3月20日から4月5日まで、VRChat上で「バーチャルホビーフェス2026」が開催されます。
このイベントは、プラモデルやフィギュア、モデルガンなど、ホビーに関連する22の企業が出展し、各社のブースが勢揃いする内容となっています。公式ページに並ぶロゴの一覧を見れば、きっと誰もが見知った名前があるはずです。

……端的に言えば、各ブースを巡って楽しむタイプのワールドです。「とりあえずみんな行ってみよう!」で済む内容のはずでしたが、メディア取材に参加して、その考えは変わりました。
「思っていたよりも、とんでもない『お祭り』をやっているな……」
というのも、公表されている参加企業の一覧は正しい情報ではあるものの、それだけではイベントの真の実態を説明するには足りないからです。実際に一歩足を踏み入れて目にするのは、参加企業のラインナップから想像できなかった出展物でした。
各企業がブースを構えているのはもちろんですが、そこで取り扱われている作品・コンテンツの幅が想像よりもある。VRChatというプラットフォームにおいて、公式がごった煮状態で一堂に会する光景は、なかなかお目にかかれません。
なので、「ロボットとか銃とか興味ないし……」と思っても意外と楽しめるフックがワールド内で至るところにあるのです。人気のマンガやアニメを知っていればまったく分からないことにはならないはず。
内容を見ていくと、プラモデルやフィギュアといえば連想される『ガンダム』や『エヴァンゲリオン』といった王道タイトルはもちろん網羅されています。


ただ実際に中に入ってみると『ワンピース』や『ゼルダの伝説』など、商品展開する作品だとそこまで出てきてしまうのかといった驚きに溢れています。当たり前ですが、漫画やゲームなど、色んなキャラクターがフィギュアなどになっているわけなのでこの作品もあるのかと驚くばかりです。知っているものもきっとあるはず。


取材の中で、このイベントを実現させるための版権元との調整が大変だったと語られていたのですが、実際の展示内容を見れば納得の内容です。
次回も同じ内容で開催できる保証はない、まさに一期一会の「お祭り」と言える内容です。
ここからは、メディア取材で実際に体験したブースの中からピックアップしてご紹介します。
タナカ
ガスガンやモデルガンを製造するメーカーのタナカのブースです。こちらでは、タナカワークスによる完全監修のVRChat内ギミックのリボルバーが販売されます。

販売されるのは、西部開拓時代にも使われていたコルト・シングルアクションアーミー、通称「ピースメーカー」です。発砲ギミックはもちろん、ガンスピンのアニメーションや二丁拳銃モード、専用の革製ホルスターの付属など、かっこよく使うための仕掛けも用意されています。

販売はBOOTHで行われ、バーチャルホビーフェス開催期間中は限定価格となります。ワールド内で実際にテストすることも可能です。
メガハウス
メガハウスでは、冒頭でご紹介した「るかっぷ」シリーズ以外にも、番犬ガオガオが超巨大となって登場するブースもあります。

VR向けに超巨大となった番犬ガオガオ。取材での説明によると、実際のものに比べて高さが56倍、質量にして約12000倍と、噛まれたらもう終わりのスケールです。番犬ガオガオは、アバターやワールドギミックとして使えるものが販売されます。

S14
エスワンフォーからは、クッピーラムネとコブラの展示物が登場。どちらも世界観に浸れる作りになっています。

クッピーラムネでは、パッケージに登場するキャラクターのフィギュアに触れられるほかパッケージをバックに撮影できるフォトスポットも用意されています。


そしてもう一方のコブラでは開発中の作品が展示されているほか、そもそもネットミームでしか知らない人のために丁寧にコマが置かれています。改めてみるとページ単位すらも知らない人がいるかもしれませんね。

丁寧にも切り抜かれた吹き出しとペンがあります。大喜利ができます。

Prime1Studio
合同出展のブースの中からPrime1Studioの出展物を紹介。スタチューをスキャンしたものが展示されています。

「バーチャルホビーフェス2026」ではさまざまなフィギュアがスキャンされて手に取れたり、展示されたりしていますが、その中でもPrime1Studioはスキャン越しでも分かるディティールの細かさが伝わってきました。

VRも実物も見てみたいと思わせるパワーがありました。実物に関しては新宿に実店舗があるため、行ける環境の人は行ってみるといいかもしれません。

タカラトミー
タカラトミーからは、ゾイドシリーズに関する出展が行われています。

巨大スケールでライトアップされているゾイドの3Dモデルが展示されています。「ジェノブレイカー」を操作できるギミックも後日販売を予定しているとのこと。

動き出したり、搭乗できるギミックがあったりと、「バーチャルホビーフェス2026」の中でも随一の巨大なスケール感が伝わってくる展示物です。
会場や開催期間中のイベントにも遊び心あり
「バーチャルホビーフェス2026」の開催期間中には、運営スタッフによる公式インスタンス、イベントツアーが開催されます。バーチャルホビーフェス公式Xで告知されるためチェックしましょう。

「バーチャルホビーフェス2026」では今回紹介していないブースや仕掛けもあります。中でも、会場の終わりにある仕掛けは大仕掛けものとなっているので必見です。この記事では紹介しないのでぜひ自分の目で確かめてみてください。


「バーチャルホビーフェス2026」は3月20日から4月5日まで開催中です。数多くの版権を集めたごった煮イベントであり、もし来年バーチャルホビーフェスが開催できたとしても同じような内容になることはない「お祭り」とも言えるでしょう。一度きりのイベントだと思いますので、ぜひ期間内に行ってみてください。
ちなみに行く際は、事前にダウンロードをオススメします。1.03 GBの大ボリュームのため、ダウンロードだけで時間が掛かります。


















