猫日和きゃりこ、イマーシブシアターVR劇団「#体験型VR演劇 晴れときどき猫団」を立ち上げ 初公演は今年初夏

VSingerの猫日和きゃりこさんは2月10日、イマーシブシアター形式の演劇を公演することを目的とした新たなVR劇団「#体験型VR演劇 晴れときどき猫団」を立ち上げたことを発表しました。公演は「VRChat」をはじめとしたソーシャルVRにて行う予定で、初公演は2023年初夏を予定しています。

「VRでイマーシブシアターをやってみたい」

イマーシブシアターとは、通常の演劇と異なり観客みずからが演者と同じ目線に立ち、自らも行動することでアクターとの会話に参加できたり、ストーリーに介入することもできる演劇ジャンル。客席とステージに境目がない、イマーシブ(没入型)な体験型演劇を特徴としています。

そんな「イマーシブシアター」を、VRでやってみようという試みがこの「晴れときどき猫団」です。物理世界でできることをそのまま映そうとするのではなく、ソーシャルVRだからこそできる表現をやってみたい。イマーシブシアターこそ、インタラクティブなVRで行う価値があるのではないかという想いがあるとのことです。

今後の公演について

初回公演は「VRChat」にて、2023年初夏に行う予定です。テーマは「学校」、少しミステリーもしくはホラー風のストーリーとなる予定とのこと。現在鋭意制作中のため、参加方法などは追っての発表となります。

なお、今後のストーリージャンルはミステリーやホラーのみではなく、必ずしも謎解き要素やロープレ設定があるものでもありません。

普段VRで過ごしているあなたのまま、少しだけ非日常のストーリーへ入ってみませんか?

代表よりコメント

猫日和きゃりこ

テーマパーク・体験コンテンツ好きのため、VRでもイマーシブシアターをやってみたい!とつぶやいた所、演技・表現においてものすごい歴や技術をお持ちの方々が集まってくださいました…。恐縮の限りです。

ただ、リアルでできることの再現だけではなく、VRでやることに意味がある表現をやってみたい。という気持ちはずっと持っています。それは自らのVSinger活動においても同じで、今後叶えていきたいものであることは確かです。

まずは気軽に参加いただけるサイズの作品から、可能性を探っていきたいと思います。よろしくお願いします!

晴れときどき猫団 メンバー(2023.2.10時点)

団長/ディレクター/制作全般:猫日和きゃりこ
アクター/脚本演出家(ドラマトゥルク):yoikami-よいかみ [カソウ舞踏団 団長]

ききょうぱんだ [ぱんだ歌劇団 座長・脚本]
もちはむ [ぱんだ歌劇団]
える [劇団四頭筋 座長]
HONI
てつじん(Tetsujin)
オリエもん
なめこ
Kazuki Miyata 宮田和樹 [青山学院大学総合文化政策学部デジタルストーリーテリングラボ主担当教員]
Kaz_Nog
こたのわ
デルチ
DrNyao
ひびき
みとちゃん
みぬこ
むぎせんにん
めぐたん(めぐみあやせ)

●参考リンク
公式サイト
公式Twitter
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ABOUT US
アシュトン「メタカル最前線」初代編集長
2021年3月より「VRChat」はじめソーシャルVR/メタバースの魅力を発信するメタバースライターとして活動。週100時間以上仮想空間で生活する「メタバース住人」として、AbemaTV「ABEMA PRIME」、関西テレビ「報道ランナー」、TBS「サンデー・ジャポン」ほか多くのメディア取材を受ける。2022年4月に「メタカル最前線」を創刊。