうするかを試行錯誤している現場に巻き込まれている、そんなステージです。
刻々と変わっていく状況に立ち会うことで楽しめる内容だったので、ぜひとも現場に、VRで立ち会ってみてください。
舞色
筆者としては、ステージを活かした演出がサンリオVfesで楽しみにしている要素だったりします。今回のアーティストでは、舞色のパフォーマンスで見せた演出が光っていました。
中でも、今回のステージを最大限に活かしたスタートから始まり、何事だと思わせてくれます。
そんなこと言い出すとインパクトが薄れるのではないかと思いますが、少し違っています。
このパフォーマンスの魅力はアーティストの心象風景を投影し、いかにして盛り上がっていくのか。その過程の歩みがパフォーマンス全体を通じて表現していることにあります。
テーマとも言える創作に対して向き合うことは、サンリオVfesでもパフォーマンスの披露やコンテンツ制作をしてきたキヌや、サンリオVfesでパレードとして上映している『SHOWBYROCK!! ましゅまいれっしゅ!! キセキかもしれないレゾナンス』にも通ずるものであり、サンリオVfesらしさを色濃く反映した内容とも言えます。
観客を驚かす演出と訴えかけてくる創作への真摯な向き合い方。まさにサンリオVfesの文脈を汲んだ、期待に応える熱いステージです。
3/7 17:00
3/15 10:00
コンテンツを知らなくてもオススメしたい! IP系ステージ
サンリオVfesのステージにはメディアミックスやVTuberなどの展開をしているステージもあります。知らないとつまらないじゃないか、そんなこと言えなくなるパワーがあるステージを紹介。
ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 3DCG from HYPED-UP
『ヒプノシスマイク』と聞いて、作品を知らないから見なくていいと思わず、とりあえず30分ずっとラップが聴けるぐらいのノリで大丈夫です。
実際に筆者もほとんど知らなかったのですが、ステージを見たら大満足できるほどファン向けに留まらないド直球な面白さがありました。
構成としては各ディビジョン(グループ)ごとに1曲ずつ披露するメドレー形式。総勢で6チーム18名が披露するので、目まぐるしくキャラクターたちが入れ替わって出てきます。
中でも注目したいのが、前面にはキャラクターの立つステージ、背面には巨大化したキャラクターがダイナミックにリリックとカメラワークとともに大迫力に登場するステージ構成です。

前面のステージでフォーメーションを楽しみつつ、背面でキャラクターがアップで迫ってくるのを楽しめるので、とにかく目が離せない場面だらけでした。基本的にはキャラクターの動きは前と後ろで同じではあるものの、ステージ構成も相まって1つのステージで2つ分の情報量が詰め込まれています。
ステージ入れ替えで交代するときにキャラクターがワチャワチャする動きが見られたり、パフォーマンス終了後には各ディヴィジョンのロゴが立ち並ぶと、かなり至れり尽くせりな内容でした。

3/8 19:30
3/16 12:30
SOS団
2000年代のアニメ、ライトノベルを代表する『涼宮ハルヒの憂鬱』がサンリオVfesのステージに来ました。アニメが20周年を迎えたこともあり、3Dモデルの姿でSOS団の面々が勢揃いしています。
内容としては、パフォーマンスもこなしつつも、ハルヒらしくキョンによるモノローグやSOS団の掛け合いについても結構な時間を割いて行ってくれます。
新作短編とまでいくとハードルが上がりすぎてしまうものの、それでも1つのステージにここまでやってくれるのかと思える気合いの入った作りです。作品を大切にしてくれた構成なので、楽曲披露だけかなと思わず、ぜひ見てもらいたいステージです。
そして、長門有希がサンリオVfesとは何か淡々と説明しだすのはこのステージだけ!
3/7 21:00
3/15 14:00
サンリオを楽しみたい! サンリオ要素満載のステージ
サンリオVfesのステージの魅力、それはサンリオキャラクターズとの掛け合いも1つに入るはず。アーティストの好きなキャラクターと横に並んで歌を披露するのは見どころです。サンリオの要素が盛り込まれたステージをピックアップ。
周央サンゴ
このサンリオVfesのアーティストステージは、おそらく30分を上限に構成が組み立てられています。時間をどれほど使うかは、アーティストによってまちまち。
ですが、この周央サンゴのステージは1人のサンリオオタクが30分の枠をいただいて、サンリオへの想いとサンリオ関連の楽曲好きに歌えるぞ〜って喜んでいる時間です。
この周央サンゴはサンリオ好きとして知られているVTuberです。3Dお披露目配信でも大好きなポチャッコと交流して大喜びする場面もありました。もちろん今回のパフォーマンスでもあります。筆者個人としても遂にンゴちゃん(愛称)来たかといった感じでした。
MCパートでサンリオオタクの語りに熱が入った結果、時間ですと催促され話を終わらせるほど。時間の上限については、薄々観客でも理解しているものの、まさかのアーティストの口から突然話しだす前代未聞なステージです。
ですが、選曲に関してはそれだけ真剣に向き合っている姿はありました。サンリオオタクがサンリオが主催するサンリオVfesのステージで何を選ぶのか、選曲のチョイス含めてぜひ見てみてください。
タイムテーブル
3/7 21:30
3/15 14:30
KUROMI
今回のクロミはアーティストのKUROMI。
実は2025年にMr.Childrenなどの所属するTOY’S FACTORYよりメジャーデビューして本格的に音楽活動をスタートしています。
衣装や披露する楽曲も当然のことながらアーティストのKUROMI仕様となっています。
サンリオのキャラクターたちは、サンリオVfesだけで見てもパレードやアーティストとのコラボなどで歌を披露する機会自体はそれなりにあります。なので、ある程度コンテンツに触れている人にとっては、なんとなく耳に残っているのではないでしょうか。
サンリオVfesやバーチャルピューロランドでキャラクターたちに慣れてきた人だからこそ知ってほしい、今駆け抜けているアーティストのKUROMIの姿が詰まっています。元々持っていたワガママさ、ハートの強さがより全面に出ているので必見です。
3/7 19:00
3/15 12:00



















3/8 18:30
3/16 11:30